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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

北陸新幹線に乗ってきました その9 記念パーティー

2015年05月23日 | 旅行
北陸新幹線に乗ってきました その9 記念パーティー

 25日(土)夕刻から始まった京都大学グリークラブ創立50周年記念パーティーは盛大だった。会場は京都駅ビルにあるホテルの宴会場。たぶん200人近い出席があった。旧団員、家族などの他、招待された歴代京大総長や顧問・歴代ボイストレーナーなどなど。
 同窓会長のあいさつは創立当時の裏話で面白かったが、惜しむらくはいくつか日付の誤りがあったこと。まもなくアップロードされるアーカイブでは改善して欲しい。この会は50周年と銘打っているが、実は創立後48年半しか経っていないのもちょっと気になる。まあめでたいからいいかな。どっちにしても100周年には出席できそうにないし、75周年でも25年後に私は93才だからたぶん無理。

30 総長たちと同窓会長の鏡割り 2015.4.25 記念パーティー

31 ハーバード大学グリークラブ代表者のあいさつ 2015.4.25 記念パーティー

 ハーバード大学グリーとは、定期的に日米で交互に交流演奏会を開く関係で、同大学グリー同窓生のあいさつがあった。日本語の挨拶の後、一曲歌うという、グリーらしいスピーチだった。
 多くの同窓生と話が弾んで時間が早く過ぎる。最後は会場内全員で学歌や「紀の国」などの合唱が大音量で響き渡る。ちなみに「紀の国」は多田武彦作曲の男声合唱組曲「父のいる庭」の一曲で、私の出演したグリー第一回定期演奏会(1967年12月3日)で初演。ただしその時には第一曲は「改訂版」の「父のいる庭」ではなく「駅前旅館」という別の曲だった。すぐに改訂されたから、私は両方歌った。改訂された理由は、「駅前旅館」では一人で旅行するという青春時代の情景を歌ったもので、「駅」は「直江津に向かう列車の汽笛が出てくるから、新潟か富山か糸魚川かはたまた長野か。「父」と関連がないから。「父」が亡くなった直後の心情を歌った「父のいる庭」の方が組曲として一貫性ができる。この祝賀会に多田武彦氏にご出席をお願いしたが、ご体調が悪くて断念したとのことだった。
 同期生と二次会を楽しんで駅前のホテルに宿泊。
 後日談がある。5月1日に小倉の行きつけの喫茶店FFでコーヒーを飲んでいたら、店主の年配の男性が、「失礼だが、25日の土曜日に京都におられたか?」と質問してこられた。いたと答えると、店主もグリークラブ演奏会・祝賀会に出席しておられたという。話してみたら、この店は1969年3月21日のグリークラブ北九州演奏会の時、事前の渉外活動の拠点として、また地元の人への連絡窓口として、当時マネージャーだったNさん他がお世話になったという。その縁で招待状をお送りしたのだそうだ。わざわざ京都までお越しいただいた時に、常連というほど訪れていない私に気づかれたというのだ。世の中は狭い。
(つづく)


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