・おねがいマイメロディ 第52話(最終回)「夢の歌が届いたらイイナ!」
なんて綺麗なサブタイトル。
マイメロが特訓を終え、無事にタクトを振れるようになったので、
満を持してダークパワーの精に特攻。
ダークパワーの曲により滅亡の淵にある地球を救うべく、ドリームパワーの大合唱開始。
(歌詞一部)
『すきすきときめき気づいてた♪
どきどききゅんきゅん聞こえてた♪
こころがこころがじたばた♪じゃじゃ馬ハート♪』
轟く電波ソング。
天敵であるはずのその曲に晒されたダークパワーの精、
ダークパワーの曲で対抗しつつ、一言。
ダーちゃん:
「…勝ったな」
相手のあまりの電波歌詞ぶりに、思わず勝利宣言。
そして始まる歌合戦。
マイメロのタクトから発する光がダークパワーの障壁を突破、弦を焼ききります。
それ、歌合戦じゃない…。
反撃とばかりにダークパワーの精も物理攻撃。
襲い来るダークパワーの攻撃の前に、歌は中断。
これではお歌に集中できない!
…なるほど。ぴちぴちボイスを搭載できてもライブステージがないとこうなるのか。
そのダークパワーの猛攻を懸命に食い止め、
最後の合唱に全てを賭ける人類&マリーランドの住人たち。
「歌って!」「歌え!夢野!」「歌ってくれ!」
(歌詞一部)
『はばたけしゃらんら恋の羽♪
とびこめちょこりんマーメイド♪
恋した乙女はオールオッケー♪』
…なんだこの強烈なデジャヴ。電波歌詞の中に『マーメイド』とかいう不穏当な単語が混ざってたのは故意犯か。
(歌詞一部)
『とびきり素敵な思いなの♪とびきり無敵な私なの♪
本気よ本気なの覚悟して~♪
あなたのハートはインモラルー♪
おいたはダメなの王子様♪』
熱唱は続きますが、ダークパワーの前に風前の灯。
勝ち誇るダークパワーの精ですが、彼は忘れていたのです。
彼の憑依先であるところの、柊先輩の歪んだ性癖を。
面白い顔コレクターであるところの柊先輩が、この異常事態に寝ているわけがありません。
電波ソングは闇に沈む彼の意識にも届き、覚醒。
彼の耳に響く、ダークパワーの曲とドリームパワーの曲。
(ダークパワーの曲に対する感想)
「醜い曲だ。これが僕のマイメロディか」
(ドリームパワーの曲に対する感想)
「…。……。………っ!」
消去法でドリームパワーの勝ち。
ですが戦局はダークパワー優勢。
歌合戦の合間の物理攻撃が厳しすぎます。
ライブステージ抜きの歌合戦がこんなにシビアなものだったなんて…。
止まらないダークパワーの猛攻の前に、ついに力尽きる人々。
その中でも、さりげなく不幸な加納さんが可愛くて堪りまりません。
あの娘の不幸ネタはいつまで引っ張るつもりなんだろう。
次々と倒れる親しい人を前に、主人公様たちも戦意喪失。
歌詞が電波なだけにテンションが落ちるとどうにもなりません。
そんな中、最初に立ち直ったのは……姉。
姉:
『きらめく思い出 始業式♪
やさしい思い出 部活動♪
悲しい思い出 ひきこもり♪』
朗々と電波ソングの独唱開始。悲しみを堪えてのお歌ですが、歌詞が歌詞なだけに涙が止まりません。
その勇姿に打たれ、皆も再び立ちがり合唱再開。
(歌詞一部)
『私のなみだはブリリアント♪
あなたの涙は波しぶき♪
ラブラブミラクル見えるかな♪』
けれど、それでもやっぱりドリームパワーは劣勢。
マイメロ:
「神様、みんな、お願い、力を貸して…!」
一瞬、脳裏によぎる『キティ降臨』の二文字。
辺境の地にて孤軍奮闘してきたマイメロ。ついに猫に救援を仰ぐ。
が、恐怖に麻痺する頭蓋に届いたのは別の恐怖。
マイメロ:
「テレビの前のみんなも一緒に歌ってね♪」
流れる歌詞テロップ。
『アナタの流した涙が 旗印
あばたもえくぼよ 大丈夫
気に気にしないで むしろして』
なんて子供番組っぽい展開!
でも、子供向けのつもりなら、歌詞に『ひきこもり』だの『あばたもえくぼ』だの入れるな。
お子様に何を歌わせる気か。幼児向けをネタにした、悪質なブラックジョーク。
(歌詞一部)
『ラブラブハッピーメモリアル♪
覚えているのよアナタだって♪
めろめろメロディめろりんきゅん♪
ドリームドリームおんじょろげー♪
本気よ本気ね早く抱きしめてー♪』
全国のお子様…のふりをして視聴を続ける大きなお友達の声援が届き、ドリームパワーが増大。
劣勢に陥るダークパワー。悪夢を振り払い、自由を取り戻す柊先輩。
そしてついにドリームパワーが全てを包みこみ…
…と、そのとき!
(画面上部テロップ)
『テレビ東京地震情報
9時44分ころ、北陸地方で震度3の地震がありました
各地域の最大震度は次の通りです
震度3 石川県能登』
最終回の決めシーンで地震テロップ!
よくやったマイメロ!頑張ったスタッフ!それでこそリアルタイムで見ている意味がある!
NHK大河ドラマや、「東京ミュウミュウ」に続く快挙です。
しかもよりにもよって場所がそこか。能登かわいいよ能登。
おまけに劇中でも地殻変動が起こって温泉が湧き出る始末。
なにこの素敵なコラボレーション。
「マイメロ」スタッフに心からのおめでとうを送る私をよそに、ドリームパワーは地球を席巻。
夢を失い抜け殻と化してた人々も元に戻り、再び希望に包まれる世界。
そんな中、最後まで不幸ネタで落とされた加納さんに乾杯。
これで一応の最終回ですが、早々に二年目を決めていた「マイメロ」にとっては通過点。
主人公様の恋愛騒動の決着は次シリーズに持ち越し。
普段から無茶苦茶やってるせいもあって、いまいち『最終回』の雰囲気もないまま新編へ。
次回:
新番組「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル!」
歌ちゃんを!くるくる!シャッフル!
意味が分かりません。
それに、めぼしいネタの大半を使い切った後の追加一年は相当ヘビーなはず。
ネタは続くのでしょうか。
新番組第1話「マイメロに会えたらイイナ!」
いきなりサブタイが被ってます。頑張れスタッフ。まだまだ折り返し点だ。
電波ソング「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」、満を持して登場。
なんて綺麗なサブタイトル。
マイメロが特訓を終え、無事にタクトを振れるようになったので、
満を持してダークパワーの精に特攻。
ダークパワーの曲により滅亡の淵にある地球を救うべく、ドリームパワーの大合唱開始。
(歌詞一部)
『すきすきときめき気づいてた♪
どきどききゅんきゅん聞こえてた♪
こころがこころがじたばた♪じゃじゃ馬ハート♪』
轟く電波ソング。
天敵であるはずのその曲に晒されたダークパワーの精、
ダークパワーの曲で対抗しつつ、一言。
ダーちゃん:
「…勝ったな」
相手のあまりの電波歌詞ぶりに、思わず勝利宣言。
そして始まる歌合戦。
マイメロのタクトから発する光がダークパワーの障壁を突破、弦を焼ききります。
それ、歌合戦じゃない…。
反撃とばかりにダークパワーの精も物理攻撃。
襲い来るダークパワーの攻撃の前に、歌は中断。
これではお歌に集中できない!
…なるほど。ぴちぴちボイスを搭載できてもライブステージがないとこうなるのか。
そのダークパワーの猛攻を懸命に食い止め、
最後の合唱に全てを賭ける人類&マリーランドの住人たち。
「歌って!」「歌え!夢野!」「歌ってくれ!」
(歌詞一部)
『はばたけしゃらんら恋の羽♪
とびこめちょこりんマーメイド♪
恋した乙女はオールオッケー♪』
…なんだこの強烈なデジャヴ。電波歌詞の中に『マーメイド』とかいう不穏当な単語が混ざってたのは故意犯か。
(歌詞一部)
『とびきり素敵な思いなの♪とびきり無敵な私なの♪
本気よ本気なの覚悟して~♪
あなたのハートはインモラルー♪
おいたはダメなの王子様♪』
熱唱は続きますが、ダークパワーの前に風前の灯。
勝ち誇るダークパワーの精ですが、彼は忘れていたのです。
彼の憑依先であるところの、柊先輩の歪んだ性癖を。
面白い顔コレクターであるところの柊先輩が、この異常事態に寝ているわけがありません。
電波ソングは闇に沈む彼の意識にも届き、覚醒。
彼の耳に響く、ダークパワーの曲とドリームパワーの曲。
(ダークパワーの曲に対する感想)
「醜い曲だ。これが僕のマイメロディか」
(ドリームパワーの曲に対する感想)
「…。……。………っ!」
消去法でドリームパワーの勝ち。
ですが戦局はダークパワー優勢。
歌合戦の合間の物理攻撃が厳しすぎます。
ライブステージ抜きの歌合戦がこんなにシビアなものだったなんて…。
止まらないダークパワーの猛攻の前に、ついに力尽きる人々。
その中でも、さりげなく不幸な加納さんが可愛くて堪りまりません。
あの娘の不幸ネタはいつまで引っ張るつもりなんだろう。
次々と倒れる親しい人を前に、主人公様たちも戦意喪失。
歌詞が電波なだけにテンションが落ちるとどうにもなりません。
そんな中、最初に立ち直ったのは……姉。
姉:
『きらめく思い出 始業式♪
やさしい思い出 部活動♪
悲しい思い出 ひきこもり♪』
朗々と電波ソングの独唱開始。悲しみを堪えてのお歌ですが、歌詞が歌詞なだけに涙が止まりません。
その勇姿に打たれ、皆も再び立ちがり合唱再開。
(歌詞一部)
『私のなみだはブリリアント♪
あなたの涙は波しぶき♪
ラブラブミラクル見えるかな♪』
けれど、それでもやっぱりドリームパワーは劣勢。
マイメロ:
「神様、みんな、お願い、力を貸して…!」
一瞬、脳裏によぎる『キティ降臨』の二文字。
辺境の地にて孤軍奮闘してきたマイメロ。ついに猫に救援を仰ぐ。
が、恐怖に麻痺する頭蓋に届いたのは別の恐怖。
マイメロ:
「テレビの前のみんなも一緒に歌ってね♪」
流れる歌詞テロップ。
『アナタの流した涙が 旗印
あばたもえくぼよ 大丈夫
気に気にしないで むしろして』
なんて子供番組っぽい展開!
でも、子供向けのつもりなら、歌詞に『ひきこもり』だの『あばたもえくぼ』だの入れるな。
お子様に何を歌わせる気か。幼児向けをネタにした、悪質なブラックジョーク。
(歌詞一部)
『ラブラブハッピーメモリアル♪
覚えているのよアナタだって♪
めろめろメロディめろりんきゅん♪
ドリームドリームおんじょろげー♪
本気よ本気ね早く抱きしめてー♪』
全国のお子様…のふりをして視聴を続ける大きなお友達の声援が届き、ドリームパワーが増大。
劣勢に陥るダークパワー。悪夢を振り払い、自由を取り戻す柊先輩。
そしてついにドリームパワーが全てを包みこみ…
…と、そのとき!
(画面上部テロップ)
『テレビ東京地震情報
9時44分ころ、北陸地方で震度3の地震がありました
各地域の最大震度は次の通りです
震度3 石川県能登』
最終回の決めシーンで地震テロップ!
よくやったマイメロ!頑張ったスタッフ!それでこそリアルタイムで見ている意味がある!
NHK大河ドラマや、「東京ミュウミュウ」に続く快挙です。
しかもよりにもよって場所がそこか。能登かわいいよ能登。
おまけに劇中でも地殻変動が起こって温泉が湧き出る始末。
なにこの素敵なコラボレーション。
「マイメロ」スタッフに心からのおめでとうを送る私をよそに、ドリームパワーは地球を席巻。
夢を失い抜け殻と化してた人々も元に戻り、再び希望に包まれる世界。
そんな中、最後まで不幸ネタで落とされた加納さんに乾杯。
これで一応の最終回ですが、早々に二年目を決めていた「マイメロ」にとっては通過点。
主人公様の恋愛騒動の決着は次シリーズに持ち越し。
普段から無茶苦茶やってるせいもあって、いまいち『最終回』の雰囲気もないまま新編へ。
次回:
新番組「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル!」
歌ちゃんを!くるくる!シャッフル!
意味が分かりません。
それに、めぼしいネタの大半を使い切った後の追加一年は相当ヘビーなはず。
ネタは続くのでしょうか。
新番組第1話「マイメロに会えたらイイナ!」
いきなりサブタイが被ってます。頑張れスタッフ。まだまだ折り返し点だ。
電波ソング「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」、満を持して登場。