ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

不幸になる生き方

2010年11月13日 | 思うこと
「不幸になる生き方」というタイトルの本を読みました。著者は、今、勢いのある勝間和代さん。もちろん内容は不幸になるための本ではなくて、幸福になるための本です。不幸になる人、あるいは、不幸だと思っている人がどんなタイプかを分析し、幸福な人との比較をし、ならばどうすればいいか、どうとらえて行けばいいかを、勝間さんらしく現実的に書いています。

人は自分が幸福だとか不幸だとか、それぞれに感じるものだと思います。その人の欲求が満たされたり、持続されている時に幸福を味わったり、感謝の気持ちがわいてくるものです。逆に、その欲求が満たされない時に不幸感が生じます。価値観の相違で、自分では当たり前と思っていることが、周りの人や世の中には通じない事もあります。そんな時に不幸感を感じることもあるでしょう。仏教の教えのように、すべての煩悩を断つという手段もあるのでしょうけど、それは私の器では、受け付けられない遠い世界です。基本的には、人生楽しまなくちゃ!と思っています。その楽しさのための苦労はするけど、すべての欲求を断つなんて、私にはできません。

この本には、リスクを分散する生き方の推奨や、他責ではなく自責の念を持つこと、一つのことに依存してはいけないことなどを教えています。他人との比較から幸福は生まれないし、自己を肯定して生きていくことも大切です。そして、他人や社会への貢献がひいては自分の幸せにつながるということを書いています。


「不幸になる生き方」、勝間和代、集英社

これを読んで、気持ちが楽になりました。そうだ、そうだと納得しながら読みました。同感!と思うことがたくさんあり、勝間さんもいろいろ乗り越えてきた人なのだと思うと、私も勇気がでました。

結論、「人生を楽しむために努力する」 これだと私は思っています。


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