ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

「戦争と平和の絵本と子どもたちの絵」 ハーモニー絵画教室の表敬訪問

2017-10-16 |   おりづるの旅
 すでにチロ基金の活動「戦争と平和の絵本と子どもたちの絵」についてご報告していますが、10月16日、広島の新荘さんとハーモニー絵画教室を表敬訪問しました。

 このプロジェクトについて詳しくはこちらをご覧ください。
ベラルーシの子どもたちが描いた広島の絵についてまとめと続報です

 2冊の日本の絵本「おりづるの旅 さだこの祈りをのせて」(うみのしほ・作 狩野富貴子・絵 PHP研究所・出版)と「ピンク色の雲-おばあちゃんのヒロシマ」(宇留賀佳代子・作 稲田善樹・絵 てらいんく・出版)がこのプロジェクトが始まるきっかけだったのですが、今回の表敬訪問では、新荘さんが作者である宇留賀さんからの子どもたちへのお礼状(ご本人の手書きのロシア語です!)そして作品を描いてくれた子どもたちに日本の画材などの贈り物が絵画教室のエレーナ先生に渡されました。

 このように直接日本から新荘さんが持ってきてくださって、子どもたちも大変喜んでいました。
 特に初めて触れる日本の画材でまたきっとすばらしい作品を描いてくれるでしょう。
 
 そして新荘さんが持ってきてくれた中国新聞などの記事。日本の新聞に自分の作品が掲載されているのを見て、子どもたちが本当にうれしそうな顔をしていたのが印象的でした。

 エレーナ先生と芸術を通しての平和教育についてのお話も盛り上がりました。
 今回作品を描いてくれた子どもたちはきっと平和を愛する大人に成長すると確信しました。

 このような機会を与えてくださった新荘さんをはじめ、絵本を作った作家、画家、出版社の方々、ロシア語に翻訳したANT-Hiroshimaのみなさん、エレーナ先生、また郵送費を支援してくださったチロ基金支援者の皆様にも感謝申し上げます。


 

 
 

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