新しい1年が始まります。
去年から続く1年であると同時に、来年へと続く1年です。
大事な1年を始めるにあたり、まずは争点を整理しましょう。
●きらりん☆レボリューション
掲載誌「ちゃお」。玩具スポンサー「タカラトミー」。
ご存じ「SplashStar」を事実上の打ち切りに追い込んだ宿敵さん。
現在放送中の第三期ではフル3Dに移行して話題になりました。
またメイン玩具「スターライトタンバリン」を活かしたダンスレッスンを劇中で開始。
イベントでは元気に踊るファンが圧巻です。
●Disney マジカルダンス オンドリームステージ
ディズニーキャラクターが総出演。
カードゲームとダンスゲームの要素を合わせてアミューズメントで大活躍。
漫画版は「なかよし」掲載。提供は「SEGA」。
●極上!!めちゃモテ委員長
09年度春からアニメ開始。
掲載は「ちゃお」。提供は不明なれど、おそらくは「タカラトミー」。
劇中の小コーナー「美を高めるためのワンポイント講座」が売り。
次の戦いの舞台は「ダンス」と「自分コーデ」。
新しく「プリキュア」の名を継いだ娘さんたちの、新しい戦いが始まる。
「バンダイ」と「なかよし」の看板を背に負って。
■フレッシュプリキュア! 第1話「もぎたてフレッシュ!キュアピーチ誕生!!」
応募資格「ダンスを踊れること」。
そんなオーディションを勝ち残ったのは三人の娘さんでした。
過酷な戦いに身を投じるフレッシュな娘さんたちは次の方々。
【桃っぽい人】
フルネーム・桃園ラブさん。酷いネーミングです。
もう頭の中まで、どピンクな感じ。
全身からあふれ出る色香は、フレッシュどころの騒ぎではありません。
特筆すべきは歴代ヒロイン様と比べた性格。
桃園さん:
「うまそー!」
「おいしそー」ではありません。「うまそー」。
美翔さんがお口をパクパクしてる様子が目に浮かびます。プ、プリキュアなのにその言葉づかいは…。
でもそれくらいパワフルじゃないとこれから先は生き残れない。
【蒼っぽい人】
ッ!彼氏持ち!!
思わず美翔さんの目も真丸。え?いいの?プリキュアなのに?
って、この新プリキュアの応募要綱、資格に「シングルであること」の項目が抜けてる!ちょっ、これミスプリ!!
法の目をかいくぐるようにしてプリキュアさんに潜り込んだ蒼乃さん。
しかも来週はいきなり入浴シーンに水着シーンを公開なされるようです。
な、何を考えてるんだこのプリキュアさんは…。
【祈りっぽい人】
驚異の前評判を誇るパイン娘。
物凄く美味しそうな香りがします。
でも美味しそう過ぎて釣り針が隠れてるような気がしてなりません。
怖い…。一回りしてこの娘が怖い…。
早く彼女のメイン回を見て楽になりたい…。
【敵さんその1】
桃園さんは道にお迷いになられました。
辿り着いた先は謎の洋館。そこは敵組織の本拠地でした。
先輩プリキュアさんが半年はかかっていた「本拠突入」をわずか1話で…。
敵さん:
「…あれが今日のお客様か」
普通に生計立ててます。セールストークもばっちりで、売りこみ方もお上手。
まずいです。この人たち苦労してそう。
フレッシュと言いつつ爛れてる三人娘よりも好感度が…。
(注:コーヒーです)
敵さん:
「………。」
敵さん:
「よくこのようなモノが飲めるなこの世界の奴ら…!」
頭が気の毒なようでした。常識が、足りていない。そのくせ素直。
まずいです。この人たち、脳が愉快。
フレッシュと言いつつスレてる三人娘よりも好感度が…。
【敵さんその2】
今回の敵組織さんは「ラビリンス」。
総帥の名前は「メビウス」さん。
なんで知ってるかというと、ご本人が自己紹介したからです。
メビウスさん:
「我が名はメビウス」
「全世界の統治者なり」
また、初めに遭遇した敵幹部さんの名前は「イース」様。
メビウスさんの忠実な下僕だそうです。
なんで知ってるかというと、ご本人が自己紹介したからです。
イース様:
「スイッチオーバー」
「我が名はイース。ラビリンス総統・メビウス様が下僕…!」
周りには誰もいないのに、何でこの人たちは名乗りを…。
どうもラビリンスでは自己紹介がブームなようです。愉快な組織だ。
一見クールそうに見えるイース様も、客商売の出来るお方。この人たちは本当に敵なのか。
【敵さんその3】
敵さんの目的は不幸を集めること。
美翔さんだと惨敗しそうです。
おお、すごい勢いで不幸メーターが!
ナケワメーケ。
困ったことに、今回の敵さんは民間人に優しくありません。
うやむや異空間なんてものはない。
上述の間抜けぶりを見ると、多分そんな発想も技術もないんだと思う。
不幸を集める→不幸メーターが上がる→インフィニティ出現。
それが敵さんの辿りたいプロセスのようです。
今までと違うのは、
「目的達成にプリキュアさんが直接かかわってない(彼女たちのアイテムや謎生物目当てではない)」
「敵のポイントが減らない(集まった不幸メーターはそのまま)」。
果たしてそれがどう影響するのか。
まぁご丁寧に目的とギミックを説明していただきましたが、桃園さんたちがそれを認識するのはいつになるやら。
夢原さんの実績を思うと、最後の最後まで「不幸メーター?なにそれ?」で終わりそう。
【頼れる玩具】
携帯です。
携帯電話ではありません。携帯手帳です。
間違ってもらっては困る。
頑ななバンダイ様の態度が見え隠れしますが、ベースはしっかり携帯電話。
なんと今年のプリキュアさんは、デフォルトで携帯電話を持ってます。連絡を取り合えます。
嗚呼、また美翔さんがわなないてる。プリキュアは…携帯電話なんて持っちゃ…ダメなのに…。私たちがどれだけ苦労したと…。
桃園さん:
「もしもーし!…ダメ、通じない」
携帯があるのでどこでも電話できる。
敵に襲われても、即行で警察に通報を試みる新生プリキュアさん。
こ、この娘たちは危険だ…!
【桃キュアさん】
もぎたてです。
もいだその時から腐敗が始まるのですが、これから1年果たして持つのか。
思わずハラハラしてしまいます。が、頑張って桃キュアさん!
第7期を目指した戦いは、今このときから始まってる
手を打ち鳴らすところが素敵ですが、ちょいと地味な感じが拭えない変身シーンと必殺技。
まぁ初回からそこで飛ばすと、後々インフレしますしね。
まだ隠し玉があったりするんでしょう。
【そしてプリキュアさん】
プリキュアレジェンド。
えらく壮大な名乗りをしたはいいけれど、なんと民間人に即時認識されてしまいました。
しかもこの娘たち「正体バレたら恥ずかしい」とか微塵も思わなさそうです。
蒼っぽい人なんて、即座にプレイに利用しそうな有様。
今から1年後、私たちの知ってる「プリキュア」は崩壊してるのかもしれない。
【オープニング】
歌うのは一昨日16歳になられたばかりの現役女子高生様。魅惑のお姉さんです。
歌詞の「バージョンアップ」がいかにも第6期て感じで好き。
完全新作じゃない。今までの歴史を積み上げた、偉大なるバージョンアップ。
ここから第7期にもつながるんだ。
…あと、歌詞に「はじける」とか入ってるのが気になりますね。
今回のプリキュアさんは果物系ばかりですし。。
楽屋裏で檸檬が超先輩面してそうで、軽くイラッとします。
どうせ今回のプリキュアオーディションも抜け駆けして受けたんでしょう。
4人目のプリキュアには、果物&はじけるの私!て感じで。
そして落ちたんだ。いつものように。
【エンディング】
3Dだとッッッ!!
やられた。試写会でもEDを隠すと思ったら、こんな飛び道具を…。
この横暴に、あの神たるきらりさんまで心なしか顔が歪んでます。
これが…バンダイ様と東映アニメ様の技術力…。
ちゃんと可愛いです。そうか、EDに全力投球したんだなスタッフ様。
お、おぉ…。ここに来て初めて、きらりさんに痛烈なカウンターが突き刺さった…。か、勝てる。勝てるかもしれない…!
あの夢原さんでさえ引き分けが精一杯だったのに…。
三人娘の評価が格段に上がりました。この娘たちは、できる子だ…!
…ちなみに本日12時から「きらレボ」コンサートの先行予約が始まります。
きらりさんもただで終わる気はない。
激戦は、今ここで行われてるんです。頑張れ桃園さん!チケット申し込んだけどさ!
【第1話感想】
「SS」→「プリ5」の時よりも大きな大きな変革。
本当にこれで1年戦えるのか、先が全く読めません。
でもおそらく1か月もすればこれが標準になるんでしょう。
まずはフレッシュな方々のフレッシュな言動を温かく見守りたいです。