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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その235 考古学テーマのゲーム編

2010-09-07 11:39:00 | ゲーム一般
アンチャーテッドをやっていて気づいたことがある。 このゲーム九龍妖魔学園紀やシャムハトと似ているな、ということだ。

九龍妖魔学園紀は東京魔人學園シリーズと世界観を共有する伝奇アドベンチャー(&SLG&RPG)の傑作だが、考古学テーマという点、トレジャーハンターが主人公というところ、遺跡で謎やトラップを解きながら進むというあたり、かなりよく似ている。 

雰囲気的には、九龍は暗、アンチャーテッドは明とかなり異なる。 このあたりは日本とアメリカの感受性の違いなのだろうか。 アンチャーテッドはいかにもヤンキー的に底抜けに明るいのが、気に障る人もいるかも知れない。

大分前になるが、「シャムハト」という、これは完全な考古学テーマのゲームがあった。 オリジナルはうんずで、後に98にも移植されている。 当時としては珍しく背景の大半がャ潟Sンであり、非力なTOWNSには荷が重くて、やたら遅いのが難だった。 しかしストーリー的にはギルガメッシュ伝説をアレンジした本格的な考古学もので、日本では勿論海外でも珍しいテーマだった。 

本家のギルガメッシュ伝説では、半神半人の暴王ギルガメッシュを唐キために町人が神に祈り、その結果半人半獣のエンキドゥが遣わされる。 そしてエンキドゥは女性と7日7晩交わり、知を得る。 二人は7日間闘うが勝負がつかず、その後無二の親友となる。 ここまでがギルガメッシュ伝説の前半である。

ゲーム「シャムハト」では、エンキドゥが知を得たのは、「シャムハト」と呼ばれる英知をもたらす冠をかぶったから、ということになっている。 その冠を巡っての争奪戦と、遺跡の発掘がこのゲームのメイン部分である。 これだけ考古学を正面にすえたゲームは非常に珍しい。 

アナンナその他ギルガメッシュ伝説の登場神をちりばめ、シュメール文明の雰囲気を盛り上げていた。 個人的には大好きなゲームの一つである。

考古学メインのゲームには、大昔に「アマゾン学術探検」とかいうRPG(洋ゲー)があったが、その後はほとんど見たことがない。