風の強い日だけれど、お日様は照っているのでくるりんとカールした花弁が可愛いカタクリに会えるかなと、と期待しながら歩いていた。
おっ!!まさに満開~
山の斜面は風の当たりもそう強くないようで、静かに、でも時折りみんな一斉に首を揺らしながら咲いていた。
太陽は丁度お空の真ん中のお昼時。
「カタクリはお寝坊です」と掲示板にある。
お日さまの光を一杯に浴びないと花が開かないのだそうだ。
だから、曇天や雨天では花は固く閉じたままじっと下を向いている。
このカタクリの群落のある辺りは躑躅がたくさんあるのだが、今年の冬に殆どの躑躅が短く切られてしまっている。
だから山全体がスカスカな感じ、日当たりはよくなったけれどね。