昨日の地震はかなり大きかったようですね。報道で見た限りそれほど大きな被害はなかったようでひと安心です。でも、こればかりは、いつどこであってもおかしくないので不安です。
それにしても改めて思うのは原発のことですね。選挙報道を見ていると「原発推進」を主張する人たちの勢いが強いようですが、私には理解できません。
カザルスのことを思っています。スペイン生まれの世界的に有名なチェロ奏者。1936年にスペイン内戦が始まった時カザルスは60歳。フランコ政権によるファシズムの嵐を目の当たりにして亡命して国外に出たのが63歳のときだそうです。以後、フランコ独裁政権が続く母国スペインにもどることはなく、世界平和、反ファシズム、核兵器廃絶を唱えました。
私の手元に一枚のCDがあります。「パブロ・カザルス 鳥の歌―ホワイトハウス・コンサート」1961年、当時85歳のカザルスがケネディ大統領の招きに応じて演奏したときのライヴ録音です。当時、カザルスがこの招きに応じた、そして実際に演奏したということ自体が大ニュースだったそうです。そのCDの中の最後の曲「鳥の歌」をYoutubeでみつけたのでアップしておきます。平和を願うハートがひしひしと伝わってくるような気がします。
Pau Casals - El cant dels ocells (at the White House)
【追記】
カザルスについて、もう少し知りたいという方が何人かいらっしゃいましたので、参考になるリンクを張っておきます。とてもよくまとまっていますので、是非、読んでみてください。
「鳥の歌(校長先生のお話)」
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カザルスのことを思っています。スペイン生まれの世界的に有名なチェロ奏者。1936年にスペイン内戦が始まった時カザルスは60歳。フランコ政権によるファシズムの嵐を目の当たりにして亡命して国外に出たのが63歳のときだそうです。以後、フランコ独裁政権が続く母国スペインにもどることはなく、世界平和、反ファシズム、核兵器廃絶を唱えました。
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Pau Casals - El cant dels ocells (at the White House)
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