ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年6月25日。熱帯夜

2021-06-25 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月25日。夏日が続き、ベラルーシでは珍しい熱帯夜です。

 ライアンエアー緊急着陸事件で、逮捕されたプロタセヴィチ氏とサペガ氏が、自宅謹慎処分になりました。
 政府が借りているマンションの部屋に軟禁状態のようです。
 ミンスク空港で拘束されたときは、「死刑になる・・・。」と話し、その後KGB刑務所に収監されていたのが、裁判も待たずにマンションの一室に移送されたそうです。

 他にもミンスク市内を流れるスビスロチ川の岸辺でプロタセヴィチ氏とサペガ氏らしき二人組が、おそらく国営テレビのスタッフであろうカメラマンに写真か動画の撮影をされていたという目撃情報もあります。
 逮捕後、プロタセヴィチ氏はテレビ番組に出演させられたりしていたので、よくやった、ごほうびだとうことで、刑務所ではなくマンションに移されたのかもしれません。
 プロタセヴィチ氏の両親は、政府の意図していることはわからないとコメントしています。

 サペガ氏の義父(母親の再婚相手のようです)はサペガ氏と面会できましたが、マスコミの取材に、「誓約書にサインしたから、多くは語れない。」としながらも、サペガ氏の健康状態はよく、また逃亡してもすぐ追跡できるようなブレスレットなどははめられていなかったそうです。
 

 ベラルーシ大統領は、今日、正教のジローヴィチ修道院を訪問し、
「ベラルーシの正教を破壊しようとしている勢力がある。」
と述べました。それえが誰なのか、組織なのかなどについて詳しくは話しませんでした。

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