2015.11.8. Sun. 立冬 『まごわやさしいか』
朝:
カレー・スープ ㋑㋳㋛㋕
お好み焼き ㋚㋳㋕㋑
ヨーグルト 『セゾン・ファクトリー』の苺のヨーグルト・ソース、レのコンフィチュール ㋕
メロン
バナナ
Ms.Y が訪ねてくれる。
一緒にお買い物。
Tea Time:
『源吉兆庵』の「御前栗」 ㋙㋮
半熟チーズ・スフレ () ㋕
コーヒー
『ダマン』の「7 Parfums」
昼:
北海道・礼文島産アブラガレイのソテー カボス ㋚
鯛飯(島根・浜田産連子鯛) 三つ葉、すだち ㋚㋳
粕汁 練り物、薄揚げ、小芋、椎茸、大根、人参 ㋚㋮㋑㋛㋳
奈良国立博物館 『第67回 正倉院展』
雨の3時過ぎ、流石に人も少なく、ゆっくり観覧。
今年の展示は少し趣向が変わっていて、大物ではないが小物の変わり種が数点散見された。
三彩の塔や松露の細工物の付いた帯飾りが印象に残った。
夜: 身体が暖まるよう、すき焼きを2種。 先ず鶏の照り焼き+えのき、玉葱、もやし、次に牛の照り焼き+玉葱、もやし、〆に鶏肉と野菜を炊きこむ。
もずくと大葉の酢和え ㋻㋳
鶏のすき焼き 丹波鶏胸肉、もも肉、焼豆腐、麩、糸蒟蒻、えのき、玉葱、竹の子 ㋮㋑㋛㋳
山形牛肩ロースのすき焼き
秋刀魚の甘露煮(お味見) ㋚
MOF熟成チーズ ミックス・ナッツを添えて ㋕㋙
【F・ブルゴン熟成】 トゥルナン・アン・ブリー 白カビ (フランス中部/イル=ド=フランス地域圏)
可愛らしい木箱に納められ、白カビチーズの最高クラスに位置づけられるブリーと同じブリー地方のチーズ。トゥルナン・アン・ブリー村で作られます。
【P・アレオス熟成】 エポワスAOP ウォッシュ (フランス東部/ブルゴーニュ地域圏)
圧倒的な存在感を感じさせる"ウォッシュチーズの王様"。アレオス氏は最高峰のマール酒で熟成させ、更に堂々たる風格を与えています。
【ロドルフ・M熟成】 トム・ブリュレ セミハード (フランス南西部/ミディ・ピレネー地域圏)
チーズの表面をバーナーで炙り、焦げ目をつけて香ばしさを与えた珍しいタイプの羊乳製チーズ。羊のミルク本来の濃厚さとコクが一層引き立ちます。
【ロドルフ・M熟成】 ティマノワ ウォッシュ (フランス西部/ブルターニュ地域圏)
修道院で作られ、クルミのリキュールでウォッシュしたチーズ。クルミの芳ばしい香りが内部までしっかり浸透し、他では味わえない逸品に。
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエーユ・ヴィーニュ 2010 メゾン・サン・ニコラ
「ニコラ・ポテル氏がメゾン・ニコラ・ポテルから独立し、新たに立ち上げたメゾン・サン・ニコラ。所属は変わったとはいえ、彼が大切にするテロワールを活かしたピュアで自然なワイン造りで、これまで価格以上の満足度を与えるワインが多かったと思います。
ポテルのワインは、ピュアでチャーミングな果実味のワインが特徴的で、このジメジメした暑い時期は、少し温度を低めで抜栓。おそらく11から12度くらい、冷やしすぎたかなと思っても、すぐに温度は上がります。
大きめのブルゴーニュグラスでじっくり香りを確かめながら飲み始めました。透明感のある深いガーネット色、赤い花、ハイビスカス、プラム、ダークチェリー、ブルーベリー、ラズベリー、赤身肉、レザー、様々なハーブ類、土、豊富なミネラルなどなど様々な複雑な香りが飛び込んできます。最初、少し尖った様な酸が引っ掛かりましたが、温度変化と共に上手く馴染んで、どんどん旨みが増してきます。
フルーツバケットにたっぷり入った採れたての熟れた赤い果実がぱぁーっと思い浮かぶような、元気溌剌な果実味としっかりとしたコクとボディ。今のような暑い時期ですと、なかなか赤ワインに手が伸びませんが、このワインは別。何度もグラスに手を伸ばしてしまうそんなワインです。 2012.06.18」
去年の夏頂いた時より、盛りが落ちてしまった感じで、果実味が薄れ小梅の酸っぱさが残っている。 開けてからは、落ちることも無かったので、飲み頃の終盤といったところか?
鶏のすき焼きにばっちり合い、◎〇。
チーズに合わせると果実味が増しGood。
シャトー・シトラン 2008 (オー・メドック) カベルネ・ソーヴィニヨン 50%、 メルロー 50%
「かつてはクリュ・ブルジョワ級の最上級のカテゴリーである「スーペリュール」に分類されており、オー・メドックのプティ・シャトーの中でトップクラスの実力を誇るシャトー・シトラン。
現在ではあのグリュオ・ラローズやシャトー・シャス・スプリーンなど、高品質シャトーを多数持つタイヤングループの傘下にあります。
このシャトーは、『クリュ・ブルジョワ・クラスながら、メドックの格付けシャトーに匹敵するシャトー』として、ロバート・パーカーはじめ多くのワイン評論家たちから高く評価されています。
着実に評価を上げているオー・メドックのクリュ・ブルジョワ・クラス。十分なタンニンによるコクとそれでいてしなやかな舌触りが楽しめる銘品です。
日本のシンジケートによる買収から10年(1987年から1997年)で、このシャトーの質は急上昇した。この成功にもかかわらず、シトランは精力的なジャック・メルローが経営するベルナール・タイヤン社に売られてしまった。
セラーの修復、新しい所有者の関与、新樽の比率の引き上げ、厳密な選別工程(それに続くセカンド・ワインの導入)など、総合的な優れた運営は、最近数年間の栄えあるワインという結果を生んだ。
何か批判があるとすれば、新樽の使用を引き上げたことが、ワインに劇的で、燻(いぶ)したような、ほとんど焦げたような特性を与えたので、繊細さと微妙さゆえにこれを称賛していた人たちが、これでは「けばけばしくて厚かましい」と言ってうんざりしてしまうかもしれない、という点である。それでも、新しいヴィンテージは10年まではよく熟成するだろう。 シトランが前に生産したどのヴィンテージよりも、興味がわいて喜ばしい。
伝統的で暗い感じのシャトー・シトランの瓶から、新しいデザイナーによる人目を引くラベルのついた瓶に替わったことで、値段がじりじり上がったことも指摘しておこう。 ここはブルジョワ級のシャトーでも最上級の1つで、ワインはしばしば格付けシャトーを凌ぐ。2000年、1996年、1990年、1989年といったヴィンテージは最高級である。 講談社 『BORDEAUX ボルドー 第4版』」
1時間前に抜栓。 グラスでさらに置く。 未だ少し酸味が落ち着かないが、タンニンはシルキー。
クラシカルな造りのメディアム・ボディのボルドー。 2008年っぽい?少し陰気なイメージ。
終盤にはばっちり開いて果実味がふくよかになった。 ゆっくり変化を楽しみながら頂けて、ラッキー
鶏のすきにやはり◎〇。 特にもも肉に良く合った。
牛すきは肩ロースで脂分がきつく無い分、丁度良く合い◎〇。
Emporio Alessandro Tempranillo 2013 (スペイン/カリニェナ) テンプラニーリョ100%
「[品種]テンプラニーリョ100%
[味わい] 赤い果実や花の印象の中口・中渋口
[コメント] 赤い花や土、チェリーなどを思わせる香りと、味わいには、香り同様の印象に、スパイスのニュアンスが重なり、比較的豊富な酸味と、程よい主張のあるタンニンが、後半の味わいをより豊かにしています。 食事のお供にすれば、いつもより食べ過ぎちゃうかも!?な美味しさです。」
飲み足りないと言う連れのために、急きょ追加。 御機嫌で飲み干していた…
延々お喋りに花が咲く。
深夜のティー・タイム:
半熟チーズ・スフレ ㋕
『ダマン』の「7 Parfums」