月末にコンサートを控え、一生懸命練習しています。昨日は比較的自分の時間がとれる日でしたから、いつも以上に集中して練習に取り組むことができました。「いつもどんな風に練習なさってるんですか」と尋ねられることがよくあるので、昨日はどんな感じだったか書いてみます。
朝一番の練習開始は、まずスケールとアルペジオをさらーっとやって準備運動。その後、いきなりコンサートのプログラムを最初から最後まで全部通してみる。前の日にチェックしたところがちゃんと出来てるか、まだほかに気をつけなければいけないところがないか、確認しながらではありますが、とにかく一気に弾き通す。途中でとまらずに本番同様に弾き通すと、ちゃんとやれてないところ、確実でないところ、不満なところなどがボロボロ出てきます。それに加えて、プログラム全体を通しての集中力やパワーの配分などの感覚がつかめるので、とても大事な練習だと思っています。
そしてその後は一つひとつの曲の中身の再検討に入ります、不満なところや改善しなければいけないところなどにたくさんの付箋を貼り、一つずつやっつけて行く作業。いわゆる部分練習です。これで午前中が終わります。昼食後さらにその続きをやって、今度は符箋をどんどんはがしていく。そして、夕方頃になると今度はもう少し賢く、体力、気力、集中力の配分を考えながら、もう一度プログラム全体を通して弾いてみる。部分練習をしっかりやった後ですから朝一番に弾き通したときよりもぐんと良くなっているはずです。しかし、しかーし! そうは問屋が卸さない、というのはこういうのを言うんでしょうねえ・・・。予期しないところで不意打ちを受けたりして、また沈没、なんてことことがしょっちゅうです。まあ、こういうことを繰り返しながら、少しづつ、ほんの少しづつでも前に進んで行く、進むことができる、と信じて来る日も来る日もやってみる。これしかないですね。だからほんとに毎日がチャレンジだなーと思ってはいます。でも実はそんなに歯を食いしばってやってるというわけじゃないんです。何しろ相手は大好きなピアノさんですから、格闘してるのか、仲良く遊んでるのか、最後は自分でもわからなくなってしまうというのが実情です(笑)
もちろん普段はこんなにまとまった時間はとれないのでもっと細切れの練習になって、プログラム全体の「通し練習」が、曲の「通し練習」に代わったりしますが、「通し練習」と「部分練習」の組み合わせという基本的なパターンは、学生時代以来あまり変わっていません。限られた時間の中でもっともっと効率的な練習方法はないかと色々試しながら、基本的にはこのやり方でやっています。
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朝一番の練習開始は、まずスケールとアルペジオをさらーっとやって準備運動。その後、いきなりコンサートのプログラムを最初から最後まで全部通してみる。前の日にチェックしたところがちゃんと出来てるか、まだほかに気をつけなければいけないところがないか、確認しながらではありますが、とにかく一気に弾き通す。途中でとまらずに本番同様に弾き通すと、ちゃんとやれてないところ、確実でないところ、不満なところなどがボロボロ出てきます。それに加えて、プログラム全体を通しての集中力やパワーの配分などの感覚がつかめるので、とても大事な練習だと思っています。
そしてその後は一つひとつの曲の中身の再検討に入ります、不満なところや改善しなければいけないところなどにたくさんの付箋を貼り、一つずつやっつけて行く作業。いわゆる部分練習です。これで午前中が終わります。昼食後さらにその続きをやって、今度は符箋をどんどんはがしていく。そして、夕方頃になると今度はもう少し賢く、体力、気力、集中力の配分を考えながら、もう一度プログラム全体を通して弾いてみる。部分練習をしっかりやった後ですから朝一番に弾き通したときよりもぐんと良くなっているはずです。しかし、しかーし! そうは問屋が卸さない、というのはこういうのを言うんでしょうねえ・・・。予期しないところで不意打ちを受けたりして、また沈没、なんてことことがしょっちゅうです。まあ、こういうことを繰り返しながら、少しづつ、ほんの少しづつでも前に進んで行く、進むことができる、と信じて来る日も来る日もやってみる。これしかないですね。だからほんとに毎日がチャレンジだなーと思ってはいます。でも実はそんなに歯を食いしばってやってるというわけじゃないんです。何しろ相手は大好きなピアノさんですから、格闘してるのか、仲良く遊んでるのか、最後は自分でもわからなくなってしまうというのが実情です(笑)
もちろん普段はこんなにまとまった時間はとれないのでもっと細切れの練習になって、プログラム全体の「通し練習」が、曲の「通し練習」に代わったりしますが、「通し練習」と「部分練習」の組み合わせという基本的なパターンは、学生時代以来あまり変わっていません。限られた時間の中でもっともっと効率的な練習方法はないかと色々試しながら、基本的にはこのやり方でやっています。
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