心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

あれから2年。健康保険の任意継続期間が満了

2018-07-12 20:22:08 | Weblog

 西日本に甚大な被害をもたらした豪雨災害は、予想をはるかに超えるものでした。時々刻々と変化する状況の悪化に、ただただ驚くばかりでした。月末に「歩き遍路」に出かける予定の四国も、自動車道が寸断されて高速バスの運行が危ぶまれましたが、完全復旧にはなお日にちを要するものの、なんとか動き出した様子です。それでも所用時間に若干の遅れが生じる可能性があり、へんろ道の被害状況を含めて時間設計の見直しが迫られています。
  そんな落着きのない日々が過ぎ、心の整理がつかないうちに梅雨が明けました。毎日ずうっと降り続いた雨が嘘のよう。ここ数日、真夏の青空が広がり、じっと辛抱していた蝉たちも一斉に鳴き出しました。昨年、帯広の「紫竹ガーデン」に立ち寄った際に買ったグラジオラスも、ことし初めて開花しました。
 ところで、今月20日でリタイアして2年が経過します。それに伴い、健康保険の「任意継続」が期間満了になります。おととい、市役所に国民健康保険の加入手続きに出かけました。長くお付き合いした業界ともひとつの区切りができて、なんとなく気持ちが楽になりました。ついでに、『都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト』ボックスに、引き出しの中に眠っていた現役時代からのガラケーやスマホ、壊れたパソコン周辺機器をまとめて投入してきました。
 この2年間、現役の頃とは全く異なる空間に身をおいて、シニア向けカレッジに通い、大阪のおばちゃんやおっちゃんたちと楽しく学び遊びました。改めて学び直してみると新鮮な驚きと発見がありました。そんなカレッジも、9月にめでたく本科(2年制)を修了します。
 この秋からは、引き続き特別講座の「古典文学」と「水彩画教室」の受講生として通う一方、本科の運営アシスタントとしてお手伝いをすることになりました。いわゆる二足の草鞋を履くことになりますが、高齢者の「学び直しの場」「自分発見の場」「生きがいの場」づくりを大切にしていきたいと思っています。
 そんな真夏のある日、カレッジの帰りにふらり四天王寺の南大門近くにある老舗あんこ屋「茜丸本舗」に立ち寄りました。実は以前、なおさんのブログに紹介してあったお店です。小さな店舗ですが、中に入ると何種類かの「どらやき」がずらり並んでいました。迷ったあげく目の前にあった「まんぷく手焼きどらやき」(紅小豆)を2個買い求めました。365円でした。
 お土産に持って帰ると、さすが大阪生まれの家内です。知っているお店でした。写真でみると小さく見えますが、あんこたっぷりのどらやきは一人で食べるには少々大きすぎます。冷たいお茶で心を鎮めながら美味しくいただきました。こんな風景、なあんか、爺さん婆さんのお茶の時間みたいですねえ(笑)。
 さあて、いよいよ週末の3連休は、神奈川県・三浦海岸のリゾートホテルに長男一家&次男一家をあわせて9人が勢揃いです。私たちはひと足早く明日、東京に向かいます。あいにく長女一家は今回どうしても行けそうにないので、先日、水泳教室に通い始めた孫次男君の様子を見に行きました。いずれにしても、家族そろって安泰に暮らせることに感謝しなければなりません。
 最後に余談。我が家のネット環境をSoftbank光に変更しました。基礎知識のない高齢者にとって、この種の切替作業はなかなかたいへんです。分かったようで分かっていないような....。とりあえずネットは繋がっているので良いことにしておきましょう。これで、スマホを含めて若干割安になりましたが、なによりも複数のネット業者からの煩わしいセールス電話から解放されてひと段落です。専門用語を巧みに使ったセールスには正直困っていましたからね(笑)。

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