gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その236 知られざる名作編

2010-09-10 16:52:00 | ゲーム一般
「ふぇいばりっと Sweet!」本日応援バナー企画当選者様発表です! 景品は今月中に発送予定となっております。

蠅声の王 シナリオⅡ DL販売開始しました。
http://www.lostscript.jp/main.html


知られざる名作などという言葉がある。 一部のコアな人たちには熱狂的な支援を受けるが、一般的には無名の作品、というあたりがその定義だろう。

PCゲームで言えば、「シネマハウスにようこそ」とか「東京トワイライトバスターズ(略称TTB)」、「妖撃隊」や「シャムハト」などがこれにあたる。 いずれも98時代の作品である。

シネマハウスとTTBはクソゲーの山を気づいていた会社が、最後に作った作品というシチュエーションがそっくりで、それが大変な傑作になってしまったという点もよく似ている。

「シネマハウスにようこそ」は、映画制作のシミュレーションであり、進行はアドベンチャーゲームの体裁になっている。 一応エロゲーというレーティングだが、エロ要素は皆無に近い。 近いというより事実上ゼロである。

未来のある惑星のある街、そこへ一人の青年がやってきて映画作りを始める。 ヒロイン3名の内1名を女優として起用し、映画を作って行くのだが、コンテストに出展し賞を受けることで有名になることが出来る。(これにより好意ャCントや評価ャCントが上がるようだ)

この惑星の街と街の人々は、いずれも優しく穏やかである。 居心地の良い街で長年の念願だった映画作りをする、天国のような日々(この街の名がパライソだから当然かも)。 コンテストで優勝し人々に讃えられる喜び。

しかし、この惑星にも戦争の波が押し寄せる。 そして主人公も出征し名も知れぬ星で最期を遂げる。

この花の静かに散るような穏やかな日々と、戦争の影との対比が、このゲームに微妙な陰影を作り、深みを与えている。


名作ではあるが、このゲームをプレイするのは中々大変だ。 残念ながら制作会社のハードは既に解散しており、eggでも発売はされていないので、98の実機でFDでプレイするか、或いはその他の方法しかない。 

TTBはeggからエミュレーターが発売されているので、簡単にプレイできるが、難易度はかなり高い。 妖撃隊やシャムハトはシネマハウス同様現状プレイするのはかなり難しい。