Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

炎のジプシー・ブラス

2005-10-11 23:26:36 | 映画 は行
              *公式サイト
吉祥寺に行ったのはこの映画「炎のジプシー・ブラス」を見るためでした。
この映画は去年、友人に勧められて見に行きそれ以来、ほぼ一年ぶりの再上映というわけでした上映館は一年前と同じく吉祥寺バウスシアター。ただし、今回はバウス1でしたので、画面が大きくなったような気がしました。細かいところを思い出したり、こんなシーンには気付かなかった、なんてとこもあったりして映像と音楽を満喫しました

監督:ラルフ・マルシャレック
出演・音楽:ファンファーレ・チォカリーア
      FANFARE CIOCARLIA

これはルーマニアの北東、モルドヴァ地区に位置するジプシーだけが住む人口たった400人のゼチェ・プラジニー村。大人の男性約100人のうち85%、つまり85人がブラス演奏家ここで生まれた驚異のジプシー・ブラスバンド『ファンファーレ・チォカリーア』の音楽ドキュメンタリー映画。

とにかくその圧倒的な演奏に魅了されました。どんな時でも、どんな曲でも絶対にエネルギーが減衰していかないのは凄い!ですっいきなり音楽の核心に触れるような感覚で、どんっとこちらにきます。
そして彼らの村の道のぬかるみ具合といったら、思わず自分の足の裏にぬるぬるべちゃべちゃを感じてしまうほどの物凄いぬかるみようなんです。そんな小さな村から彼らは世界中を演奏旅行して多くのファンの心ををつかみ続けているのです。
カメラは各地の演奏会の模様を映しだすのですが、2000年の日本でのライブと渋谷ハチ公前でのパフォーマンスも流れます。彼らの目で見る日本の情景は、普段見慣れているものと明らかに違っていてこんな風に見えるものなのか、と思わず外国人の目になってしまいました。ハチ公前でのお巡りさんとのやりとりでは、会場に思わずさざ波のような笑いが広がりました。
やはり、素晴らしい映画でした映画館で二回も見られてよかったあ~、生の演奏に触れたいなぁ
コメント (4)
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