心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

束の間の休息

2009-05-30 09:11:25 | Weblog
 今日の土曜日は、縁あって広島での結婚式にお招きをいただきました。それに悪乗りしたのが家内。そう言えば、愛犬ゴンタがいることで2人一緒に出かけることが滅多にないためか、思いきって1泊2日の旅とあいなりました。ゴンタ君には少し早い目の散歩と夕食の準備をして出かけます。そして留守中は番犬として頑張ってもらわねばなりません。といっても、先週も富山・新潟にでかけ、その後、週の半ばで広島に出張していますから、少しお疲れ気味です。旅といっても、移動の途中を一緒に過ごす程度。日曜日に少しぶらぶらして帰る程度の、行き当たりばったりの小旅行になります。
 そう言えば昨日、長女の孫君が水疱瘡に罹ったようで、家内が駆けつけました。比較的元気だったようで安心しましたが、こうして幼子も様々な病気を経験しながら元気に育っていくのでしょう。それにしても昨今の新型インフルエンザ騒ぎは、少し異常にも思いました。もちろん、通勤時にはきちんとマスクを着用したものの、あまり大騒ぎをすると逆に人間の抵抗力がなくなりはしないかと。弱毒性のようだし、むしろ早目に罹って抵抗力をつけたほうが得策ではないかと、素人なりに考えました。
 巷では薬局が急増しています。儲かるのでしょう。でも、何かあるとすぐに薬に依存することの是非を真剣に考えても良いのではないかと。我が社の創業の主は、こんなことを言っています。「温室育ちの花は弱い。雨に叩かれ風に晒されて育てられた花こそ外出して本当の粘りある強さをもつものだと考えます」と。これだけ文明が発達してくると、雑草のような強かな生き方を忘れがちです。人類は意外に早く絶滅の危機を迎えるのではないかと。あぁ、こんなことを考えるようになると、老人臭くなって駄目ですね。しかし、現代の私たちは、何か大事なものを置き忘れてはいないかと、都会の喧騒のなかで、ふと思うことがあります。
 きょうは午前中だけゆっくりして、午後に出かけます。そろそろ梅雨の季節でしょうか。空模様が心配なので、早朝に庭掃除を済ませました。我が家の畑を眺めると、今年もトマトがすくすくと育ち、小さな実をつけ始めています。ブルーベリーは、まだ青いですが大粒の実をつけています。来月下旬には孫君を呼んで、トマト狩り、ブルーベリー狩りをさせようと、少しばかり追肥をしておきました。
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