先ほどの投稿で、ベラルーシへ旅行に行く人は、体内放射能値を測定しましょう! などと書き込みましたが、
「ベラルーシの経済危機はどうなっているのか?」
「治安は? ベラルーシへ行っても大丈夫?」
といったご質問のメールを複数の方からいただいております。
経済危機は続いております。はっきり言って苦しい状態です。ベラルーシ人にもよると思いますが・・・。
大統領が「これ以上の大幅な値上げを禁止する。」と宣言し、値上げを希望する業者は大統領じきじきの許可をもらわないといけないんだそうです。
店には「すかすかの商品棚」があると、買い物客が「物不足か?!」と不安な心理になるので、「すかすかなスペースは絶対作るな」というおふれも出たらしく、とにかく在庫を出してきて、品出し作業を店側がしているので、一見商店には物がたくさんあるように見えます。
でも、例えば輸入品であるコーヒーや紅茶の棚は3分の2しか埋まっておらず、よく見たら砂糖が土嚢のように積んであって、すかすかスペースになっていないように見せかけていたりしています。お店も苦労しているでしょう・・・。
輸入品は全て何倍にも値上がりしました。2月には1万6000ルーブルだったコピー用紙が今6万5000ルーブルします。(私個人としてはこれが一番解せない・・・。仕事に必要なんですけどね。)
それとベラルーシは国内で紙おむつを作っていないのです。うそーと思われるかもしれませんが、本当に全て輸入です。
(生理用ナプキンなんてベラルーシ国内で製造されるようになってから、まだ10年経ってないです。それまでは輸入品しかありませんでした。)
紙おむつはすごい値上がりしています。計算したら40個入りの紙おむつ3つ買ったら、私の月給がなくなるんですよ。
今、乳幼児抱えていなくてよかった・・・。とは言うものの、うちは子供が赤ちゃんのころはずっと布おむつ派でしたが。
現在1ドルがおよそ5050ルーブルです。
日本から旅行など短期間の滞在をされる方は、両替所で多額の外貨をベラルーシルーブルに両替しないでください。
両替して、買い物などに使い切ってしまえばいいですが、たくさん残った場合、再両替ができないと思ってください。
現在ベラルーシの銀行では外貨からベラルーシルーブルに両替するのは簡単にできますが、逆の場合は両替所にたまたま外貨があった場合だけです。それとできたとしてもパスポートの提示が求められますので、注意。
日本国内の銀行ではベラルーシルーブルを日本円に両替することはできません。
気をつけてくださいね。
治安についてですが、目立って悪くなったとは言えません。しかし6月1日から学校が夏休みに入り、ハイティーンの子どもたちや若者による、いたずらや不良行為が増えました。(窃盗、けんか、夜間大騒ぎをする、放火や落書きなど器物損壊、乱暴行為など)
これも経済危機による社会の閉塞感が生んでいる現象なのかもしれません。
旅行者の方は念のため気をつけてくださいね。治安は悪くなっていない、といっても、何か1回でも被害にあったら、その人にとってベラルーシが治安のいい国かどうか? なんていう事前の一般的な評価なんてどうでもいいことなんですから。
地下鉄は大きい荷物を持っていると、改札口で警官か軍人に金属探知機で調べられます。
しかし最近はゆるくなっていて、女性や子どもを連れている人はほとんど調べられることなく、改札を通れます。
経済についてはこれからどうなるのか、全く予想不可能です。私には答えられません。(←当たり前だ。)
未来を予測できたら本当にいいんですけどね。
(追加情報)
29日にはこのようなニュースも。
露国営電力企業、ベラルーシ向け電力供給停止(読売新聞) - goo ニュース
【モスクワ=貞広貴志】ロシアの国営電力企業インターラオは29日、ベラルーシ向けの電力供給を停止した。
12億ルーブル(約35億円)の代金未払いが理由で、ベラルーシの経済危機がさらに深刻化する恐れがある。ベラルーシ政府は29日、近く代金を支払う方針を示した。
「ベラルーシの経済危機はどうなっているのか?」
「治安は? ベラルーシへ行っても大丈夫?」
といったご質問のメールを複数の方からいただいております。
経済危機は続いております。はっきり言って苦しい状態です。ベラルーシ人にもよると思いますが・・・。
大統領が「これ以上の大幅な値上げを禁止する。」と宣言し、値上げを希望する業者は大統領じきじきの許可をもらわないといけないんだそうです。
店には「すかすかの商品棚」があると、買い物客が「物不足か?!」と不安な心理になるので、「すかすかなスペースは絶対作るな」というおふれも出たらしく、とにかく在庫を出してきて、品出し作業を店側がしているので、一見商店には物がたくさんあるように見えます。
でも、例えば輸入品であるコーヒーや紅茶の棚は3分の2しか埋まっておらず、よく見たら砂糖が土嚢のように積んであって、すかすかスペースになっていないように見せかけていたりしています。お店も苦労しているでしょう・・・。
輸入品は全て何倍にも値上がりしました。2月には1万6000ルーブルだったコピー用紙が今6万5000ルーブルします。(私個人としてはこれが一番解せない・・・。仕事に必要なんですけどね。)
それとベラルーシは国内で紙おむつを作っていないのです。うそーと思われるかもしれませんが、本当に全て輸入です。
(生理用ナプキンなんてベラルーシ国内で製造されるようになってから、まだ10年経ってないです。それまでは輸入品しかありませんでした。)
紙おむつはすごい値上がりしています。計算したら40個入りの紙おむつ3つ買ったら、私の月給がなくなるんですよ。
今、乳幼児抱えていなくてよかった・・・。とは言うものの、うちは子供が赤ちゃんのころはずっと布おむつ派でしたが。
現在1ドルがおよそ5050ルーブルです。
日本から旅行など短期間の滞在をされる方は、両替所で多額の外貨をベラルーシルーブルに両替しないでください。
両替して、買い物などに使い切ってしまえばいいですが、たくさん残った場合、再両替ができないと思ってください。
現在ベラルーシの銀行では外貨からベラルーシルーブルに両替するのは簡単にできますが、逆の場合は両替所にたまたま外貨があった場合だけです。それとできたとしてもパスポートの提示が求められますので、注意。
日本国内の銀行ではベラルーシルーブルを日本円に両替することはできません。
気をつけてくださいね。
治安についてですが、目立って悪くなったとは言えません。しかし6月1日から学校が夏休みに入り、ハイティーンの子どもたちや若者による、いたずらや不良行為が増えました。(窃盗、けんか、夜間大騒ぎをする、放火や落書きなど器物損壊、乱暴行為など)
これも経済危機による社会の閉塞感が生んでいる現象なのかもしれません。
旅行者の方は念のため気をつけてくださいね。治安は悪くなっていない、といっても、何か1回でも被害にあったら、その人にとってベラルーシが治安のいい国かどうか? なんていう事前の一般的な評価なんてどうでもいいことなんですから。
地下鉄は大きい荷物を持っていると、改札口で警官か軍人に金属探知機で調べられます。
しかし最近はゆるくなっていて、女性や子どもを連れている人はほとんど調べられることなく、改札を通れます。
経済についてはこれからどうなるのか、全く予想不可能です。私には答えられません。(←当たり前だ。)
未来を予測できたら本当にいいんですけどね。
(追加情報)
29日にはこのようなニュースも。
露国営電力企業、ベラルーシ向け電力供給停止(読売新聞) - goo ニュース
【モスクワ=貞広貴志】ロシアの国営電力企業インターラオは29日、ベラルーシ向けの電力供給を停止した。
12億ルーブル(約35億円)の代金未払いが理由で、ベラルーシの経済危機がさらに深刻化する恐れがある。ベラルーシ政府は29日、近く代金を支払う方針を示した。