ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ロシア語翻訳プロジェクト「この星が絵でうめつくされたら」

2016-12-12 | 日本文化情報センター
 日本文化情報センターは絵本「この星が絵でうめつくされたら」稲吉紘実著(フレーベル館)をロシア語に翻訳するプロジェクトに協力することになりました。
 これは著者側からの依頼で、日本文化情報センターから発案したプロジェクトではありません。また出版費用をチロ基金が出すものではありません。

 日本文化情報センターの日本語教室(日本語文化愛好家クラブ)のメンバー24名と私が手分けして翻訳、校正を行う予定です。 そのほうが早くできるだろう、という予想と、そして1人でも多くの生徒に翻訳の練習をしてもらいたかったため、このような共同作業の形で進めることにしました。
 この24名のほとんどは日本語を勉強し始めて、2年から4年という生徒です。


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 1人1ページ担当して、総勢25名が参加し、ロシア語訳が完成しました。みんながんばりました。
 あとは日本側が出版してくれるのを待つのみです。
 日本語教室の生徒はプロの翻訳家ではありませんので、ボランティアで参加しましたが、翻訳作業のよい勉強、よい経験になったことと思います。

 せっかくなので、日本文化情報センター入り口前で、記念撮影をすることにしました。(ただ、総勢25名のうち、全員が写っているわけではありません。)
 でも日本文化情報センターの活動の歴史にまた一歩を記すことができました。

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 2018年1月、この本のロシア語版が出版されました。
 詳しくはこちらをご覧ください。
「絵のない絵本・この星が絵でうめつくされたら」ロシア語訳出版されました