電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

今年こそプルーンのシンクイムシ対策をなんとかしたい

2023年04月25日 06時00分53秒 | 週末農業・定年農業
昨年は、サクランボと桃の管理に労力を注いだせいか、スモモやプルーン、特にプルーンのシンクイムシ対策をタイムリーに実施することができず、被害が顕著というよりも「ほぼ全滅」に近い状態でした。出荷したとしても価格が安く、あまり経営面での貢献は少ないのですが、それでも孫や親戚に送ったりご近所に配ったり自宅で食べることができないのはくやしいです。今春から非常勤の勤務もなくなり、日中の時間がかなり自由になるのですから、今年こそはなんとかしたいものです。対策としては、

  • 4月中旬〜下旬にコンフューザー「ナシヒメコン」を設置することで交尾妨害と産卵抑制を行う。


     (4月18日のシュガープルーン、まだ開花していない。)

      (4月24日のシュガープルーン。4月21日ころに開花した。)

  • サクランボの殺虫剤が解禁となる5月〜6月の発生期に、ダイアジノン等の散布を行う
  • プルーン、スモモ、なし等の幹周りを耕して、土中に生息する幼虫を減少させる

などでしょうか。ネット上にある文献等を参照しながら、有効な対策を試みていきたいところです。



ちなみに、しばらくぶりにコンパクトなデジタルカメラを持ち出しました。横長のものがスマートフォンで、4対3のものがデジカメによる撮影です。お天気が違うので明るさなど一概には言えませんが、花の自然な感じはやっぱりカメラのほうがいいかな。


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2 コメント

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kumaneko48 さん、 (narkejp)
2023-04-26 06:34:51
コメントありがとうございます。ナシヒメコン、おもしろい名前ですね。どうやら、ナシヒメシンクイムシに対応したコンフューザー、という意味らしいです。ナシヒメシンクイムシというのは1cmくらいの小さな蛾で、それが果実に産卵して内部で孵化、幼虫が食い荒らすと実が落ちます。すると地中に移行し、冬越しする形で、年に数回、発生するのだそうです。その交尾を撹乱する性ホルモンのコンフューザーですので、他の訪花昆虫などには影響がないというのが謳い文句のようです。
https://www.shinetsu.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/pestcontrol4_2_r1.pdf
たしか、高校の同級生がこの会社に入って役員をしていたのではなかったかな。結婚式に返事をよこさずすっぽかしたやつ(^o^)/
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Unknown (kumaneko48)
2023-04-26 04:25:22
ナシヒメコン、
名前も由来はなんだろう
それにしても、本格的ですね。narkejp さん。プルーン大好物です。月末は長男家族を連れて筍掘りに行ってきます。手入れされてる山なので孫達でも掘れる
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