Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

フレンチなしあわせのみつけ方

2006-11-16 00:38:38 | 映画 は行
             *公式サイト
2004年/フランス/104分
監督・脚本:イヴァン・アタル
出演:シャルロット・ゲンズブール、イヴァン・アタル、アラン・シャバ、エマニュエル・セニエ 、アヌーク・エーメ、オーロール・クレマン

つい思うじゃない?「フレンチなしあわせ」って どんなんだろう、って。ほんわかしたいな、なんて思ったりして。
あらら~、ちとテイストは思ってたのと違ってました。一癖も二癖もあって曲がりくねって・・・なあるほど、だから「フレンチなしあわせ」なのね。

男の幻想、女の現実、男と女は永遠にすれ違い
というコピーは確かに言いえて妙

自動車会社に勤めるヴァンサンとその昔からの友人、ホテルマンで夫婦喧嘩が絶えないジョルジュと、独身でモテモテのフレッドの男性三人組が話すのはもっぱら女性のことばかり。いい大人なんだけど、なんだかこの三人を見続けていると愛すべき「三バカ大将」に見えてきて思わず苦笑してしまいました。
ヴァンサンと彼の浮気に気付いているが黙っているガブリエルの二人が水やコーラやケチャップやら掛け合うシーンは、実際できたらさぞかし気持ち良いだろうな~なんて。後片付けのことを考えるとできないよねー、はああ~!と思うとある種のカタルシスがありました。
若い彼らと対照的に結婚後40年経っているというヴァンサンの両親の姿が何か、とっても渋くて素敵でした。

シャルロット・ゲンズブールは、きゃー♪あのセルジュ・ゲンズブールの娘なんですね!そしてイヴァン・アタルとは現実にも夫婦だということもまるで何にも知らずに観てました。その上、すっごくジョニー・デップに似た俳優が出てる~、ほんとそっくり!と感心してたら・・・それもその筈、ジョニー・デップだったぁと話の筋と全く関係ないところで一人で盛り上がってしまいました
コメント
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