今から3時間ほど前(報道によると午前5時33分)、布団の中でそろそろ起きようかと思いながらもグズグズして、またウトウトしていた時だった。
ゆら~っと部屋が揺れた。僕は3階の自室で寝ている。この部屋は普段からよく揺れるのだ。近くに高速道路が通っているのでその振動で揺れることもあるし、強風の時も揺れる。その都度「あっ、地震か!」とビビるのだけれど、単に揺れていただけ、ということばかりだった。これもまたその類の揺れだろうと思ったとたん、ガタガタガタッと異様な揺れ方がした。いつもと違う。これは本物の地震に違いない。…と、思う間もなくガタガタガタ~ッと強烈な音を伴った揺れに襲われた。うわぁ!
家が倒れるかも知れない…
怖がりで心配性の僕は、咄嗟にそう感じた。えらいこっちゃ。あわてて階段を降りながらも、「ここで取り乱したら階段から転げ落ちるぞ。落ち着け落ち着け…」と自分に懸命に言い聞かせながら、2階の和室で寝ている妻とモミィのところへ降りて行った。妻が眠ったままのモミィを布団の中で抱き寄せていた。そのとき、揺れは収まった。
時間にして、10秒ちょっとぐらいではなかったか。短くてよかった。阪神淡路大震災の時は、もっと揺れている時間が長かったし、棚に置いてあるものがほとんど床に落ちた。しかし僕が地震でこれほどの恐怖を感じたのは、まさしくあの18年前の大震災の時以来である。
リビングへ行き、テレビをつけた。画面に出ていた地図を見ると、震源地は淡路島付近で、淡路島は震度6弱。大阪府内は一部が震度5弱で、あとは全域に震度4という数字が出ていた。そのあと、各市ごとの詳しい震度が字幕で流されたが、それによると僕が住む市は震度3であり、隣接する市は4だった。「震度3か4で、これほど揺れるのか…?」と、僕は不思議な思いに捕らわれた。
テレビでは各地で怪我をした人も出るなど、いろいろな被害は報じられていたが、大災害…というところまではいかなかったのは、不幸中の幸いであった。
しかし震度3か4であれだけの揺れを感じて周章狼狽した僕である。それを思ったとき、2年前の東日本大震災では、住民の人々の恐怖はどれほどだったろうか、と改めて心が痛んだ。
大阪は大きな地震が起きない所だから…と、僕の気持ちの中に妙な迷信みたいなものが宿っていたけれど、こういう目に遭うと、否応なしに「地震は恐ろしいものだ」と痛感せざるを得ない。穏やかに晴れ渡った土曜日の朝だけれど、まだ今も、胸騒ぎが収まらないままでいる。
余震が18年もしてから来るのかと思いますが、
何十年も経ってから余震が来た例もあるそうで、
いずれにしても、地震のない国が羨ましいです。
今朝 私の携帯電話にも 緊急地震速報 が メールで 入っていました。わからない気分というか~。
今朝 テレビで 少しの報道 まだ 映像は よくわからない。また 大震災 なんとかしてくれよ。みたいな気分です
今後の情報を 待つしかないです。
こちらは 地震の影響は 無いといっていいようです
気分が 少し 憂鬱な 私です。
元気ださないと それでも 街は 動いている