Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ワイン山のセレクション

2006-12-14 | ワイン
ワイン山には、未だに多くの葡萄の房が残っている。これを専門家は、ゾンマートリーブと云う。これは、夏の剪定が済むと新たに房が成長して大きくなるものを指す。

つまり、今年のように雹の被害などで八月の剪定が大掛かりに行われる必要があると、葡萄の幹のエネルギーはこれらの新たな房に集まる。今年は、それらが特に目立つ理由である。

さらに、今秋の記録的な暖かさは、その房にさらにエネルギーを与える事となった。しかし、それらは夏の陽を十分に受けているのではないので糖価は高まらない。

それらの房は、冬の鳥の餌になるのだろう。すると、鳥の繁殖が進み、生態系に影響を与えるだけでなく、鳥によってそれらの種は運ばれるのだろう。つまり、植生にも影響を与えるかもしれない。

こうした思考を進めていくと、なるほど進化論などと云う発想に行き当たる。しかし、その天候を左右すると云う間引きされる人類は進化するのだろうか?
コメント
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