心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

孫君のお昼寝

2010-07-04 09:25:40 | Weblog
 梅雨の季節の鬱陶しさが続きますが、きょうの日曜日は「なんとなく曇り」、雨が降らないだけまし、ということにしておきましょう。そんな季節なのに、このところ私の街に鶯が棲みついて、雨天以外は早朝、鶯の囀りで目を覚ます贅沢な生活をしています。きょうも、愛犬ゴンタと散歩中、ずっと聞こえていました。そして、いまも窓の向こうから鶯の囀りが聞こえてきます。
 それにしても、今年の梅雨開けはいつ頃になるのでしょうか。雨も嫌ですが、連日の熱帯夜も嫌です。でも、今年もクーラーのお世話にならない夜を過ごそうと、部屋の網戸の点検をしました。そして何枚かは網の張り替えをしました。これで真夏の夜の夢を楽しむことができます。明け方のひんやり感が何とも言えず、夏バテ防止にもなります。先日、職場の定期健康診断の結果表をいただきましたが、いまさらどうしようもない要注意事項は別にして比較的安定期に入った私の身体です。いつまでふんばりが効くのか、60回目の夏を迎える今年も暑さにめげず頑張りたいものです。
 ところで、きょうの日曜日は孫君とお出かけです。大阪と京都を繋ぐ京阪電車で運転中のラッピング電車「7000系きかんしゃトーマス号2009」が本日をもって運転終了ということで、終点の中之島駅でイベントがあるというので、お誘いを受けたのでした。あまり気が進みませんが、まぁ孫君のたってのお願いですから老体に鞭打ってのお出かけとなりました。
 そういえば、先日の休日の昼下がり、本をぱらぱらめくりながらうつらうつらしていると、夢の彼方で「おじいちゃ~ん。来たよぉ~」という声が聞こえてきました。だんだんと声が大きくなって、はたと目を覚ましました。1カ月ぶりの孫君の来訪でした。
 孫君、愛犬ゴンタに餌をやったり、恐る恐る撫でてみたり、熱帯魚や亀五郎夫妻に餌をやったりと、おじいちゃんのお家に来たら何をしようかと、いろいろ考えて来たのでしょう。私の部屋に入ると、今度は童謡のLPレコードを持ち出してきて、それを聴かせてほしいとねだります。レコードのジャケットを広げて、「はしれちょうとっきゅう」「ちかてつ」「汽車ぽッぽ」などを楽しそうに聴いていましたが、用事をしていてふと振り返ると、なんとお昼寝タイムでした。保育所でのお昼寝タイムと同じ時間帯なのでしょうか。30分ほどすやすやとお眠りでした。
 私が保育園に行っていたときも、といってもずいぶん昔のお話ですが、タオルケットをもって広い教室に集まり、みんなでお昼寝をする時間がありました。なかなか眠れないのだけれど、それでもいつの間にかぐっすり眠ってしまう。そんな思い出があります。そのときに流れていたのが、園長先生が好きな曲だったのか、いま思えばドビュッシーの「子供の領分」や「ベルガマスク組曲」でした。
 その孫君一家も、この秋には我が家に近い最寄駅界隈のマンションに引っ越してくるのだそうです。車で10分もかからない距離です。息子たちが関東に行っていますので、在阪の娘夫婦が、高齢期を迎える我々のことを少し配慮してくれたのでしょうか。一緒に住むわけではないけれど、何となく心強く思ってしまいます。きょうは、エリック・サティーのピアノ小曲集を聴きながらのブログ更新でした。これからお出かけです。

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