心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

「睡眠は最高のアンチエイジング」(文藝春秋2月号)

2024-01-20 11:17:03 | Weblog

 寒さが厳しいとされる「大寒」の時季を迎えました。これから徐々に冬の終わりへ向かいますが、雨の朝のお散歩で立ち寄ったお不動さんでは早くも豆まき舞台の設営が始まっていました。こうして狭い地球上の一画で季節の変化に一喜一憂しながら齢を重ねています。
 今朝のニュースによると、昨夜眠る前に見えた明るいお月さまにJAXAの小型月着陸実証機SLIMが無事到着したのだとか。政治の腐敗が抜き差しならない状況にあるなか、久しぶりに明るいニュースに接して、ほっとひと息です。
 ところで数日前、夜明け前の4時過ぎに何となく目が覚めました。もう一度眠ろうかと思いつつ手許のスマホを手にとって眺めていたら、ブログ「夢逢人かりそめ草紙」さんの記事に文藝春秋2月号企画「私の昭和歌謡ベスト3」のことが触れてありました。
 そういえば月刊総合雑誌って最近読んだことないなあと。さっそくAmazonkindleから文藝春秋2月号のサンプルをダウンロードしました。要するに立ち読みです。表紙にあった「睡眠は最高のアンチエイジング」に目が留まりました。スマートウォッチの睡眠モニタリングを愛用する私にとって、「睡眠」は関心事のひとつです。さっそくデジタル版を購入しました。そしてまず読んだのは、塩野七生(作家・在イタリア)の「日本人へ 無題」でした。軽く斜め読みしながら眠りにつきました(笑)。
 目次には「スペシャル企画:睡眠は最高のアンチエイジング~7時間睡眠を取り戻す12のメソッド」(筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構機構長・柳沢正史)とあり、日本が誇る国際研究機関のリーダーが快眠ノウハウを一挙公開、と記されています。
 推奨される成人の睡眠時間は7~9時間なのだそうですが、日本人の睡眠不足は世界的にみても極めて深刻なレベルだとか。それがうつ病、認知症、がん、高血圧、糖尿病など健康リスクにつながっているほか、経済的なリスクをも孕んでいるのだと言います。「快眠習慣のための十二ヵ条」が示されています。
 中途半端な引用は誤解を招きかねませんので、関心の向きは実際に手にとってお読みいただければと思いますが、スマホの睡眠モニターに登場する「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の意味が何となく分かりました。
 この1か月間の私の平均睡眠時間は6時間30分です。記事によれば歳と共に睡眠時間は短くなっていくようなので許容範囲です。この日の睡眠モニターをみると、午後11時頃に眠りについて、「深い眠り」「レム睡眠」「ノンレム睡眠」を繰り返しながら、午前4時過ぎにいったん「覚醒」したことが手にとって分かります。と言いつつ、その後またもや眠りについている辺りは私の得意技かもしれません(笑)。

 本と言えば、先日天満橋のジュンク堂書店で「デジタル遺品の探しかた しまいかた 残しかた 隠しかた」(日本加除出版:1800円)を手にしました。今年のテーマのひとつが「デジタル終活」です。少しずつ手掛けていくための術を、まずはこの本から教わることになります。 表紙には「身内が亡くなったときの スマホ・パソコン・SNS・ネット証券・暗号資産等への対応やデジタル終活がわかる本」とあります。とりあえずは、この本に目を通して実際に何をすべきかを考えていくことにしようと思っています。

コメント