5月7日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は20168人になりました。1日で913人の増加です。とうとう2万人台になりました。
死者数は116人になりました。
23万件近くの検査数で、回復者は5067人です。
5月9日の戦勝軍事パレードですが、詳しいことが分かってきました。
午前11時にパレード。(ベラルーシの大統領がロシアのパレードに出席しなくなったので、午前中に変更されたようです。)
このパレードにロシアのプーチン大統領を招待し、すぐ断られたそうです。だからロシア大統領はベラルーシの軍事パレードは見に来ません。
午後9時半から記念コンサート。いわゆる国民的歌手が多数出演する予定です。そして花火の打ち上げです。
ベラルーシから見て西側の国境地帯を守る軍の中に将校18人が集団感染していることが判明しました。周囲にも広がっているようですが、正式な発表はないです。
ベラルーシの地方都市で30代男性の救急隊員が死亡。
ミンスクの修道院内で集団感染発生。シスターの半数だそうです。
軍、医療関係者、宗教関係者の中で感染が広がっています。
持病のない若い人の死亡も出てきました。ミンスクで36歳の男性、ゴメリで36歳の幼稚園長、コメリの医療系カレッジに留学していたトルクメニスタンの留学生。
ベラルーシ外務省は、ベラルーシのコロナウイルス対策や感染情報に虚偽の報道を行ったとして、ロシアのテレビ局「第1チャンネル」の特派員や撮影スタッフの国外退去を決めました。
次にベラルーシの政府批判をしていたブロガー、セルゲイ・チホノフスキーが逮捕されました。理由はゴメリの裁判所からの命令だそうです。身柄の解放を求める人たちがデモを行い、そのうちの数名も身柄を拘束されました。
チホノフスキーは今年8月に行われる予定の大統領選に立候補しました。チホノフスキーは実業家だそうですが、以前にも反政府デモに参加して、15日間身柄を拘束されていたことがあります。
ベラルーシでレストラン経営をしている男性が、コロナウイルスの影響で、売り上げが激減し、ベラルーシにもレストラン協会を創立して一丸となって政府に訴えるほうがいいと呼びかけ、さらにレストラン業界(カフェやバーなども含む)に対して政府が減税などの支援をするべきと主張する動画をYouTubeで流しました。ベラルーシ政府に対する厳しい批判も混じっています。
ベラルーシでは営業の自粛要請といった感染対策をとってはおらず、外食産業が軒並み減収しているのは、一般人が自己判断で感染リスクが高そうで不要不急の場所は行かなくなったからです。日本は営業自粛をお願いしている状態ですが、ベラルーシは逆に「客が来るよう、知恵を出して営業せよ。」と発破をかけています。
消費者心理が萎縮している状況下で外食産業は集客して利益を上げて、いつものように税金を国に納めよ、と言っているわけです。国立の医療機関だらけの国ですから、税収が減ると、医療機関もうまく回らなくなってくるので、そういう発想になるのは分かるのですが。
おそらく外食産業界の訴えも、営業自粛や閉店の命令は国が出しているわけではないので、退けられると思います。
ここで注目すべきは、今までだったら文句があっても、動画にしてネット上で発表することはなかった、という点です。
ロシアのアーティストもベラルーシのコロナウイルス対策について、おもしろおかしく音楽の動画としてネット配信し始めました。これがベラルーシ国内でしていたら、身柄拘束されるか国外退去命令が出ますが、国境の向こう側にいるので、怖いものなしのようです。
人のことはほっておいて、というベラルーシ人もいるでしょうが、ネット上で特に若いベラルーシ人もそういう動画を見ているので、今後の影響を考えると少々心配です。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は20168人になりました。1日で913人の増加です。とうとう2万人台になりました。
死者数は116人になりました。
23万件近くの検査数で、回復者は5067人です。
5月9日の戦勝軍事パレードですが、詳しいことが分かってきました。
午前11時にパレード。(ベラルーシの大統領がロシアのパレードに出席しなくなったので、午前中に変更されたようです。)
このパレードにロシアのプーチン大統領を招待し、すぐ断られたそうです。だからロシア大統領はベラルーシの軍事パレードは見に来ません。
午後9時半から記念コンサート。いわゆる国民的歌手が多数出演する予定です。そして花火の打ち上げです。
ベラルーシから見て西側の国境地帯を守る軍の中に将校18人が集団感染していることが判明しました。周囲にも広がっているようですが、正式な発表はないです。
ベラルーシの地方都市で30代男性の救急隊員が死亡。
ミンスクの修道院内で集団感染発生。シスターの半数だそうです。
軍、医療関係者、宗教関係者の中で感染が広がっています。
持病のない若い人の死亡も出てきました。ミンスクで36歳の男性、ゴメリで36歳の幼稚園長、コメリの医療系カレッジに留学していたトルクメニスタンの留学生。
ベラルーシ外務省は、ベラルーシのコロナウイルス対策や感染情報に虚偽の報道を行ったとして、ロシアのテレビ局「第1チャンネル」の特派員や撮影スタッフの国外退去を決めました。
次にベラルーシの政府批判をしていたブロガー、セルゲイ・チホノフスキーが逮捕されました。理由はゴメリの裁判所からの命令だそうです。身柄の解放を求める人たちがデモを行い、そのうちの数名も身柄を拘束されました。
チホノフスキーは今年8月に行われる予定の大統領選に立候補しました。チホノフスキーは実業家だそうですが、以前にも反政府デモに参加して、15日間身柄を拘束されていたことがあります。
ベラルーシでレストラン経営をしている男性が、コロナウイルスの影響で、売り上げが激減し、ベラルーシにもレストラン協会を創立して一丸となって政府に訴えるほうがいいと呼びかけ、さらにレストラン業界(カフェやバーなども含む)に対して政府が減税などの支援をするべきと主張する動画をYouTubeで流しました。ベラルーシ政府に対する厳しい批判も混じっています。
ベラルーシでは営業の自粛要請といった感染対策をとってはおらず、外食産業が軒並み減収しているのは、一般人が自己判断で感染リスクが高そうで不要不急の場所は行かなくなったからです。日本は営業自粛をお願いしている状態ですが、ベラルーシは逆に「客が来るよう、知恵を出して営業せよ。」と発破をかけています。
消費者心理が萎縮している状況下で外食産業は集客して利益を上げて、いつものように税金を国に納めよ、と言っているわけです。国立の医療機関だらけの国ですから、税収が減ると、医療機関もうまく回らなくなってくるので、そういう発想になるのは分かるのですが。
おそらく外食産業界の訴えも、営業自粛や閉店の命令は国が出しているわけではないので、退けられると思います。
ここで注目すべきは、今までだったら文句があっても、動画にしてネット上で発表することはなかった、という点です。
ロシアのアーティストもベラルーシのコロナウイルス対策について、おもしろおかしく音楽の動画としてネット配信し始めました。これがベラルーシ国内でしていたら、身柄拘束されるか国外退去命令が出ますが、国境の向こう側にいるので、怖いものなしのようです。
人のことはほっておいて、というベラルーシ人もいるでしょうが、ネット上で特に若いベラルーシ人もそういう動画を見ているので、今後の影響を考えると少々心配です。