穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
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アンコールが始まったらイイナ!

2006年03月26日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・おねがいマイメロディ 第52話(最終回)「夢の歌が届いたらイイナ!」

なんて綺麗なサブタイトル。


マイメロが特訓を終え、無事にタクトを振れるようになったので、
満を持してダークパワーの精に特攻。
ダークパワーの曲により滅亡の淵にある地球を救うべく、ドリームパワーの大合唱開始。

(歌詞一部)
 『すきすきときめき気づいてた♪
  どきどききゅんきゅん聞こえてた♪
  こころがこころがじたばた♪じゃじゃ馬ハート♪』

轟く電波ソング。
天敵であるはずのその曲に晒されたダークパワーの精、
ダークパワーの曲で対抗しつつ、一言。

ダーちゃん:
 「…勝ったな」

相手のあまりの電波歌詞ぶりに、思わず勝利宣言。
そして始まる歌合戦。
マイメロのタクトから発する光がダークパワーの障壁を突破、弦を焼ききります。

それ、歌合戦じゃない…。

反撃とばかりにダークパワーの精も物理攻撃。
襲い来るダークパワーの攻撃の前に、歌は中断。
これではお歌に集中できない!

…なるほど。ぴちぴちボイスを搭載できてもライブステージがないとこうなるのか。

そのダークパワーの猛攻を懸命に食い止め、
最後の合唱に全てを賭ける人類&マリーランドの住人たち。
 「歌って!」「歌え!夢野!」「歌ってくれ!」

 (歌詞一部)
  『はばたけしゃらんら恋の羽♪
   とびこめちょこりんマーメイド♪
   恋した乙女はオールオッケー♪』

…なんだこの強烈なデジャヴ。電波歌詞の中に『マーメイド』とかいう不穏当な単語が混ざってたのは故意犯か。

 (歌詞一部)
  『とびきり素敵な思いなの♪とびきり無敵な私なの♪
   本気よ本気なの覚悟して~♪
   あなたのハートはインモラルー♪
   おいたはダメなの王子様♪』

熱唱は続きますが、ダークパワーの前に風前の灯。
勝ち誇るダークパワーの精ですが、彼は忘れていたのです。
彼の憑依先であるところの、柊先輩の歪んだ性癖を。

面白い顔コレクターであるところの柊先輩が、この異常事態に寝ているわけがありません。
電波ソングは闇に沈む彼の意識にも届き、覚醒。
彼の耳に響く、ダークパワーの曲とドリームパワーの曲。

(ダークパワーの曲に対する感想)
 「醜い曲だ。これが僕のマイメロディか」

(ドリームパワーの曲に対する感想)
 「…。……。………っ!」

消去法でドリームパワーの勝ち。

ですが戦局はダークパワー優勢。
歌合戦の合間の物理攻撃が厳しすぎます。
ライブステージ抜きの歌合戦がこんなにシビアなものだったなんて…。

止まらないダークパワーの猛攻の前に、ついに力尽きる人々。
その中でも、さりげなく不幸な加納さんが可愛くて堪りまりません。
あの娘の不幸ネタはいつまで引っ張るつもりなんだろう。

次々と倒れる親しい人を前に、主人公様たちも戦意喪失。
歌詞が電波なだけにテンションが落ちるとどうにもなりません。
そんな中、最初に立ち直ったのは……姉。

姉:
 『きらめく思い出 始業式♪
  やさしい思い出 部活動♪
  悲しい思い出 ひきこもり♪』

朗々と電波ソングの独唱開始。悲しみを堪えてのお歌ですが、歌詞が歌詞なだけに涙が止まりません。

その勇姿に打たれ、皆も再び立ちがり合唱再開。

 (歌詞一部)
  『私のなみだはブリリアント♪
   あなたの涙は波しぶき♪
   ラブラブミラクル見えるかな♪』

けれど、それでもやっぱりドリームパワーは劣勢。

マイメロ:
 「神様、みんな、お願い、力を貸して…!」

一瞬、脳裏によぎる『キティ降臨』の二文字。
辺境の地にて孤軍奮闘してきたマイメロ。ついに猫に救援を仰ぐ。
が、恐怖に麻痺する頭蓋に届いたのは別の恐怖。

マイメロ:
 「テレビの前のみんなも一緒に歌ってね♪」

流れる歌詞テロップ。

 『アナタの流した涙が 旗印
  あばたもえくぼよ 大丈夫
  気に気にしないで むしろして』

なんて子供番組っぽい展開!
でも、子供向けのつもりなら、歌詞に『ひきこもり』だの『あばたもえくぼ』だの入れるな。
お子様に何を歌わせる気か。幼児向けをネタにした、悪質なブラックジョーク。

 (歌詞一部)
  『ラブラブハッピーメモリアル♪
   覚えているのよアナタだって♪
   めろめろメロディめろりんきゅん♪
   ドリームドリームおんじょろげー♪
   本気よ本気ね早く抱きしめてー♪』

全国のお子様…のふりをして視聴を続ける大きなお友達の声援が届き、ドリームパワーが増大。
劣勢に陥るダークパワー。悪夢を振り払い、自由を取り戻す柊先輩。
そしてついにドリームパワーが全てを包みこみ…

…と、そのとき!

 (画面上部テロップ)
  『テレビ東京地震情報
   9時44分ころ、北陸地方で震度3の地震がありました
   各地域の最大震度は次の通りです
   震度3 石川県能登』

最終回の決めシーンで地震テロップ!
よくやったマイメロ!頑張ったスタッフ!それでこそリアルタイムで見ている意味がある!
NHK大河ドラマや、「東京ミュウミュウ」に続く快挙です。

しかもよりにもよって場所がそこか。能登かわいいよ能登。
おまけに劇中でも地殻変動が起こって温泉が湧き出る始末。
なにこの素敵なコラボレーション。

「マイメロ」スタッフに心からのおめでとうを送る私をよそに、ドリームパワーは地球を席巻。
夢を失い抜け殻と化してた人々も元に戻り、再び希望に包まれる世界。
そんな中、最後まで不幸ネタで落とされた加納さんに乾杯。

これで一応の最終回ですが、早々に二年目を決めていた「マイメロ」にとっては通過点。
主人公様の恋愛騒動の決着は次シリーズに持ち越し。
普段から無茶苦茶やってるせいもあって、いまいち『最終回』の雰囲気もないまま新編へ。


次回:
 新番組「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル!」


歌ちゃんを!くるくる!シャッフル!

意味が分かりません。
それに、めぼしいネタの大半を使い切った後の追加一年は相当ヘビーなはず。
ネタは続くのでしょうか。

 新番組第1話「マイメロに会えたらイイナ!」

いきなりサブタイが被ってます。頑張れスタッフ。まだまだ折り返し点だ。


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「おねがいマイメロディ」ベストアルバム(予約 4月5日発売)
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1.オトメロディー
2.シアワセの羽
3.愛・終列車(Original Version)
4.クロミパンク
5.クロイヒトミ
6.ちびメロのテーマ ふえたらイイナ!
7.ときめきドキドキハッピーラブ
8.美・Guilty
9.おねがいクリスマス
10.マイドリーム!マイメロディ!
11.夢見るチカラ
12.ドリーム!ドリーム!ドリーム♥

電波ソング「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」、満を持して登場。
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ぶっちゃけはっちゃけ解散危機

2006年03月26日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・ふたりはプリキュア Splash Star 第8話「大好き! みのりと二人のお姉ちゃん」

第8話。
プリキュアオールドファンなら思わず超反応してしまう第8話。
第42話と並ぶ、異常回です。


日向さんと美翔さんが、例によって仲睦まじく遊んでいると、日向さん妹が闖入。
素敵なお姉さんたち二人を前にはしゃぎまくります。
が、舞い上がりすぎて美翔さんのスケッチブックにジュースをこぼしてしまいました。

日向さん:
 「悪い子!」

日向さんご立腹。
特に、再三「危ないからやめろ」と言ったのに無視したことを怒っているようです。
それは正しい怒り方だ。

日向さん:
 「もう遊んであげない!」

でもそれは間違った怒り方だ。

見かねた美翔さんが仲裁に入りますが、激昂した日向さんはそれを拒絶。
本来の被害者の美翔さんに八当たってしまいました。
流れる気まずい雰囲気。

美翔さん:
 「……私、帰るね」

やっぱり8話は呪われてるのか。

翌日になっても二人の気まずい空気は回復せず。
そんな二人の前に新しい敵幹部登場。
前の木の精霊に続いて今度は…火?

例によって手近な物に精霊をとりつかせ、襲い掛かってきます。
応戦するプリキュアさん。
ですが…

羽&花キュアさん:
 「魔法が!」

魔法が発動しません。
頼りの精霊さんの力が弱まってしまっていました。
暴力シーン禁止で、挙句、魔法が使用不可能。詰んでます。今、殴ったら誤魔化しがききません。

それでも果敢に立ち向かうプリキュアさんたち。
お互いの心のうちを吐露しながら巨大化け物を駆け上がると、
後頭部に回り込み画面からフェードアウト。そして…

羽&花キュアさん:
 「やーー!!」(直後、轟く衝突音。ずがん。倒れるウザイナー)

お前ら、画面に映ってないところで何やった。

まぁ、「暴力シーンが禁止」なだけで、「暴力そのもの」は禁止じゃないのか。
それは作画も手を抜けて楽です。
でもいつまでもそれで逃げれると思うなよスタッフ。

ぎくしゃくしていた二人ですが、日向さんが戦闘に巻き込まれていた妹を庇ったことをきっかけに和解。
結局二人は向いている方向は同じなのです。
それに伴い精霊パワーも回復。そして…

羽&花キュアさん:
 「やーー!!」(視聴者の目の前で思いっきり蹴り)

今までの配慮台無し。

思うにこの娘たちは、「遠距離で高速移動しながら魔法を撃ちまくる」とか、
そういう戦闘スタイルの方がいいんじゃないでしょうか。
ドラゴンボールじゃなくて、ガンダムのイメージで。望遠アングルが増えれば作画も楽だろうし。

さて、戦闘終了後。
先週登場の玩具を『さりげなく』登場させた後、改めて謝罪。妹も含めて仲直り。
これでハッピーエンドと思いきや。

美翔さん:
 「(お詫びに)一つだけ言うことを聞いて」

ひぃぃぃっっっ!!

依頼内容は「絵のモデルになれ」。
番組を見ていた知人の感想は『大好きな絵の中に閉じ込めやがった』。割と同感。
無性に怖い落ちがついたところで以下次回へ。


追記:
 「第8話」「禁止のはずの暴力シーン」等々で、
 なんとなく懐かしくなって旧シリーズを見てみた。
 で、ぱらぱらと数話見てみたのですが…。

 ・筋骨隆々の敵キャラに後頭部をどつかれアスファルトに顔面からめり込む雪城さん
 ・高層ビルに叩きつけられ、窓ガラスを粉砕しながら地面まで引きずり落とされる美墨さん
 ・雨あられと降り注ぐミサイルに追われ、爆風で吹っ飛ばされる二人

 こ れ は ひ ど い。

 幼女がひきつけを起こし、保護者からクレームがつくわけです。
 そりゃ九条さんも全力ダッシュで逃げ出しますよ。
 こんな戦闘に付き合ってられません。彼女は自分の出番を一年間違えたようです。

 巷では「やっぱり肉弾戦じゃないか」と言われてる「SplashStar」ですが、
 製作スタッフの基準が旧シリーズで麻痺してるのだとしたら納得できます。
 確かに、今やってるのは肉弾戦でも暴力シーンでもないわ。(でも正直前の方が好き。頑張れ「SplashStar」)


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『恥ずかしくて店頭じゃ買えねぇ!』という、私と同じタイプの人、どうぞ。
コメント (3)
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