そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





今、この首輪が周囲でプチブームだ。
だいぶ遅いのだが。
今になって流行っている。
なぜだか分からんが。
今になって流行っているのだから仕方ない。
ファイテンというメーカーの品だ。
プロ野球選手やメジャーリーガー、プロゴルファーなどが首につけている姿をテレビなどで目にすることがあると思うけど、アレである。

最近このネックレスを一日中しているのだが(僕は黒)どんな効能があるのかというと、寝付きが良くなった。
これは間違いない。
なかなか眠れなくてベッドで悶える長い夜……ということがなくなった。
寝ようと思うと、すっと眠れる。
間違いなくこの首輪のおかげだと思う。
チタン、効くのだ。

肩こりにも効くらしいのだが、その点でいえば実感はない。
ただ最近は「肩こってるなぁ~」と思う瞬間がないので、効いているのかも知れない。
こればっかりは分からない。
肩が最近こってないといえば、こってない。
だから効いているのかも知れない、といえば知れない。

2500円程度のものなので、だまされたと思って試してみて欲しい。
いろんな種類が販売されているから。
オシャレなのから、そうじゃないのまで。
確実に寝付きは良くなる。
これは間違いない。
いや、そう言い切るのは危険だな、このコンプライアンスがどうのこうの小うるさい時代に。
僕の場合は(そして僕の周囲の何人かの証言によっても)間違いなかった。
つまり、寝付きは良くなる可能性が「高い」です。
100%とは言い切りません。
うん、言い切らない(笑)

コメント ( 2 ) | Trackback ( )




ティファニーで朝食を
トルーマン・カポーティ
新潮社


村上春樹氏の新訳による「ティファニーで朝食を」を読む。

トルーマン・カポーティの代表作。
さすが新訳とあって、古くささを感じさせない。
その昔、別の人の翻訳で読んだ時は、時代掛かった古くさい女に過ぎず、とくに魅力的とも思えなかった主人公ホリー・ゴライトリーが、村上訳では生き生きとした自由奔放さで新たな魅力を放っていた。
なかなか新鮮。

小説を読んだ勢いで、久々にDVDを引っ張り出して、オードリー・ヘプバーン演じるホリーを観た。

ティファニーで朝食を

パラマウント ジャパン


映画と小説は、構成要素はわりと一緒なんだけど、全体的には「まったく別の話」で(正反対と言ってもいい)、どっちが好きかと聞かれるととても困ってしまう。
小説には小説だから出来ること、すべきことがあり、カポーティはそれを描ききっている。
映画には映画だから出来ること、すべきことがあり、ヘプバーンはそれを演じきっている。
だからどっちも素晴らしい作品だとしか言えない。
小説にはあくまで小説としての成り立ち方があり、映画にはあくまで映画としての成り立ち方がある、という当たり前といえば当たり前のことがとてもよく理解出来るので、この「ティファニーで朝食を」は小説と映画を比較する格好のお手本だ。
小説になくて、映画にあること。
映画になくて、小説にあること。
それらを一つ一つ精査するだけで、非常に勉強になるのだ。

まあ難しいことはともかく、いい小説だし、いい映画です。

ヘンリー・マンシーニの「ムーン・リバー」は、僕の数少ない「歌える英語の歌」のレパートリーの1つなんだもん。
それだけ好きってことです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )