Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ワインに温かみを添える

2006-12-23 | 生活
本日の日記を記して置く。特別なことはないが、クリスマスの祭日が、日曜に続いて月曜日から火曜日と繋がるので、平常の週末よりも長くなる。多くの人は、週半ばから準備をしているので、明日土曜日は平常よりも後片付けの雰囲気が強くなるだろう。

そのような訳で多くの人が本日金曜日に出来るだけの用事を済ますので、本日は朝から町はなんとなく騒がしかった。ご多分に漏れずに、土曜日には売切れてしまうようなものを中心に買物を済まして、出来る限り火曜日までの蓄えをしたつもりである。

ポーランドやイタリア人などの出稼ぎ者の多くは、里帰りとなる。クリスマスプレゼントとなるようなものをスーパーなどで物色する姿も見られた。多くのそうした出稼ぎ者たちは、故郷の家庭で親族が集まって、クリスマスを祝い、新年を迎えて、エピファニーになると仕事場であるドイツへと戻ってくる。

そのあたりは、本格的に二日から仕事が始まるドイツ社会とは異なり、年末年始をゆっくり過ごす向きが多いようである。来週も水曜日には平常となるが、直ぐに年末となる。

ワイン醸造所なども今日・明日が仕事仕舞いの場所も多く。町中の駐車場なども帰省で空っぽになる場所も見られる。

何れにせよ、クリスマスを家庭で過ごすのが通常である。 帰省と云うものを近くで見る事はあっても自らは経験した事が無いので、その帰巣本能のような感覚は皆目分からない。生活場所が最も良いか、最も良いところへと移動していくと帰省と云うのはもともと意味を持たない。

買物のついでにクリスマスプレゼントにと、ワイン街道から持ち帰ると喜ばれるであろうワインを取りにいって、帰省する者に持たせた。そのワインが、帰省先の故郷で話題となって、クリスマスイヴの食卓を楽しく飾ってくれるのを想像するのが何よりも楽しい。
コメント (5)
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