名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

開場迫るレゴランドを視察

2017-03-04 22:06:22 | Weblog
2017.3.4(土)
 昨日、名古屋港の金城ふ頭に4月1日オープンすることとなっているレゴランドジャパンの内覧会に出かけた。正式開館を前に、スタッフの習熟訓練などのための仮オープンに体験入場者として参加したものである。
 レゴランド(LEGOLAND)とは、レゴブロックで有名なオランダのレゴ社が開設したレゴのテーマパークである。現在、世界にはオランダ、イギリス、アメリカなど7か国で営業されているが、その8カ所目が名古屋の金城ふ頭に実現することになったものである。
 レゴブロックを組み立てていろいろな造形物を作って楽しむという事であるが、対象は幼児から小学校低学年までぐらいという。
筆者の息子が1970年代、まだ幼い頃、このブロックに熱中していたらしいが、そんなに長続きしなかった記憶がある。しかし幼い時に、小さなブロックを一つづつ組み合わせて造形物をつくるという事は感性を豊かにする可能性を秘めているのかもしれない。
 屋外型レゴランドは日本初という事で、名古屋市もレゴランドジャパン名古屋とタイアップしてその基盤整備に力を入れてきたらしいが、未知のところも多く、期待は大きいがどこまで集客できるか読めない。
 昨日の視察で分かったことは、4月1日の開幕時点では面積9haとこの種のものとしてはせまい。ちなみに東京ディズニーランドは51ha, 大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の39haと比べると内容が違うと言ってしまえばそれまでだが、大きく見劣りする。
 隣接してある名古屋市の国際展示場を老朽化による建て替えを機に、その跡地4haをレゴランドの拡張用地としており、完成は4年後の2021年という。
 強みもないわけではない。すぐ隣接してJR東海が運営するリニア・鉄道館がすでに開業している。それとの相乗効果が期待できるし、新たな国際展示場が完成すればさらに効果はアップする。なお、ホテルや商業施設も建設中である。昨日の新聞には、中部国際空港と金城ふ頭を直通バスでつなぐ計画もあるという。
もう ちなみに、東京ディズニーランドでは、18歳以上7400円、中高生(12~17歳)6400円、小人(4~11歳)4800円、シニア(65歳~)6700円となっている。
 また大阪USJは、12歳以上は7400円、4~11歳4980円、シニア6650円である(東京、大阪とも3歳以下は無料)。
 金額の多寡だけで決めつけることはできないが、スケールメリットの点から不安が残る。
 名古屋の河村市長は市の活性化につなげたいとしてかなり力を入れている。それはそれで良しとするが、人気の低い大都市としてどこまで浮上できるか、その実力が試される。


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