ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年6月23日。また気温33度

2021-06-23 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年6月23日、今日も気温が33度で、蒸し暑いです。5月がずっと寒かった反動でしょうか。

 ミンスク市内にあるラトビア大使館の煉瓦塀が、レッカー車が繰り返し追突したことにより、ほぼ全て破壊されました。
 理由は不明です。
 ラトビア外相は、ミンスク市当局がこの事件を調査し、国際法に準拠した外国大使館の安全を確保することを期待している」とツイッターで述べました。


リトアニアのビリニュスにあるベラルーシ大使館の塀には誰かがロシア語で「テロリスト」と落書きしました。

 
 今、ミンスク市内のアイスホッケー会場で、兵器見本市が開催中です。ベラルーシ軍需企業が開発した最新技術搭載の兵器が集結しています。
 対空ミサイル、ロケット弾、バズーカ砲、それらを搭載できる軍用車、もちろん軍事目的のドローンもあります。
 さらにこの見本市でのプレスの席上で、ベラルーシはロシアに年間2億から3億ドルの兵器を輸出していると記者団に発表しました。(そんなこと、とっくの前からしていることはみんな知っているので、別に驚きませんが。)
 ソ連時代、ベラルーシはこれこれの兵器(主に陸軍用兵器)を製造しなさいと工場を建てさせられ、完成品はソ連軍で使用していたわけです。ソ連が崩壊した後も軍需工場は残ったままで、完成品はソ連軍ではなく、ベラルーシ軍やロシア軍が使うようになったまでのこと。今はベラルーシからロシアへ輸出しているということになっています。
 
 
 エストニアでロケが行われた映画「ミンスク」(監督はロシア人)が完成したそうです。国際映画祭に出品されるそうですが、賞を獲るのではと期待されているそうです。プロデューサーはベラルーシ人で、政治学者。野党を支援したことで、逮捕され、三ヶ月間KGB刑務所に収監されていた経歴の持ち主だそうです。
 監督は、映画祭終了後、オンラインで視聴できるようにしたいと話しています。当然ベラルーシ(とロシアの)映画館では上映されませんので、オンラインを期待したいですが、ベラルーシ国内に住んでいる私は見られるかどうか分かりません。

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