信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

昼・夕・宵の目立ち花

2023年06月10日 | 山野草

道沿いや草むらに、アカバナ科の外来種3種が目立つ花を咲かせる季節です。


ヒルザキツキミソウは北米原産、民家の庭花から道端に種がこぼれたようです。
夜明け前に花を開き、昼間にも咲くことからついた名前だとか。


ヒルザキツキミソウの花は白色~ピンク色です。
ピンク色の花の場合、モモイロヒルザキツキミソウとする説もあるようです。


濃赤のストライプが入った萼片がアクセントになっています。


舗装道路の隙間に根を下ろしているのは、南米原産のユウゲショウです。


夕方に艶っぽい花を開くことからついた名前だそうです。


昼間でもきれいな花をパッチリと開いています。


グランドの土手の草むらにマツヨイグサを見つけました。
花は夜に咲く1日花なので、昼間はしぼんで赤味を帯びます。


宵を待って咲くマツヨイグサ、南米原産で1850年前後に観賞用で入ったとか。
ちなみに、竹久夢二作詞の歌曲「宵待草」は、♪待てど暮らせど来ぬ人を・・♪


運よく陽の照る下で開いている花に巡り合えました。
花弁は4個、雄しべは8個、柱頭は4個の線形に分裂し十字形です。
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