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■「平均律クラヴィーア曲集・アナリーゼ講座」の、第1~4回の日程■
09.12.27 中村洋子
★本年もあと、4日を残すところになりました。
新年1月から新たに、カワイ表参道「パウゼ」で、開催いたします、
「平均律クラヴィーア曲集 第1巻・全曲アナリーゼ講座」の、
第1回~4回までの日程が、決まりました。
★いずれも、「AM 10時 ~ 12時半」です。
・第1回 1月 26日(火) 1番 ハ長調の前奏曲とフーガ
+「前奏曲」とは
・第2回 2月 18日(木) 2番 ハ短調の前奏曲とフーガ
+「暗譜の方法」そのⅡ
・第3回 3月 30日(火) 3番 嬰ハ長調の前奏曲とフーガ
+ Chopin 「雨だれ」との関係
・第4回 4月 28日(水) 4番 嬰ハ短調の前奏曲とフーガ
+ Beethoven 「月光」との関係
●お申込は、カワイ表参道 03(3409)1958
★雑誌「ぶらーぼ」の 1月号(p 128)にも、講座の案内が掲載中です。
★私が、この講座で望んでおりますのは、バッハを聴くだけでなく、
弾く楽しみを、一人でも多くの皆さまと、分かち合いたいからです。
ピアノを指導されている先生も、たくさんご参加下さいますので、
先生がたを通して、たくさんのバッハファン、つまり、
真の音楽愛好者が、増えることを、願って止みません。
★講座では、「平均律」と、後世の大作曲家との関係、つまり、
大作曲家たちが、どのように、「平均律」を学び尽くし、
血肉化していったか、その結果、
名曲、例えば、ショパンの「雨だれ」や、
ベートヴェン「月光」の、どこにそれが反映しているか、
などについても、バッハと対照しながら、お話していきます。
★また、第2回講座では、好評でした「暗譜の方法」を、
さらに発展させた「そのⅡ」も、予定しております。
★お話の内容を、逐一、実際にピアノで音を出し、
検証しながら、体験していただいております。
一般的にいいますと、調律が悪かったり、ピアノの状態がよくない場合、
バッハの美しさや、意図が、十全に伝わらないこともあります。
★会場となります「コンサートサロン・パウゼ」は、
毎回、きちんと調律され、ベストな状態に仕上げた、
「KAWAI・フルコンサートピアノ」を、使用いたします。
とても、美しい音で、気持ちよく講座を、進めることができます。
★「ピアノの先生を選ぶ基準は?」をいう質問を時々、頂きます。
一つの、お答えとして、
「先生が、レッスンでお使いになるピアノが、きちんと調律され、
いい状態に管理され、保たれているか」という点は、
大変に、重要な要素です。
★「ピアノ」という楽器に、全く、無頓着で、
ガタガタのピアノを、平気で弾いている先生も、
一部には、見られるようです。
≪弘法は、筆を選ばず≫と言ってみたり、
≪普段、状態が悪いピアノで弾いていれば、
どんなピアノでも、うまく弾くことができる≫、あるいは、
≪タッチは重いほうがいい、そうすれば、指が強くなる≫などは、
とんでもない、間違った考えです。
良い状態のピアノで、訓練し、ピアノに合った筋肉を、
鍛えていきませんと、百年練習しても、徒労に終わります。
★私の経験で申し上げますと、日々の練習で、
良い状態に保った、優れたピアノを使っている場合、
音楽ホールなどで、悪い状態のピアノに、出会った際でも、
理想とする、日々の音に近づけようと、
体と感性が、意識しないでも、反応していくものです。
日常的に、良いピアノ、良い音を、体に染み込ませませんと、
とっさの応用は、効かないと思います。
★時々、音が騒音のようにうるさかったり、音が汚い
ピアノ・コンサートに、遭遇することがあります。
会場の音響や、ピアノの状態も影響しているのかもしれませんが、
ピアニストが、ホールとピアノの状態に合わせて、
自分のタッチを、コントロールできない、ということが、
大きな、要因のように、思われます。
★多分、日常の自宅での弾き方を、そのまま、
変えることなく、ホールで再現しているからでしょう。
★理想は、出来るだけ感度のいいコンサートピアノを、
自宅に備えることですが、それは難しい話ですので、
使い込んだピアノでも、絶えず、良い「調律」状態に保ち、
「湿度と温度」管理、「遮光」などにも、万全の注意を配り、
自分の家族のように、ピアノを育むことです。
そのように育てたピアノを、お持ちの先生は、
きっと、音楽への愛情に満ち溢れた、良い先生でしょう。
(赤唐辛子)
▼▲▽△無断での転載、引用は固くお断りいたします▽△▼▲
09.12.27 中村洋子
★本年もあと、4日を残すところになりました。
新年1月から新たに、カワイ表参道「パウゼ」で、開催いたします、
「平均律クラヴィーア曲集 第1巻・全曲アナリーゼ講座」の、
第1回~4回までの日程が、決まりました。
★いずれも、「AM 10時 ~ 12時半」です。
・第1回 1月 26日(火) 1番 ハ長調の前奏曲とフーガ
+「前奏曲」とは
・第2回 2月 18日(木) 2番 ハ短調の前奏曲とフーガ
+「暗譜の方法」そのⅡ
・第3回 3月 30日(火) 3番 嬰ハ長調の前奏曲とフーガ
+ Chopin 「雨だれ」との関係
・第4回 4月 28日(水) 4番 嬰ハ短調の前奏曲とフーガ
+ Beethoven 「月光」との関係
●お申込は、カワイ表参道 03(3409)1958
★雑誌「ぶらーぼ」の 1月号(p 128)にも、講座の案内が掲載中です。
★私が、この講座で望んでおりますのは、バッハを聴くだけでなく、
弾く楽しみを、一人でも多くの皆さまと、分かち合いたいからです。
ピアノを指導されている先生も、たくさんご参加下さいますので、
先生がたを通して、たくさんのバッハファン、つまり、
真の音楽愛好者が、増えることを、願って止みません。
★講座では、「平均律」と、後世の大作曲家との関係、つまり、
大作曲家たちが、どのように、「平均律」を学び尽くし、
血肉化していったか、その結果、
名曲、例えば、ショパンの「雨だれ」や、
ベートヴェン「月光」の、どこにそれが反映しているか、
などについても、バッハと対照しながら、お話していきます。
★また、第2回講座では、好評でした「暗譜の方法」を、
さらに発展させた「そのⅡ」も、予定しております。
★お話の内容を、逐一、実際にピアノで音を出し、
検証しながら、体験していただいております。
一般的にいいますと、調律が悪かったり、ピアノの状態がよくない場合、
バッハの美しさや、意図が、十全に伝わらないこともあります。
★会場となります「コンサートサロン・パウゼ」は、
毎回、きちんと調律され、ベストな状態に仕上げた、
「KAWAI・フルコンサートピアノ」を、使用いたします。
とても、美しい音で、気持ちよく講座を、進めることができます。
★「ピアノの先生を選ぶ基準は?」をいう質問を時々、頂きます。
一つの、お答えとして、
「先生が、レッスンでお使いになるピアノが、きちんと調律され、
いい状態に管理され、保たれているか」という点は、
大変に、重要な要素です。
★「ピアノ」という楽器に、全く、無頓着で、
ガタガタのピアノを、平気で弾いている先生も、
一部には、見られるようです。
≪弘法は、筆を選ばず≫と言ってみたり、
≪普段、状態が悪いピアノで弾いていれば、
どんなピアノでも、うまく弾くことができる≫、あるいは、
≪タッチは重いほうがいい、そうすれば、指が強くなる≫などは、
とんでもない、間違った考えです。
良い状態のピアノで、訓練し、ピアノに合った筋肉を、
鍛えていきませんと、百年練習しても、徒労に終わります。
★私の経験で申し上げますと、日々の練習で、
良い状態に保った、優れたピアノを使っている場合、
音楽ホールなどで、悪い状態のピアノに、出会った際でも、
理想とする、日々の音に近づけようと、
体と感性が、意識しないでも、反応していくものです。
日常的に、良いピアノ、良い音を、体に染み込ませませんと、
とっさの応用は、効かないと思います。
★時々、音が騒音のようにうるさかったり、音が汚い
ピアノ・コンサートに、遭遇することがあります。
会場の音響や、ピアノの状態も影響しているのかもしれませんが、
ピアニストが、ホールとピアノの状態に合わせて、
自分のタッチを、コントロールできない、ということが、
大きな、要因のように、思われます。
★多分、日常の自宅での弾き方を、そのまま、
変えることなく、ホールで再現しているからでしょう。
★理想は、出来るだけ感度のいいコンサートピアノを、
自宅に備えることですが、それは難しい話ですので、
使い込んだピアノでも、絶えず、良い「調律」状態に保ち、
「湿度と温度」管理、「遮光」などにも、万全の注意を配り、
自分の家族のように、ピアノを育むことです。
そのように育てたピアノを、お持ちの先生は、
きっと、音楽への愛情に満ち溢れた、良い先生でしょう。
(赤唐辛子)
▼▲▽△無断での転載、引用は固くお断りいたします▽△▼▲