6月の馬島(その3)
採集した骨化石をクリーニングした。
採集時のようす(前に投稿した写真の再録)。
3つに割れていた標本を接着する。接着剤はエポキシ系。実は一度くっつけてほって置いたのだがずれてしまったので、切り離して接着剤をナイフで取り除く、そして再接着、という面倒なことになってしまったので、少し手間取った。
接着した標本。
まず外周が分かる程度に掘る。この標本の場合には、骨の周りに酸化鉄ができているので、近くまで掘るのが簡単。そのかわりに表面の砂岩が分離しにくい。
途中1
この時点で「鳥の叉骨」という最初の推定は誤りとわかった。写真の面に垂直方向のカーブがないので。では何かというと、ヒゲクジラ類の前方肋骨らしい。道具は小さいタガネ。鉄分が付着して分離は悪いがなんとか出してゆく。
途中2。一部の面が出たところ。
次回はこの標本の完成へ。
採集した骨化石をクリーニングした。
採集時のようす(前に投稿した写真の再録)。
3つに割れていた標本を接着する。接着剤はエポキシ系。実は一度くっつけてほって置いたのだがずれてしまったので、切り離して接着剤をナイフで取り除く、そして再接着、という面倒なことになってしまったので、少し手間取った。
接着した標本。
まず外周が分かる程度に掘る。この標本の場合には、骨の周りに酸化鉄ができているので、近くまで掘るのが簡単。そのかわりに表面の砂岩が分離しにくい。
途中1
この時点で「鳥の叉骨」という最初の推定は誤りとわかった。写真の面に垂直方向のカーブがないので。では何かというと、ヒゲクジラ類の前方肋骨らしい。道具は小さいタガネ。鉄分が付着して分離は悪いがなんとか出してゆく。
途中2。一部の面が出たところ。
次回はこの標本の完成へ。
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