Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

♪コンサートのお知らせ: argentum ~中世末期の南フランスと北イタリア~♪

2015-07-01 00:12:14 | 音楽
       ~7月1日(水)コンサートは無事終了いたしました。ご来場下さったみなさま、ご興味を持っていただいた方々、ありがとうございました。~

皆さま、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
2015年7月1日(水)、近江楽堂で開催されます演奏会についてご案内申し上げます。
リコーダー奏者の守谷敦が音楽監督を務めます中世音楽のシリーズ、今回は『argentum ~中世末期の南フランスと北イタリア~』と題し、アントネッロ・デ・カゼルタとフィリポクトゥス・デ・カゼルタの二人の作曲家を取り上げます。
一夜、現代から中世の南フランスと北イタリアの旅に出るのはいかがでしょう。
ご興味、お時間ございましたら是非是非、お出かけ下さいませ。
皆様のご予約、お越しを心よりお待ちいたしております。
        
argentum ~中世末期の南フランスと北イタリア~
『Anthonello de Caserta と Philipoctus de Caserta 中世末期を代表する2 人の作曲家』

出演者より:アントネッロ・デ・カゼルタ と フィリポクトゥス・デ・カゼルタ は14世紀末から15世紀初頭に掛けて活躍した作曲家だ。フィリポクトゥスは主に南フランス・アヴィニョンで、アントネッロは主にミラノを中心とする北イタリアで活動した。フランスとイタリアという分類の仕方は、現代の私たちにこの2人の作品がその音楽スタイルにおいて両極にあるもののように感じさせる。しかしこの2人の作曲家の作品は、もちろんそれぞれの個性を保ちつつ、共にアルス・スブティリオルと呼ばれるスタイルによって書かれ、そこには確かに共通する響きがある。本公演はイタリアやフランスといったときに今日の我々が想像する国境線による余りにも大枠的な、しかしよく信じられている分類が、実のところ簡単に乗り越えられてきた一例を示すだろう。

♪演奏曲目
Anthonello de Caserta: Tres nouble dame souverayne/アントネッロ・デ・カゼルタ: いと高き貴婦人
Philipoctus de Caserta: Espoir, dont tu m'as fayt partir/フィリポクトゥス・デ・カゼルタ: "希望"、お前が私を旅立たせた
Anthonello de Caserta: Amour m'a le cuer mis en tel martire/アントネッロ・デ・カゼルタ: "愛" が私の心を苦悩させる 他

♪出演:歌: 阿部早希子、クラヴィシンバルム: 吉見伊代、オルガネット: 矢野薫、リコーダー・音楽監督: 守谷敦 
♪日時: 2015年7月1日(水) 19:00開演(18:30開場)
♪会場: 東京オペラシティ3F 近江楽堂
♪チケット:全自由席 前売 3,500円 当日 4,000円

チケット予約・取り扱い
AM音楽事務所: tel&fax. 04-2953-1459
東京古典楽器センター: tel. 03-3952-5515
e-mail:gandharva.am♪gmail.comまたは、t_bene♪ja2.so-net.ne.jp 
(メールをご利用の方は、♪を@にしてご送信下さい。また件名に「7月1日コンサート」「argentum」などとご記入の上ご送信下さい。)

チラシ表・裏(クリックで拡大します)
 
コメント (8)
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