音楽の大福帳

Yoko Nakamura, 作曲家・中村洋子から、音楽を愛する皆さまへ

■ Chopin のテンポでBachの前奏曲を弾くと、Chopinの曲に変身 ■

2012-03-18 11:48:27 | ■私のアナリーゼ講座■

ショパンが見た「平均律クラヴィーア曲集」・アナリーゼ講座 第 1回のお知らせ

 ~ Chopin のテンポでBachの前奏曲を弾くと、Chopinの曲に変身 ~

                          2012.3.18      中村洋子

 

★日時: 2012年 4月 30日 午後 2時 ~ 4時半

★現在、カワイ表参道で、Johann Sebastian Bach バッハ ( 1685~1750 )の

「 Wohltemperirte Clavier平均律クラヴィーア曲集 」1巻 全 24曲を、

Bach の自筆譜を原資料として、アナリーゼ講座を開催しています。

その過程で分かりましたのは、クラシック音楽は、その作品が、

どれだけ深く Bach に立脚しているかが、傑作となるための、

最大の条件である、ということです。

 

★Bach に深く立脚しているからこそ、

Mozart、Beethoven、Chopin、Brahms、Debussy・・・は、

大作曲家なのです。

 

★Chopin が所有していました平均律クラヴィーア曲集 1巻に、

彼自身の手で書き込まれたテンポ、強弱など様々なマーク記号をつぶさに見ますと、

Chopin自身 の音楽が、分かってくると同時に、

Bach の音楽も、鮮明に理解できます。

 

 

★この講座の第 1回目は、 1巻 1番  C-Dur の前奏曲&フーガを、

Bach の自筆譜を基に、

Chopin の書き込みの意味を洞察しながら、分かりやすく解説します。

Chopin のテンポで 1番前奏曲を弾きますと、

Bach の作品が、 Chopin の作品のように聴こえるのには、

驚かされます。

 

★また、 Chopin の Etude や Prelude 、

Schubert  の Impromputuとの関連も、お話いたします。

それにより、 Bach のアウフタクトとは何かも、

自ずと、理解できることでしょう。 

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  ■ショパンが見た「平均律クラヴィーア曲集」・アナリーゼ講座 

 ≪ 第 1回 4月 30日 ( 月・祝 )  14:00 ~ 16:30 ≫
                

★平均律クラヴィーア曲集 第 1巻  第 1番 

会  場 :  カワイ music school みなとみらい  
          横浜市西区みなとみらい4-7-1 M.M.MID.SQUARE 3F
         ( みなとみらい駅 『 出口 1番 』 出て、目の前の高層ビル 3F )

会  費 : 3,000円 ( 要予約 )  Tel.045-261-7323 横浜事務所
                     Tel.045-227-1051 みなとみらい直通

 


※copyright © Yoko Nakamura
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