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2006年/イギリス/101分
監督:マーク・パランスキー
出演:クリスティーナ・リッチ、ジェームズ・マカヴォイ、キャサリン・オハラ 、リチャード・E・グラント、リース・ウィザースプーン
豚の鼻を持って
生まれてきた私は
夢見ていた・・・
恋することを。
『新所沢パルコ開館25周年記念スペシャルセレクション』と題してLet'sシネパークでは一週間ずつの限定上映ではあるけれど、5月17日から興味深い作品を公開していた。そのラインアップは「人のセックスを笑うな」「マリア・カラス最後の恋」「潜水服は蝶の夢を見る」「ペネロピ」「ヒトラーの贋札」だった。こんな風に一挙にたとえ一週間限定とはいえ上映してくれるというのは、素敵だ
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というわけで観たのは、先祖にかけられた魔女の呪いのため「豚
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お伽噺のふんわりした世界を味わわせながら、でもキッと一本筋の入った明確な主張が感じられて・・・
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豚鼻のペネロピは、違和感なくて、それどころか可愛かったなあ。でも、やっぱり人間の鼻に戻った時には、ああ今までは豚鼻だったのね!と思わされたけれど。
彼女を世間の好奇の目から守る為に屋敷の中だけで育て、その呪いを解くために彼女のお見合いに奔走するという親の愛情、歪んでいると思うけれど、そして彼女に対する過干渉が滑稽に見えてしまうけれど、その気持ちは想像できる。だからこそ、そこから飛び出し自分の足で歩いていこうとするペネロピの思いに共感し、その前向きな姿を応援していた。
そして、ペネロピのクリスティーナ・リッチの魅力は勿論だけれど、マックスを演じたジェームズ・マカヴォイ!・・・あのタムナスさんが、「つぐない」のロビーが、今度はマックス~
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