心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

SNSとのお付き合い

2014-08-10 08:41:25 | Weblog

 先週末は2夜連続で呑み会にでかけました。勤め帰りの人々でごった返す夕刻の大阪駅界隈を、人ごみを掻き分けるように歩いていると、女性ストリートシンガーの周りに人だかり。なんともお上手な方でした。こうした下積みを経て大きく羽ばたいていくんでしょう。と同時に、「私があの年代だったら今何をしているんだろう」とふと思いました。
 さて、昨日から10日間の長期休暇に入りました。とは言え、台風11号の動きが気になります。そんな休日の朝、台風の動きが気になって枕元のラジオのスイッチを入れたら、「今日はなんの日」のコーナーで、1950年8月10日、自衛隊の前身である警察予備隊が創設された日だと紹介していました。ということは私と同い年です。今では災害救助に大活躍の自衛隊ですが、集団的自衛権という判りにくい言葉と共に自衛隊の在り方が問われている昨今でもあります。で、思い出したのは憲法学者の田畑忍先生。非武装、永世中立。夏蝉の鳴き声が聞こえる大教室の中で、神妙に聴いていた若き日の風景を思い出しました。奇しくも、昨日の長崎平和祈念式典の平和宣言の中で、田上長崎市長が「集団的自衛権」という言葉を使って、今の時代の流れに懸念を示したのは時宜を得たものでした。
 前置きはそれぐらいにして、夏の長期休暇の初日は、いつもどおり部屋の片付けでした。午後の大半をそれに充てました。机周りの整理、書棚の整理、要するに、要らないものは捨てる。このあまりにもシンプルな整理法によって、ゴミ袋が満杯になりました。
 その作業中に意外なお宝を発見しました。昔愛用していた「超整理手帳」の内ポケットの中から、なんと、なんと1万円札が6枚。なんだろう???。そういえば、以前、急な要り様にと財布ではなく手帳のポケットにお札を入れていたことを思い出しました。カード時代ですから、結局使うことなく手帳とともに引出の奥に眠っていたということです。何か得をした気分でした。(笑)
 片付けを終えてTwitterを覗くと、京都古書研究会さんのツイート「下鴨納涼古本まつり開催日程変更」が飛び込んできました。台風11号の影響で会場設営ができなくなり、11日からの開催は困難、開催日を1日遅らせて12日からに変更したのだと。仕方ないですね。初日にでかけようと思っていましたが、1日遅らせましょう。
 Twitterと言えば、2年前、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を体験してみようと登録しました、以後、情報収集に偏り、自らツイートすることは滅多にありませんでしたが、2か月前ふっと思い立ってツイートを始めました。このブログと同様、独り言に過ぎませんが、1日の終わりに140字の中で振り返る。これもありか、ということで最近はツイートを継続しております。
 SNSのもうひとつの代表格であるFacebookにも、2年前の同時期に登録しています。でも、こちらは、登録と同時に私に近しい方々のお名前がお友達情報としてどんどん届くことに何かしら違和感を抱きました。私のパソコン、スマホの住所データが覗かれているのではないかという不信感が先に立ってしまいました。よって、今のところ深入りはしていません。そんな状況ですから、いま流行のLINEには登録すらしていません。歳のせいか、それともSNS音痴なのか。悩ましいところです。64歳の夏を前にして、世の中の動きに追いついていないのかもしれませんね。

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