ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

田中将浩さんと日本語で歌おう会 節分コンサート 7

2019-02-03 | 日本文化情報センター
 大トリは全員で歌う「浜辺の歌」です。
 日本語とベラルーシ語で歌いました。
 ベラルーシ語版は2005年に日本文化情報センターの企画で発表したアルバムから選びました。
 14年前に翻訳してCDにしていたのが、節分コンサートで役に立ちましたよ。
 トーダル&WZ-オルキエストラのCD「月と日」について詳しくはこちら
 ベラルーシ語版「浜辺の歌」についてはこちらです。

 日本語の「浜辺の歌」はメロディーがゆっくりなので、前回の「カチューシャ」より歌いやすかったようです。
 ベラルーシ語の「浜辺の歌」はノリがいいので、盛り上がりました。
(トーダルのアレンジにより、変貌してしまった「浜辺の歌」を最初聞いたとき、田中さんは笑ってましたよ。)
 
 みんなで上手に二ヶ国語で歌えてよかったです。
 オールマイティに何でも演奏できる田中さんにとても助けられました。
 本当にありがとうございました!
 生徒にとっても楽しく日本語が学べるよい機会になりました。これをきっかけに、それぞれ日本語ソングのレパートリーを増やしておいてほしいですね。次回のコンサートのために。  田中さんがまたベラルーシに来られることを、今からみんな期待しています!

田中将浩さんと日本語で歌おう会 節分コンサート 6

2019-02-03 | 日本文化情報センター
 そしてトリはやはりこの人、オリガさんです。
 今回はウクレレも演奏して田中さんのギターと競演。
 曲はユーミンの「やさしさに包まれたなら」でした。
 コンサートのプログラムには各曲のロシア語訳を掲載しました。
 歌う人が翻訳しましたが、オリガさんは歌も翻訳もいつものことながら、完璧でしたね。
 盛り上がりました。

田中将浩さんと日本語で歌おう会 節分コンサート 5

2019-02-03 | 日本文化情報センター
 鬼が鬼が島に帰った後、サカナクションの「新宝島」を結重さんが歌ってくれました。
 エヴゲーニイさんはギターを弾いているように見えますが、実際にはボディー部分を叩いてドラムを担当しています。
 お多福は何もしていないように見えますが、実際にはカスタネットを叩いています。
 カスタネット(蛙の形をしているケロケロカスタネット。日本文化情報センターの備品。チロ基金提供。)で、プロのギタリストと競演できて、本当に光栄です。

田中将浩さんと日本語で歌おう会 節分コンサート 4

2019-02-03 | 日本文化情報センター
 会場の電気がつくと、鬼(悪魔)が登場。田中さんまで鬼になってしまいました。
「うははははは・・・! お前も蝋人形にしてやろうかあ!」
「助けて!」
 鬼のそばにいたくないお多福は逃げていきました。
 そして5人の鬼(悪魔)は聖飢魔Ⅱの「蝋人形の館」を歌い始めるのでした。

(日本語の鬼も悪魔も、ロシア語だとデーモンなので、細かいニュアンスの違いは無視してください。)

 画像の左から順に、エース(田中さん)、ライデン(エヴゲーニイさん)、デーモン閣下(リュドミーラさん)、ゼノン(オリガ・ボイノワさん)、ルーク(アレクセイさん)です。
 
 アレクセイさんは歌ではなく、「お前も蝋人形にしてやろうかあ!」などのナレーション担当。
 オリガさんはでんでん太鼓を担当。(でんでん太鼓は日本文化情報センターの備品。日本で購入しておいて役立ちましたね。チロ基金提供。)
 ちなみに後ろの鬼のお面や掛け軸などは、チロ基金支援者の方々からの寄贈品です。
 とても役に立ちました。ありがとうございました。

 この後、司会のお多福が戻ってきて、
「本当に鬼が来たけど、大丈夫。みんなで大きな声で言いましょう。『鬼は外! 福は内!』」
と会場のみんなで(一応日本語の授業なので、日本語で)言うと、苦しみ始める鬼(悪魔)たち。
「それにピーナツもありますよ。」
と言いながら、豆の代わりにピーナツを会場のみなさんに配り始めるお多福。
(日本語教室の生徒の中に年男がいないか事前に調べたけれどいなかったので、お多福自ら豆を勢いよく投げる・・・ということはせず静かに配る。ミンスク市立児童図書館内でけが人が出たら、不祥事になってしまうため。)

 こうして鬼(悪魔)は逃げて行くのでした。(田中さんも鬼から人間に戻りました。良かった・・・)


 

田中将浩さんと日本語で歌おう会 節分コンサート 3

2019-02-03 | 日本文化情報センター
 次の曲は田中さんとエヴゲーニイ・パンチュホフさんによるギターの競演。
 斉藤和義「ずっと好きだった」です。
 みなさんのお待ちねの二人ですよ。 きゃー、かっこいい!!! と特に女子はみんなそう思ったはず。もうすでに息がぴったりの二人ですね。
(私はこの歌を聞きながら、「ずっと好きだった」? こんな台詞誰かに言われてみたいよ。と思っていました。)
 
 この後、私(司会のお多福)から日本の節分とは何かという説明をしていました。
 すると突然、会場の電気が消えて真っ暗に・・・!!!
 みんながびっくりしていると、暗闇の中、何者かが侵入。
「あ、誰ですか?」
(本来なら「あ、そこにいるのは誰? 誰なのっ?!」と叫ぶのがふつうですが、観客のみなさんの日本語能力に合わせて、外国人向け教科書に載っている例文みたいな日本語で話す司会者。)

 すると、闇の中から
「うははははは・・・・!」
という不気味な叫び声が・・・! 

田中将浩さんと日本語で歌おう会 節分コンサート 2

2019-02-03 | 日本文化情報センター
 この日本語コンサートは日本文化情報センター日本語教室の生徒さんのうち、
「日本語の歌? 歌えますよ!」「十八番があります!」
とふだんから、日本の歌が好きで、自分も歌ってます、という人が優先して出演できます。
 プロの田中さんにギター伴奏をしてもらえるなんて、光栄なことですよ。
 
 と言う訳で、最初に生徒の一人、ワレリーさんが子どもの歌ですが「雨ふりくまの子」を歌うことになったのですが、本番当日インフルエンザにかかってしまいました。
 仕方がないので、日本語が得意な私と辰巳結重さんが代わりに歌いました。練習していなかったので大丈夫かしらと思ったのですが、簡単な子どもの歌だったので助かりました。

 何とか一曲目を乗り切り、次はカーチャさんとイリーナさんの二人「嵐」による「果てない空」です。
 この歌は歌詞がけっこう長くてたくさんあるのですが、一生懸命歌ってくれました。
 カーチャさんは長年の嵐ファンだそうで、でも一人だと緊張するのでイリーナさんがいっしょに歌ってくれることになり、仲良く歌ってくれました。
 カーチャさんは嵐の歌の中でも簡単な歌を選んだと言っていましたが、それでも日本語が母国語ではない人にとっては難しかったと思います。
 二人ともすごくがんばっていたので、次回のコンサートではまた嵐の歌をリクエストしたいですね。
  
 
 
 


田中将浩さんと日本語で歌おう会 節分コンサート 1

2019-02-03 | 日本文化情報センター
 昨年9月に日本文化情報センター日本語教室の生徒と、日本語で歌うコンサートを開いたギタリストの田中将浩さんが再びベラルーシへ来てくれました。

 第1回目の「田中将浩さんと日本語で歌おう会」について詳しくはこちらです。

 田中将浩さんのインスタグラムはこちらです

 前回は時間のない中、無理をお願いして短時間で日本語コンサートを実施したのですが、今回は時間に余裕があったので、また田中さんのご厚意に甘えて、「節分コンサート」を行うことになりました。
 田中さん、本当にありがとうございます!!

 それから、初めに明記しておかないといけないことを。
 田中さんはノーギャラで演奏してくださいました。(プロなのに申し訳ないです・・・)
 もちろん、歌った生徒たちもアマチュアなので、ノーギャラです。
 会場になったのはミンスク市立第5児童図書館内で、会場費無料。
 日本語本語の授業の一環として行った音楽会なので、入場料無料。
 そもそも日本文化情報センターの日本語教室の授業料が無料。
 そもそも私も日本語教師としての給料はいただいておりません。

 以上のことを書いておかないと、JASRACが「著作権がどうのこうの」と言ってきそうなので。
 ちなみにJASRACのHPによると・・・
「著作権法第38条第1項は、公表された著作物は、以下の3つの要件を全て充たしている場合には、権利者の許諾を得ることなく演奏できると定めています。
(1)営利を目的としていない
(2)聴衆または観衆から、入場料ほか料金を徴収しない
(3)出演者等に報酬が支払われない
したがいまして、上記の3要件を全て充たしている演奏会については、JASRACへの手続きは必要ありませんが、ひとつでも該当しない場合は、手続きが必要となります。」

 ・・・とありますが、今回も「田中将浩さんと日本語で歌おう会 節分コンサート」は上記全ての条件を満たしています、と明記しておきます。

 本題に戻りますが、今回は2月3日の節分の日にコンサートをすることになり、日本語で歌うだけではなく、日本の伝統文化についてもベラルーシ人に紹介できるよい機会になりました。