ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

モロジェチノで出張講演 3

2019-04-02 | 日本文化情報センター
 予想に反して、男子学生のみなさんは喜んで折り鶴を作ってくれました。
 技術系の頭脳を持っている人たちばかりだったせいか、作り方の図もすぐ理解してくれました。器用な人はあっという間に完成。私がちょっと手伝った人もいましたが、最後には全員笑顔でした。 
「千羽作るのにどれだけ時間がかかるのだろう。」
「サダコさんはどんな気持ちで折っていたのか・・・」
「日本語を勉強してみたくなった。」
といった感想をいただきました。
  
 原爆や白血病といった重いテーマについても真剣に耳を傾けてくれ、また戦争の歴史を学ぼうとする姿勢がすばらしく、私も勉強になりました。文化交流は大切だとかいろいろ言われていますが、情報発信する側としてはやはり受け入れる側にそういう心があると助かりますし、お互いのためになると感じました。

 いつものことながら、司書のみなさんには細かく準備、配慮してくださり本当にありがたいことです。
 機会があればモロジェチノ中央図書館とは協力関係を続けていきたいです。
 

モロジェチノで出張講演 2

2019-04-02 | 日本文化情報センター
 今回参加するのは地元の国立モロジェチノ総合技術カレッジの学生さんということで、日本の紹介をしましたが、日本人の発明や、日本語についてお話しました。
 すでに寄贈していた絵本「おりづるの旅」を紹介し、広島の原爆の話もしました。
 実際図書館に来てくださったのは、男子学生がほとんどでした。引率した先生は女性でしたが、技術系のカレッジということで、やっぱり男子が多く、折り紙の話をしても受けないのではないかと少々心配していました。

モロジェチノで出張講演

2019-04-02 | 日本文化情報センター
 4月2日、モロジェチノ市立中央図書館へ出張講演に行ってきました。
 日本文化情報センターとこの図書館とは長年のお付き合いがあります。寄贈した書籍・文献も多数になりました。
 今回は「外国語週間・日本の日」という図書館のイベントにご招待を受けて行ってまいりました。
 
 この図書館のサイトでイベント報告が公開されています。(ロシア語のみですが画像が見られます。)こちらをどうぞ。
 
 またモロジェチノTVでも紹介されました。
 こちらのリンク先から視聴できますが、このイベントについて放映されるのは番組開始から7分20秒ぐらいのところからです。
 
地元メディアのニュースサイトはこちらです。(ベラルーシ語)