皆さまよくご存知の名曲「荒城の月」。この曲は大分県出身の作曲家、滝廉太郎が作曲した曲です。私は大分県に住んでいるせいか、色んな集まりなどでこの曲を耳にする機会がよくあります。
私も今度、ある会でピアノの演奏をするのですが、クラシックだけではなくこの「荒城の月」も弾いて欲しいというリクエストをいただきました。この曲をちゃんと楽譜を見て弾くのは初めてなので、改めて下調べを始めて、あれ?と思ったことがあります。私が今回入手したピアノソロ用にアレンジした楽譜と、日頃よく耳にする曲とでは、一ヶ所、音が違うところがあるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e1/89b92224c0218ac70911647e654f85fa.jpg)
この冒頭の二小節めのミの音です。ここにシャープがついています。いつも耳にする「荒城の月」はここにシャープがついていません。夫に歌ってもらったり(これはあまりあてにはなりませんが、一応大分県出身なので)、YouTubeで聴いてみたりしましたが、皆、シャープなしで歌っていました。そこでさらにウィキペディアを見てみると、私たちが日頃よく耳にしているのは滝廉太郎の原曲ではなくて、後に山田耕筰が編曲したバージョンの方だったということがわかりました。
「山田耕筰はロ短調からニ短調へ移調、(中略)一番の歌詞でいえば『花の宴』の『え』の音を、原曲より半音下げている」
なるほど、そういうことだったんですね。この半音の違い。結構大きいですよね。
最初聞いたときに違和感のあったシャープつきの旋律が、だんだんこのシャープに味わいがあるような気になってきました。今回は、敢えて原曲版をもとにしたこの楽譜で弾いてみようと思っています。
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「山田耕筰はロ短調からニ短調へ移調、(中略)一番の歌詞でいえば『花の宴』の『え』の音を、原曲より半音下げている」
なるほど、そういうことだったんですね。この半音の違い。結構大きいですよね。
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