Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

吉祥寺にて

2012-02-14 00:21:09 | 展覧会・建築・器
先日、所用で吉祥寺に出掛けた。さくさく用事が済んだので、タイ料理の「スコータイ」に寄って腹ごしらえをしてから吉祥寺中道商店街を少し歩いた。
この通りには様々な店が並び、それを見て歩くだけで十分楽しいのだが、中でも印判皿を多く置いている<アンティーク和食器店「吉祥寺PukuPuku」>は印判が好きなので殊に楽しい。
この日立ち寄ったのは「中道通り店」でこの店舗の外には「キズあり」のため特価になっている皿がずらっと積まれており、先ずそれを手に取って上から見たり下から見たりしてから、やおら扉をがたがたと開けて店に入る。店内に並べられた皿の中には、勿論お高いものも置いてあるけれど、そういうものには手が出ないし「見てるだけ~」でもう十分、でもこちらに置いてある多くは値段も手頃で種類も豊富なのが嬉しい。実は最近なます皿でいいのがあったら欲しいな、と思っていたところ、この日は「大正~昭和戦前」という若い時代のものがたくさん並べられていた。あれこれ矯めつ眇めつとっくり眺めて3枚のお皿を選んだ。え、値段ですか?3枚で¥1,600だったのだけれど(奥が¥600、手前が各¥500)お店の方が勉強してくれて¥1,400也!!
                 
手描きの花(何の花だろう?)がしゅしゅっと描かれたもの、手描きの手前に印判があるのが面白いもの、そして勢いのある波と竜に見込みに鳥が描かれたもの。
  
お店の方が「なます皿はシチューなどの汁物を入れたりするのにもいいですね~」と仰ったが、確かに深さもあるので使い方を広げるヒントを頂いたとうきうき帰宅した。
コメント (2)
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