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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
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(第05話)デリシャスパーティ♡プリキュア「なかよくなりたいのに…!ここね、初めてのおともだち!」感想

2022年04月10日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第05話)デリシャスパーティ♡プリキュア「なかよくなりたいのに…!ここね、初めてのおともだち!」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第5話より)

先日プリキュア仲間になった芙羽さんは、人付き合いになれていない可愛らしい娘さんでした。なんでもできそうな顔をして、なんにもできなかった。
それを気にして暴走してみたりもしましたが、「自分の持ち味」「失敗は成功の元」と噛みしめて、一歩を踏み出しました。

OPEDの歌詞から推察するに「デパプリ」さんは、「未来のために栄養(経験)を取ろう」を目指しているように思えます。

OP「Cheers!デリシャスパーティ♡プリキュア」より:
『笑顔おかわりしてピンチなんて跳ね返すよ 味のメモリーしみ込めばチカラになる』

ED「DELICIOUS HAPPY DAYS♪」より:
『一生モノの栄養 きっとそうなっていく予感 ねえキミと何気ない瞬間も胸が躍るんだ』

色々と未熟が目立つ芙羽さんも、今ここで様々な経験をして積み重ねていけば後々に活きてくる。
スタプリ以降のプリキュアさんは「今をどう生きて未来に繋げるか」が根底にあるようなので、その路線を継承していそう。

歴代と比較するなら「スイート」「ハグプリ」と近いかも。
この2シリーズは「既に持っている過去の経験を、今を生きるのにどう活かすか」で、意識にあるのが過去→現在。デパプリさんは現在→未来でちょっと視点が違うように見えます。コラボしたら面白そう。

次週はいよいよ待望の6話です。東映アニメ様や奮闘された方々ありがとうございました。

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(第04話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ふくらむ、この想い…キュアスパイシー誕生!」感想

2022年03月13日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第04話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ふくらむ、この想い…キュアスパイシー誕生!」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第4話より)

和実さんは芙羽様なる異世界人と同じクラスになりました。先日、プレシャス姿で自宅に送り届けた子です。せっかくなのでお近づきになりたい。
微妙に距離があったりタイミングが合わなかったりしましたが、迷いウサギを救出するのを手伝ったりして、どうにか買い食いデートにこぎつけた。
そこにブンドル団がやってきて、芙羽さんもスパイシーとして参戦してくれることに。

改めて見てみると、デパプリさんの「連帯」は「境界を破壊する」というより「境界を行き来する」なのかもしれない。
別の世界に迷い込んだウサギを、元の世界に戻してあげた。あの子ウサギが何をしに脱走したのか分かりませんが、まぁそういうこともある。若気の至りだ。それをフォローしてあげるのが今作のプリキュアの立ち位置、とか。

芙羽さんと仲良くなるのも、他の同級生を積極的には誘ってないんですよね。別シリーズだと「新しいクラスで親睦会をやろう」とかの方向に行きそう。
あと、芙羽さんの後ろでモジモジしていた男子学生二人組はつくづく悔やまれる。思い切って学食に誘っていたら、案外うまくいったかもしれないのに。
外面と肩書は高嶺の花だけど内面はやわやわって、物凄く不安定であぶなかっしいですね…。無理に例えるなら、迷子の子ウサギ状態。悪い人に引っかかる前に、和実さんに保護されて良かった。

第1話からずっと「孤立を解くのが理想解なのか?」は気になっていました。
コロナ渦で分断が進み、かつてのような大人数でのパーティが遠くなってしまった。確かにあの日々に戻れるなら楽しい。
が、じゃあ付き合いだけの飲み会や通勤に価値があるのかと言われれば、それはそれで疑問です。

奇しくも今回、システム障害という「境界がある方が良い」事例にリアルで直面してしまいました。
外界と適切に遮断されていないと、日常は維持できない。

来週はまさかの「オールスターズメモリーズ」が放送されるとのこと。美翔さんがニチアサ8時30分に戻ってくる!
理不尽な困難にくじけそうなときも、過去があるから立ち上がれる。踏ん張れる。強い意志を感じる、熱く素敵な対抗策だと思う。
(以前に書いた感想:「リワインドメモリーと歴代様」

過去作つながりで、仮にデパプリさんがコラボするとしたら、今のところ「スイート」のイメージかな。
スイプリは過去の共通体験から、今の分断を乗り越えた。ただ、未来の分断には弱いことが示唆されていた。(参考:小説版スイートプリキュア♪

デパプリが「行き来する」に軸足を置くなら、未来の分断に対抗できそう。ただ、その原動力がない。
ヒープリ/プリキュア5、トロプリ/ハトプリがお互いの弱点を補いあうような構成になっていたので、あるとすれば今回もその方向かなと。

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(第05話)デリシャスパーティ♡プリキュア「なかよくなりたいのに…!ここね、初めてのおともだち!」感想

2022年03月06日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第05話)デリシャスパーティ♡プリキュア「なかよくなりたいのに…!ここね、初めてのおともだち!」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第5話より)

孤高の秀才の如きイメージを放っていた芙羽さん、お近づきになってみれば人間関係に慣れていない可愛らしい娘さんでした。
これもしかして、クラスの同級生男子とかが一発度胸を発揮して学食とかに誘ってたら素敵な関係になれたりしたんじゃなかろうか。

ただそれはともかく、落ち着いて考えてみれば和実さんの心のハードルが低すぎるだけで、芙羽さんの言動の方が自然なのかもしれない。
特にマリちゃんは成人(明言はされていませんが)です。距離感をつかめないのは当然でしょう。初対面でいきなり自宅に連れ込んだ和実さんがおかしい。

その和実さんも、家族や幼馴染には諸々を黙秘したまま。今回もパムパムをぬいぐるみと偽っています。
歴代のシリーズと比較しても、

・母親の関与度が高い
・商店街は直接の被害を受け、営業を停止している

のような特徴がありますから、積極的に街ぐるみで戦ってもおかしくない。和実さんの性格や言動を踏まえても、隠す方が不自然です。
それなのに公開するどころか味方側が積極的に隠蔽に走っている。メンバーが揃うのが例年よりもかなりゆっくりなのも、孤立感に拍車をかけています。
敵側が「レシピッピを複数使うと強い」を活用してるのに、味方側は積極的には仲間を増やそうとしない。

ジェントルーもご飯に誘ったら普通に乗ってきそうなだけに、和実さんがそうしないのも気になります。
「スープを巡って戦闘」→「終了後、スープを買いに…」→「いこうとしたところを食卓に誘う」→「一緒に調理して持ち帰り」。
普通にこの流れに持ち込めるのでは…?一歩を踏み出してみたら緩々だった芙羽さんのように。

これらがたまたまそんな展開になってるだけなのか、テーマ的に関わってるのか、楽しみです。

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(第04話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ふくらむ、この想い…キュアスパイシー誕生!」感想

2022年02月27日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第04話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ふくらむ、この想い…キュアスパイシー誕生!」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第4話より)

二人目が来てくれました。スパイシーさん。本名:芙羽様。「ふわ」のイントネーションが微妙に気になる。

家庭でも学校でも微妙に孤立していた彼女に、和実さんが手を差し伸べてくれて孤独から抜け出した…のですが、果たしてこれがゴールなのかが若干の疑問です。
というのも、確かに一人ぼっちの食事からは抜け出したものの、飛び込んだ先もマリちゃんの孤立フィールドです。ラストのカレーパンを分け合うシーンも、難癖をつけるなら「ふたり(とマリちゃんたち)」で食べている。劇中にも出てきた学食で「みんなで食べる」ではありません。

芙羽さんの比喩になっていると思われる迷子のウサギも、隙間からは救出されましたが行先は飼育小屋です。では彼女やウサギは不幸かといえば、そうではないわけで。これが作劇の都合でたまたまそうなったのではなく、明確に意図したことなのだとしたら、目指すゴールはどこなんだろう?

・孤立フィールドを解き、街の人たちみんなで戦う
・物理的にはバラバラだが、各自がそれぞれの場所で戦い繋がりあう

リアル社会のイメージは後者に近い。テレワーク等で物理的にはバラバラでも繋がっている。

あのウサギが何がどうなってあそこに居たのかも謎です。

多分自分で穴を掘ったと思われます。そこまではいいとして、普通に考えてあのマット(棒高跳びとかに使うやつ?)が勝手に動いたり、生徒が移動させてウサギを挟んだりはしないと思う。想像するに「ウサギを見つけた芙羽さんが追いかけたら、微妙に空いてた隙間に逃げ込んでどうにもならなくなった」とかじゃないかと。
そうだとしたら、ウサギは自ら飼育部屋から逃げ出して、自ら孤立した袋小路にはまり込んでいます。

では芙羽さんは自分から孤立したような要素があったりするのかしら。
今回の初変身の際、和実さんから「芙羽さんなの?」と問いかけられ「キュアスパイシーよ」と返しています。てっきり「ここねと呼んで」とかかと思ったら違った。
来週は距離感が問題になるようですし、芙羽さんはまだ色々と面倒な問題を抱えてるのかも。

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(第03話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメのおつかい!まいごで大騒動!!」感想

2022年02月20日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第03話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメのおつかい!まいごで大騒動!!」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第3話より)

定番にしてしばしば評判の悪い「謎生物が騒動を起こす」お話。
前作のくるるんが超優秀だったこともあり、今回の話はちょっと心配したのですが思いのほか「はた迷惑」度が低かった気がする。多分、周りの人が助けてくれたからだ。

独断単身でおつかいにいったコメコメは、青の子や拓海くんに助けられます。
従来であれば隠して大騒動になりそうなところ、民間人(と呼ぶには無理はありますが、現段階では一般の人々)に公開されていることで救われています。

プレシャスさんが変身姿で青の子を送り届けるのも、普段ならかなりの一大イベント。変身能力を、戦闘以外に使った…!
青の子も次回でプリキュアになるとはいえ、劇中の彼女らはそんなことは知らないわけで、隠す前提の先輩方とは随分と違います。羞恥心が足りないとも。

1話や2話を見るに、今年は「孤立を救う」がテーマのように見えます。マリちゃんの結界を和実さんがブチ破るのも然り。
今回の青の子との接触は、逆サイドからの結界突破ですね。現実⇒異世界を突破するように、異世界⇒現実も突破する。マリちゃんの結界を気にせず突破したように、プリキュア姿を民間人に晒すのに抵抗がない。和実さんは「境界」のような概念の破壊者なのかもしれない。

ただ芙羽さんが今回の騒動に遭遇したのは、自分で歩いて帰ったからです。あるいは珍しい犬に自ら近づいたから。
車での送迎という閉じた環境から、ささやかながら外に出たことがきっかけなので、助けてもらうばかりではない要素もあるのかも。
今のところ、ただひたすらに一人で飯を食い、そして吐きそうになってる黄色の子も、何か「自ら一緒にやろうとする」イベントがあって合流するのかもしれない。

これまでのプリキュアシリーズは、有無を言わせず戦闘に巻き込まれているケースが多いです。敵の目的がアイテム集めとかであっても、目の前に化け物がいたら無関係とはいきません。
しかしながら和実さんの場合、マリちゃんが結界を張った時点で「消えた。家に帰るか」の選択肢があった。そしてそこを自ら踏み込んできた。
次回の芙羽さんの変身場面も楽しみに待ちたい。

あと、レシピッピを集めるとレシピが見られるらしい。変な日本語ですが。
レシピとは先人の調理法。皆で共有するというテーマ的なものを感じます。

ではブンドル団の皆様は、レシピッピを捕まえてカレーを作る気だったんでしょうか。
今回の敵さんは割とフレンドリーというか、ジェントルーは上司っぽいセクレトルーさんをそれなりに慕ってる(感情が希薄なだけ?)っぽく、対立する動機がいまいち分かりません。「カレー食べたいの?じゃあ一緒に作ろうよ」の一言で戦いが終わっていた気がしなくもない。

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(第02話)デリシャスパーティ♡プリキュア「さようなら、ゆい…!マリちゃんの決意」感想

2022年02月13日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第02話)デリシャスパーティ♡プリキュア「さようなら、ゆい…!マリちゃんの決意」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第2話より)

初陣。そして戦闘アイテムが破損。
辛くも勝利を収めるもののいきなり窮地に立たされました。

成果もあった。プリキュアです。伝説の戦士が仲間になってくれた。しかも凄くやる気満々だ。
だけれどそれがかえって申し訳ない。戦いの恐ろしさも知らぬ子を、戦線に巻き込むなんて…。

結果、マリちゃんは一人で戦う決意をし謎結界で閉じこもるのですが、和実さんは一切の躊躇なく追跡、突入してきた。
何かもう「情け容赦ない」とか「血も涙もない」とか表現したくなるほど、問答無用で突入してきた。

これまでのシリーズでは敵側がやっていた謎結界を、今年は味方側が展開しており、おそらくはテーマ的に意味があると思われます。そして1話に続き2話でも、その結界を破って和実さんがやってきた。

シリーズ名「パーティ」やOPの楽し気な食事シーンからも連想するに、「みんなでやる」「良かれと思っての孤立を救う」ようなそんな流れを予想しています。
別行動をとっている青の子や黄色の子も、今は「単独」で動いている(黄色は一人でランチ、青は前回車に閉じこもっている)ので、そのあたりでも何かありそう。

ラストの乾杯も、考えてみれば一人ではできません。マリちゃんがしきりに美容テクニックを共有したがるのも、「みんなで」に関連しているのかも。

一方でプレシャスさんも一人では勝てなかった。和実さんは絶対の救世主ではない。お互いに助け合っています。

謎アイテムを使えば本国との物の行き来はできる、でも人は通れない、のも今のご時世っぽい。
今年の異世界はバックアップする気満々のようなので、そこは安心できそう。例年、滅びたり放置したりばっかりだったものな…。

もう一点、今回の料理が「キュウリ」なのがちょっと気になる。

幼少時のエピソードにて、和実さんは子猫にキャットフードを与えますが食いつかず。サカナを差し出したら食べた。
前振りとして「ねこじゃらしで遊ぼうとする」があり、「食べ物だけではなく「みんなで何かをする」のが重要だ」の描写に思えるのですが、「料理(加工品)」と「素材」のような気もします。

その後、和実さんはキュウリそのままをモグモグかじってる。料理を否定するとは全く思えないだけに、何かの意図があるとしてもそれが何なのか分かりません。
まぁ常に飯を食ってる娘さんなので何か食わせねばならなかったが、さすがにずっと握り飯食べてるわけにもいかないよな、というだけかもしれませんが。でも「握り飯」もかなり原始的な料理で、どちらかといえば素材そのまま寄りなんだよな。
変身後の決めポーズのバックに稲穂が輝くあたりも含めて、「料理の根本、原点」とかそういうのの象徴なのかしら。

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(第01話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ごはんは笑顔♡変身!キュアプレシャス」感想

2022年02月06日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第01話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ごはんは笑顔♡変身!キュアプレシャス」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第1話より)

今作の中心ギミックは「ごはん」。特殊なネタでもないので特には気にせず見始めたのですが、思いのほか重かった。
OPに出てくる「パーティ料理をテーブルに並べてみんなで」「おにぎり」「並べ売られたパン」「ハンバーガーや点心もって食べ歩き」「皆で同じ皿をつつく」は、いずれも現代では無理です。多大な制約がある。

これらはコロナが収まれば解決するかといえば、そんな単純な話でもなく、おそらくは元には戻りません。
例えば「皆で同じ皿を『直箸で』食べる」のは、今の衛生観念では無理でしょう。コロナ以外の感染症の他、生理的に厳しいものがあります。直箸は前々から無作法とはされているものの、親密さの象徴のような面もあったわけですが、今となっては創作の中でないと肯定的には見られない。
(※OP映像では直接には直箸は描写されていませんが、取り箸が用意されていない)

無論「だから悪い」「だから古い」のではなく、何気ないはずの日常だったものが幻想世界と化していることが純粋に衝撃です。
多分それもあって「ごはん」をテーマにしたと思うのですけど、「やっぱり皆で食べると幸せだよね」のシンプルな方向性なのか、「そこに拘る必要はない」に行くのか。

現実の社会では確かに以前のような食べ方はできなくなりましたが、自宅での食の楽しみは充実したとも言え、必ずしも悪いことばかりではありません。特に「料理を作る」にフォーカスするなら重要性が増しています。

敵の目的が不明なれど、「ぶんどる」からすると占有などを連想します。「皆で食べる」に対する「孤立化」のような対立軸でしょうか(敵の叫びがコロナ禍で伸びた宅配サービス業者を連想するのはご愛敬)。
「レシピ本を独占する」を逆にするなら「レシピを公開する」。これが「自宅でも料理できるようになる」なのか「自由に店舗に行けるようになる」なのかで、受ける印象はだいぶ変わるな。

劇中には何故か閉まっている飲食店が出てきます。これらもどう関わるのか。
ぶんどられると味が落ちるようですからそのせいなのか、それとも全く関係なく不景気的なやつなのか。後者だと辛いですね…。

お約束の謎の異空間を作るのが、味方側なのも面白い。意図的な孤立。これが後々「街の人みんなで戦う(みんなで食べると美味しいね)」的な布石になったりするのかしら。ペンダントが壊れたっぽいので、今回一発限りのネタかもしれませんけれど。

その孤立結解を、主人公がぶち破って侵入してくるのも象徴的です。マリちゃんは良かれと思って結解を張ったんでしょうし、次回の「さよなら」も「迷惑をかけたくないから」とかだと思うのですが、それをぶち破って侵入してくる。

現実でいえば、仮にコロナが終息しても今までみたいな会社の飲み会をしたいかといえばNOです。ただ飲み会全部を否定はしないし、それはそれで楽しさや大事さも分かる。
良かれと思っての孤立をぶち破り、「みんなで」「協力」そして「パーティ」は重要な要素になりそう。あるいは逆に、「パーティ(みんなでやる)ばかりが大事ではない」の方向で、逆説的にパーティの良さを描くのか。

以前のシリーズでも当たり前にあった食べ物描写が、今作は「ごはん」を全面に出しているのでかなり刺さってきます。
新しいプリキュアさんはどう切り進むんだろう。今年も1年、楽しみです。

【転げ落ちるベビーカー】

人助けの定番「ベビーカーの救出」。奇しくも料理つながりの宇佐美さんも経験されました。
これはリスペクトなのか、それとも肉体派の和実さんの人助け描写としてやりやすかったので、たまたま被ったのか。
料理とは遠い存在(離乳食は食べてそうですが)の赤ちゃんネタで、料理のプリキュアに共通点があるのはちょっと不思議。

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