今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

少林少女 3

2008-05-16 23:49:26 | デッドボール
ここまでとは・・・。
事前宣伝の派手さと見た人の評価の落差がこんなに大きい作品は久しぶり。でもすばらしい!期待どおりのスベリっぷりだった。
映画って大きくくくると、ストーリーやメッセージとそれを伝えるための映像や音楽に分けることができる。「普通の」つまらない映画は映像にばかり凝ってストーリーがおざなりだったり、逆にストーリーは練ってあるけど映像が地味で映画にしなくても・・・と言われたり、片手落ちのケースがほとんどだ。でもこれは両方しっかりバッチリ兼ね備えているからスゴい!ストーリーは意味不明だらけの五流だし、売りなはずのワイヤーアクションやCGは真新しさゼロ、ラクロスシーンのタルさに至っては協会から訴えられそう!一体この企画、誰発信なんだろう?何か田舎の社長が自主制作でだして取引先に無理矢理買わせる演歌のカセットみたいな出来だもの。
まあでも悪評を確かめるためにカネ払って見に行ってるわけで、まんまとフジの策略に乗せられちゃってんのかなあ?
コメント
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