・ふたりはプリキュア Splash Star 第15話「ソフトボールは親子の絆 」
大変です。
雪城さんのスキャンダルが暴露されてしまいました。
戯れにちょっと大人な仕事をしたことが、ビジュアルファンブックに掲載。
一体これはどうなってるのか。
雪城さん:
「……そういう種類のお仕事はひかりさんに一任してますから」
九条さん:
「ぅえぇ!わ、私ですか!?」
可愛そうな九条さん。
でも、あの美翔さんの追及の手がその程度のことでゆるむとも思えません。
今頃は、鬼の首を取ったようにはしゃいで追い込みをかけているに違いありません。
そんな余裕が見せる業か、今日の美翔さんは心穏やか。
授業中に豪快に居眠りをかます日向さんのことも、生暖かい視線で見守ってあげられます。
なお、日向さんが爆睡するのは、近くに迫ったソフトボール試合の練習の疲労のため。
日向さん:
「絶好調ナリ!」
そんな様子を影から伺う新幹部ドロドロンさん。
土属性なだけに地面から顔だけ突き出してますが、女子中学生の部活風景を覗くその様子は変質者にしか見えません。
それはともかく早速、いつものように攻撃をしかけようとしますが…。
ざっ。突然、目の前に現れる人影。
霧生さん:
「は~い、ドロドローン♪」
この瞬間、霧生さんに惚れました。なにその性悪な笑み。
今後は私は霧生さん派で。
スキャンダルまみれのプリキュアさんには愛想がつきたのです。
そんな霧生さんからのアドバイス。
『ソフトボールの邪魔をすればプリキュアの強さを奪える』
素直なドロドロンさんは早速それを実行。
微小ウザイナーを日向さんのグローブに潜り込ませると、彼女の投球をことごとく妨害。
結果、いつも通りに投げているのに、何故か暴投の連打。
これには日向さんも激落ち込みまくり。
日向さん:
「絶不調ナリ…」
かつてないほどの繊細な作戦は、かつてないほどの効果をあげました。
すごい。今度の敵は一味も二味も違います。
なんかドロドロンさんの立ち位置が確立してしまった気がする。
その夜。明日に控えた試合の不安に怯える日向さんは、悪夢にうなされまくり。
これもこれで斬新な演出です。
プリキュアさんは新しいお芝居を覚えた。試行錯誤が続きます。
眠れない日向さんは、遅くまでお仕事をしていたお母さんに不安を吐露。
人から指摘されて気がつきましたが、今日は母の日。
丁寧に季節イベントを消化してきてます。
娘のピンチに、母は自分が使っていた昔のグローブを娘へ。
母:
「明日の試合はこれを使いなさい」
ドロドロンさんの策、存在に気づかれることもなく、破綻。
翌朝。そこには気分一新、意気揚々と試合会場へ向かう日向さんの姿が。
もうすっかりスランプから脱出しています。
というか、元々使用していたグローブに問題があっただけなのでそれを換えれば即解決です。
やむなく、ドロドロンさん自ら日向さんたちの前へ。
ドロドロンさん:
「…自分のグローブを使ってください」
策に溺れてやがる。
が、当然ながら日向さんにはそれに従う理由もなく。
仕方がないのでいつもように真っ向からの戦闘開始。
潜んでいたグローブから飛び出し、巨大化するウザイナー。
美翔さん:
「!! じゃあ、咲の調子が悪かったのも…」
ドロドロンさん:
「そうです。僕の作戦です」
美翔さん:
「…なんてことを!」
美翔さんの怒り方がちょっとかわいい。
怒りの赴くまま、強引な攻撃をしかけてくるプリキュアさん達に、ドロドロンさんもたじたじ。
一気に追い詰めるととどめの一撃。
花&羽キュアさん:
「やー!!」
蹴った。誰がどう見ようと蹴りました。
これはスキャンダルです。大ピンチです。
でも、蹴った瞬間に見えたスパッツに気をとられてたので、僕は何も気がつきませんでした。
一方、霧生さんたち。
圧倒的な戦力でドロドロンさんを撃破するプリキュアさんたちを遠目に観察。
今のところ、敵意よりも好奇心の方が上回っているようです。
霧生さんその1:
「意外と強いのね」
霧生さんその2:
「ドロドロンが弱いのよ」
やっぱり、この二人がとても可愛いのですが。
さて、肝心のソフトボールの試合には無事に勝利。
こいつら確か万年初戦敗退校では。
ピッチャー・日向さんの化け物ぶりが際立ちます。
次回は、健太くん&美翔さん兄の話。
何気に修羅場です。
当事者達は、全くその状況に気がついていませんが。
ところで、「プリキュア」の見所といえば、「次回予告」の夫婦漫才もその一つ。
MaxHeart時代の、雪城さんの冷たすぎる突っ込みには毎週どぎまぎしていたものです。
SplashStarになってから、ちょっとキレが落ちてがっかりしていたのですが…。
日向さん:
「夕日に向かって全力疾走!」
美翔さん:
「ああっ!でもそっちにいるのは!」
日向さん:
「う、ウザイナー!?」
美翔さんの振りが酷い。ちょっと吹いた。
で、冒頭のスキャンダルはVol.2掲載ですか?