Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

紅茶

2006-11-12 00:14:18 | 食・その周辺
朝は必ず紅茶を飲む。香りのあるのが好き
色んな種類が豊富で、その上乗り換え駅にあって便利なので、大抵ルピシアで購入する。今日のは「カシュカシュ」

ピンクペッパーが入っているのでちょっと不思議な味がする。それに金平糖とかアラザンなんかも入っているんだな。
ところで、クリスマスも近い(?)ということで今年も恒例のクリスマスの可愛いオーナメントをもらっちゃった。今年のはミニサイズのお茶缶~
  
左から2004年、2005年、今年。何でもとっとく女・・・。
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E・パユ&E・ル・サージュ

2006-11-11 00:07:54 | 音楽
           
エマニュエル・パユ&エリック・ル・サージュの演奏会を王子ホールで聴く。
曲目はウェーバー:フルート・ソナタ変イ長調/ブラームス:ソナタヘ短調/ボリング:「フルートとピアノのための組曲第1番」よりセンチメンタルに、ジャワ風に/シューマン:蝶々/武満徹:ヴォイス/ボリング:「フルートとピアノのための組曲第2番」よりインタイム、ジャズ風に/アンコール:シューマン・幻想小曲集より

先週に引き続いてのパユ~
この夜は、舞台に二人が登場して音楽が始まった時からもうその世界に身も心も絡めとられてしまいました。音楽がパユとル・サージュのフルートとピアノを借りて満ち溢れている、という感じです。すべてが音楽!音、そしてまた沈黙が音楽でした。
パユの音って、豊かで深いたっぷりした音で、それはこの間も感じたんだけれど、フルートとピアノという構成だとそれが尚一層はっきり感じられ、音に包み込まれるという感覚を味わいました。
ウェーバー、ブラームス、そしてピアノ・ソロとアンコールはシューマン、こんなにロマン派の作品を立て続けに聴いたのは・・・久しぶり。(しかし、フルートって音域が広いのですね。身近に聴いている管楽器がリコーダーだったんでその違いを感じて興味深かったです)ロマン派の歌を満喫しました。
ル・サージュのピアノ・ソロのシューマンのパピヨンはとってもとってもフランス的でした。
ボリングの「フルートとピアノのための組曲第1番、第2番」の4曲はおっしゃれ~で小粋で・・・聴いていると絵や映画の一場面がふいっと目に浮かび、そりゃもう素敵としか、月並みですが、いいようがなかったです。そして、武満徹の「ヴォイス」はパユのソロ。その声までしっかり楽しみました。全曲に風が吹き渡り、まさに「日本」の世界。寂寥とした風の中、そこに響くフランス語と英語の詩が沈黙を深めているようでした。

聴いてから日にちが経っているのに、あの時に感じた思いは色あせることなく心に甦り、反芻することで新たな感激が呼び起こされています。
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おっ!!

2006-11-10 00:30:00 | 自然
おっ、線香花火!?

な~んちゃって・・・
これが服につくとなかなか厄介なんだよねー。

おっ、富士山!!

その通り。
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ある子供

2006-11-08 00:30:06 | 映画 あ行
            

ベルギー:フランス/2005年/95分

監督・製作・脚本:ジャン=ピエール・ダルデンヌ/ リュック・ダルデンヌ
出演: ジェレミー・レニエ/デボラ・フランソワ/ジェレミー・スガール/ファブリツィオ・ロンジョーネ/オリヴィエ・グルメ/ステファーヌ・ビソ/ミレーユ・バイィ/アンヌ・ジェラール

痛みを知ること、やさしくなること。

ダルデンヌ兄弟の作品は「息子のまなざし」以来2作目。やはり、音楽はなく、その分世の中こんなに雑多な音で埋め尽くされているのかと今更ながら感じる。そうした音には耳に心地よいものとそうでないものとの2種類あることにも気付かされる。耳にざらっとした音は妙にいらいらとした感じを観ている側に否応なく伝える。
盗みを繰り返し、その日暮しのブリュノ。その生活を受け容れざる事を得ない現実、そして抵抗する事もなく流されていくだけの日々が続く。見かけだけ大人の、子どもにしか見えない彼、それは現実の若者が抱える姿を投影させているに過ぎないのかもしれないが、いらいらする。それは子どもが子ども作ってどうすんだよっというどこにも持っていきようがない、いらいら感である。
ラストに向けてようやく彼の心に光が射し込むのを見ることができたのが救いだけど、でも未来に希望があるかというとそれは疑問だなぁ~。
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小春日和

2006-11-07 00:33:30 | 自然
日曜日は温かかったですね~。11月、霜月とは思えないくらいでした。
てっせんはくるくる、ほわほわ、楓の種はまだしっかり木にしがみついています。

稲荷山公園のスズカケは青々と茂ってはいるのですが、その木陰に入るとさすがにひんやりします。
地上近くの草の種が日の光を浴びて金色に光ってきれいでした。
   
ゆるゆると季節は進んでいるのですね。
地面に散り敷く紅葉した桜の葉に時間の経過を感じます。
 
コメント (13)
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E.パユ:インテグラル Ⅰ

2006-11-05 21:48:38 | 音楽
              
墨田トリフォニーで初めてエマニュエル・パユのフルートを聴いた。
題して「エマニュエル・パユ/インテグラルⅠ」<クラシカル・ジャズ>withジャッキー・テラソン・トリオ。
曲目はヴィヴァルディ・四季/ラヴェル・パヴァーヌ/サン=サーンス・大きな鳥篭/シューマン・見知らぬ国から/リムスキー=コルサコフ・熊蜂の飛行/フォーレ・夢の後に/ドビュッシー・シランクス/テラソン・スマイル/ラヴェル・ボレロ
初めて生で聴いたパユのフルートは豊かでたっぷりした、響きに幅がある音だった。一番印象に残ったのはドビュッシーのシランクス、これはもうパユの一人舞台、彼の音楽に魅せられ満足した。

しかし実のところ最初全く乗れなかった。なんとも身の置き所のない居心地の悪さを感じ、音楽との距離が果てしなく遠いと感じていた。彼らは熱演してるし、テクニックだって凄いんだけど。別にテクニックが聴きたくて行ったわけじゃなし、とにかくいい音楽を聴ければそれでいいわけ。色々考えていたんだけど、それは、わかるようでよくわかんない<クラシカル・ジャズ>、これってなんだろ?というある種の戸惑いとパユが聴けるという期待と高揚感が強すぎた為か。クラシックをジャズのアレンジでということなのだろうけれど、「クラシックとジャズとの融合」(チラシより)ねぇ、「?」です。ヴィヴァルディの「四季」は今年3度目(今、流行なの?)、しかし初めて何の感慨も湧かず一つの感動もなかった。
一部の間中感じていた乗れない思いと距離感は二部に入ったら急速に薄れたのだが、それはフォーレで始まったからかな、なんて思ったりして。ああ~、この曲は美しいなとしみじみした。その後のシランクスは彼の独壇場音楽が真直ぐ圧倒的な勢いで有無を言わさず心に飛び込んでくる。

この演奏会はだけどもっと小さいところで聞いてみたい気がした。墨田トリフォにーは大きくてきれいなホールではあったけど・・。
コメント (6)
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