フランクフルトの都心ではクリスマス市が催されている。先日初めて覗いたが、随分と整然としていて驚いた。もちろんクリスマス市なので、ワインフェストのような雑然とした雰囲気は無いにしても、あまりにアッペルヴァインもまわっていないようで不思議であった。
しかし、人の流れは多く大変歩き易いのは、普段から流石に人ごみに慣れている大都会フランクルトの住人と感じ入った。大体、ワイン街道ならばあの人手では割れたグラスが路上に散乱して、道端で蹲り救急車で運ばれる者が続出である。お行儀良く飼いならされた都会人を久方ぶりに拝見した。
それでもローマ時代からのレーマー広場にあるプロテスタント旧ニコライ教会の屋根の上からコラールが吹き鳴らされて、なかなか良い光景であった。その斜向かいに建っているのがパウルス教会で、そこでバッハのクリスマスカンタータの会があったのだ。その教会こそが、1848年の三月革命の折りに始めてドイツ統一議会が置かれた場所であった。
しかし、人の流れは多く大変歩き易いのは、普段から流石に人ごみに慣れている大都会フランクルトの住人と感じ入った。大体、ワイン街道ならばあの人手では割れたグラスが路上に散乱して、道端で蹲り救急車で運ばれる者が続出である。お行儀良く飼いならされた都会人を久方ぶりに拝見した。
それでもローマ時代からのレーマー広場にあるプロテスタント旧ニコライ教会の屋根の上からコラールが吹き鳴らされて、なかなか良い光景であった。その斜向かいに建っているのがパウルス教会で、そこでバッハのクリスマスカンタータの会があったのだ。その教会こそが、1848年の三月革命の折りに始めてドイツ統一議会が置かれた場所であった。