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リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

危険な店

2021年05月21日 08時59分39秒 | 音楽系
昔は危険な店というのが何軒かありましたが、最近はもう絶滅のところもあるようです。

以前東京に出かけたときは、必ず秋葉原のi丸電気のCD館に寄ったものです。お目当ては一番上の階でしたが、小さな狭いエレベーターで上がって中に入るとそこは誘惑に満ちた危険な香りが一杯です。古楽関連の在庫も多く、「ガウルティエのリュート曲集」(笑)なんて日本語タイトルが貼られているCDもありました。

名古屋にもPコの上の方の階に同様の店がありました。ここもなかなか品ぞろえがよかったです。ここも大須あたりに行ったついでによく寄ったものです。

これらの店に入ると大抵1万から2万円、ヘタしたら3万くらいはCDを買ってしまいました。減らそうとは思うのですが、レアなものなのでこれを逃すともう手に入らないと思うと、やっぱり買っておこうかということでつい枚数が増えるのです。

バーゼルにも、こちらはCD屋さんではないですが、誠に危険な楽譜屋さんがありました。危険なCD屋さんと同様、店に入ると次から次へと気になる楽譜が現れてつい買ってしまいます。中世リュートのボブ先生にあそこはdangerous shopだって言いましたら、彼も全くその通りだと言っていました。同じような被害者はいるものです。

バーゼルの楽譜屋さんは今どうなっているかはわかりませんが、名古屋Pコの店に何年か前に行ったときはすっかり品ぞろえが悪くなっていました。東京秋葉原のi丸電気のCD館に至ってはお店そのものがなくなっています。

危険な店が激減して安心できるようになったかというと必ずしもそうではありません。今はネットで何でも購入できてしまいます。ただCD自体を買うことはぐっと減り、最近はサブスクで聴いたりデータをネットで購入したりするケースが増えてきました。この10何年で音楽を供給するメディアも、販売する形態も様変わりその結果人々の行動もすっかり変化してしまいました。これらの大変動の中核にあるのがデジタルの技術なんでしょうが、つい最近まであったアナログな危険店がすでに懐かしくもあります。

Windows10 21H1

2021年05月20日 10時33分00秒 | 日々のこと
Windows10 の最新版が近いうちにリリースされるというので、最近は夜寝る前、コンピュータの電源を切る時に、必ず「設定」の「更新とセキュリティ」を見てから切ることにしています。

前のバージョンは20H2は去年の秋のアップデートでしたが、下々にダウンロード可能が通知されるの随分時間がかかりました。調べてみるとプリンタ関連のバグがずっと取れないでいました。

昨夜寝る前に「更新とセキュリティ」を見てみますと、配信可能とありました。アップデートに時間がかかるようだと寝不足になるので、ネットで調べてみましたが、特に問題はないようです。なんでもインストールに要する時間は今までの小さな改訂と同じくらいで、すぐ終わるそうな。配信開始が18日の早朝、まだできたてのほやほやです。特に不具合情報も出ていないのでインストールしてみました。

ネット情報の通り、インストールは6分足らずで終了。めでたくバージョン21H1になりました。今朝不具合情報を確認してみると、5.1 Dolby Digitalオーディオ環境不具合とMicrosoft IME関連の不具合が出ていました。いずれも我が家ではそれらは使っていないので大丈夫です。一応サウンド関連とプリンタのドライバをチェックしてみましたが、いずれも正常に動作しました。今後まだ出てくるかもしれませんが、今のところウチは大丈夫です。

ワクチン接種の進捗状況とDX

2021年05月19日 12時27分50秒 | 日々のこと
昨夜のWBSによりますと、一昨日のワクチン接種数は45万人余りだったそうです。先週木曜は20万人、金曜は25万人、今週の月曜は40万人だったので、増えてはいるようですが菅総理が目標としている一日100万人はまだ少し先のようです。

東京では接種券の発送が遅れていて、大規模接種会場での予約ができないというトラブルが起こっています。また各地で予約が殺到して混乱したところも多いようです。

これらの元は結局のところデジタル化の遅れに行き着きます。接種券をいちいち紙に印刷してそれを封筒に入れて、郵便局に持っていく(まぁ実際は取りに来てもらうのでしょうけど)、そして届いた接種券を本人が持って接種会場に行くと言う、明治時代でもこのくらいはできていたであろうことをこの令和の時代にやっているわけです。

いくつかの自治体では受付はLineとWebに限るというところもあったようですが、私に言わせればバッ〇じゃないの!です。そこらのじいちゃん、ばあちゃんがスマホやコンピュータを使えるわけがないじゃないの。

一方そのあたりを見切った桑名市の方式、「桑名市モデル」は成功したと思います。高齢者かかりつけ医で個別接種で、予約はかかりつけ医にする、というものです。もっとも桑名市は、「安心、近い、短い」をうたっているので、DXに頼らないとは言っていませんが、結果的には江戸時代でも可能であったこの方式が現実解だったと思います。このあとは65歳未満の人への予約、接種も始まるでしょうけど、そのときはWebやLine予約のみにしてもいいのではないかと思います。

DXが発達していれば、Webで予約を受け付け、コンサートの電子チケットのように接種券(のQRコード)をスマホやPCで受け取って、それをもって接種会場に行くという流れが作れるわけです。

こうしたDXの普及の遅れを取り戻そうと、総務省が「高齢者デジタル講習」を始めるそうです。早々と6月から始めるというその講習会ですが、携帯販売代理店や公民館を会場に講師が出向いてスマホの操作やマイナンバーカードを使った行政手続きを指導するものです。

でもあれ?っと思うことがいくつかあります。

1.なぜスマホなの? スマホは字が小さく物理キーがないので高齢者には不向きです。やはりきちんとキーボードがついたノートパソコンと光回線によるネットワークを普及させるべきではないでしょうか。

2.なぜ総務省なの? 9月にはデジタル庁が発足しますので、そこの仕事ではないでしょうか。

会場が携帯販売代理店なら、そこでまだスマホを持っていないお年寄りは契約するでしょう。なんか総務省→電波割り当て→携帯キャリア→携帯販売代理店という図式がとてもわかりやすく見えています。6月から開始というのも9月にデジタル庁が発足する前にチャチャッとやってしまおうということでしょうか。やっていることは相変わらずです。

CASIO SL-760LU

2021年05月18日 17時24分46秒 | 日々のこと
カシオの古い電卓を今でも使っています。



SL-760LUという機種で、クレジットカードサイズ、厚さはクレカよりの倍くらいありますが、もう30年くらいは使っていると思いますが今でもにちゃんとソーラーバッテリーが機能して実用的に使えます。裏にはちゃんと MADE IN JAPAN、誇り高き日本製です。これを買った当時使っていた電気製品、電子機器は全て使えなくなっている中、これは電子機器のあるべき姿、あっぱれです。

先日ある計算をしていたら面白いことに気づきました。iPhone のアプリの電卓とこのカシオの電卓とで計算結果が異なるのです。

例えば次のような計算:

10-2÷2+1

これをこのカシオの計算機で書かれている順にやっていくと5になります。一方iPhoneのアプリでは10です。

四則演算の規則では掛け算割り算を先にすることになっていますので、上記のような式だと10が正解でiPhoneアプリが正しいです。四則が混在している計算は、電卓ではそのまま入力していくと四則演算のルールを反映してくれないと思い込んでいましたので、iPhoneアプリの演算結果に驚きました。

というより単に私が知らなかっただけだと思いますけどね。(笑)ずっと昔の電卓しか使っていませんでしたから。昔の電卓でも上記のような計算を頭から打ちこんで正しい答えを出す方法があったのかも知れません。現代ではとっくに普通になっていることでも、知識不足のまま過ごしていると妙な所で驚いたり関心したりするものです。

ハリッジ(3)

2021年05月17日 16時32分52秒 | 日々のこと
駆け足でまわったロンドンでしたが、いろんなところに行きました。一番の目的は大英博物館とリュート製作家のリード・ガルブレイス氏に会うことでした。

リードには渡欧する前に注文を入れてあり、実際に本人に会い注文の確認や細かな指示を出しました。彼のスタジオには確か親切なお兄さんに車で連れて行ってもらったように記憶しています。街で工事をしているお兄さんに道を尋ねたら、「おう、そのあたりならオレ大体知ってっから、のっけてってやらぁ。ほれ、乗りな」みたいな感じでトラックに乗せてもらってリードのスタジオに到着しました。



大英博物館は有名なところなので公共交通機関で普通に行くことができましたが、なにしろ巨大な施設です。今は楽譜は大英図書館にありますが、その当時は大英博物館のミュージック・デパートメントというところにありました。しかし施設が巨大すぎてどこにあるかわからず結局行くことができませんでした。



他に博物館はビクトリアアンドアルバート博物館に行きました。途中で1万円札をポンドに両替しようと銀行に行きましたが、両替はなかなかすんなりとはいきません。窓口の行員はニッポンの1万円札は見たことがないらしく、明るい方に向けて何度も透かしてみたりしていましたが、そのうち奥に行って詳しい人に相談に行き、そこで初めて本物だとわかったようで、ようやくポンドに両替してもらいました。76年ですからまだ日本が「ジャパン・アズ・ナンバーワン」になる前はこんなもんです。当時のレートは1ポンド700円くらいはしたと思います。(ちなみに今日のレートは154円でした)

こんな有名観光地にも一応行ってみました。あまり興味がなかったですが・・・



一日中ロンドン市内をほっつき歩いていたのですが、どこに行ったのかはもうはっきりとは覚えていません。帰りも船ですので、行きと逆のルートでハリッジから船に乗りました。帰りは行よりは空いていたので、椅子に座って用意されていた毛布を掛けると一瞬のうちに爆睡。目が覚めるとなんか人気が少なく、外に沢山人がいるのが見えます。まだ出発していなかったのかと思いましたが、外は明るく時計を見ましたら実は朝になりフック・ファン・ホラントに帰着していたのでした。



ハリッジ(2)

2021年05月16日 16時46分47秒 | 日々のこと
朝到着したときのHarwichの街です。といっても40年以上経ったあとでブログに載せるとは夢にも思っていませんので、何の特徴的なものも写っていません。(笑)



船には日本人は誰も乗っていないと思っていましたが、おひとり東京大学の先生がいらっしゃいました。その方はE先生とおっしゃる薬学の専門の方で、なんでも休みを利用して各地の学会をまわってらっしゃるそうで、他の仲間の先生方は飛行機でロンドン入りしたのだが、それでは面白くないのでこの船に乗ったとのことでした。混んでいる船の中ではお見掛けすることはありませんでしたが、船を降りてリバプール・ストリート行の列車に乗る時にお目にかかり、到着までいろいろお話を伺いました。E先生、お元気でお過ごしでしょうか。

リバプール・ストリート駅に着いて、駅の売店の新聞売りスタンドにある新聞の見出しを見て驚いたのは田中角栄首相の逮捕でした。船に乗ったのは現地時間7月26日の夜10時頃で、翌日の27日の朝にリバプール・ストリートに到着しました。WIKIで調べてみると田中角栄が逮捕されたのは日本時間の7月27日ですので、ヨーロッパの27日付朝刊のトップニュースということでした。

ちなみに中国の大地震のニュースも帰るときの新聞売りスタンドで知ったと記憶していましたが、これもWIKIで調べてみると、唐山地震が1976年7月28日3時42分に発生したとありました。しかしながらその記憶はどうも勘違いでオランダに戻ってから知ったのだと思います。ロンドンにいたのは丸一日だけで、27日の夜には帰りの船に乗りました。その時刻は日本時間だと28日未明、つまり地震が起こった頃なので夕刊には間に合いませんから。

ハリッジ(1)

2021年05月15日 16時22分41秒 | 日々のこと
夜更かしして寝る前にテレビをつけてみましたら、ヨーロッパの街らしきところが映っていました。しばらく見ているとそれはイギリスの港町でハリッジというところのようです。どこにあるのかなと思っていましたら、地図が出てきました。それはロンドンから東の方にいったところで・・・英語のスペルはHarwichでした。

ここなら1976年に初めてヨーロッパにいったときに訪れたことがある街です。「ハリッジ」ってきっぱり書いてあるもんだから全く結びつかなかったです。確か「ハーウィジ」みたいな発音で、「R」の発音はほとんど聞こえなかったように記憶しています。マクドナルドとMacDonaldくらいの発音差はありますね。

この年の夏、デン・ハーグの佐藤豊彦さんのお家に1か月ほど居候させていただき、その間あちこち行っていたんですが、飛行機を使わず経済的にロンドンに行けるルートとして教えていただいたのが、Hook van Holland からHarwichを船で行く方法です。夜に出発して到着したら朝という、ホテル代も浮くプランです。当時飛行機でオランダから行くのは結構交通費がかかりましたが、この方法だとはるかに経済的です。

このルートは今も健在のようです。

HOOK OF HOLLAND - HARWICH

出発する直前のHook van Hollandです。奥の方に写っている船に乗りました。

夜の10時前だったと思います。緯度が北の方だったのでまだそれなりには明るかったですが、シャッター速度が遅いので手振れしてしまいました。

船はとても混んでいて座るところすらない状態で、結局地べた座りであまり眠れないまま夜を過ごしました。

Hika Rap

2021年05月14日 10時53分43秒 | 音楽系
カリフォルニアの片田舎に住んでいる私の孫(7歳、愛称Hika、女の子)がラップミュージックを作りましたので聴いてやってください。



ひとりでこここまで作ったわけではなく、まず音楽ナシでテキトーに作ったラップを録音、それを東京に住んでいる私の息子(ラッパーです)に渡して、それに合わせたミュージックトラックと動画ビデオを作ってもらい、それを孫がYou Tubeにアップ、という手順を踏んでいます。

そして私はそれらを調整したので、一応プロデューサーです。いわば三世代に渡る合作ですね。(笑)ビデオの始めに少し男性の声がしますが、これは息子の声です。

Hikaは英語ネイティブかつ幼児なので、早口なラップだとわかりにくいと思います。形式は一応ABACAという構成をとっていますが、ことば遊びで適当にやったものなので、文字にはなっていません。私が聞き取りに挑戦して文字にしてみました。聞き取れなかったところは本人にまだ尋ねていないので+++にしておきました。この部分を聞き取れた方がいらっしゃったら教えてください。(C)のところでは実際はすこし噛んでいますが、息子が上手に処理してくれました。

(A)
Aunt Rounny, you smell like macaroni
You put bonies in my toes I hate
Aunt Rounny, she’s from planet Mercury
She drives Lamborghini I like
She makes macaroni
(B)
I’m wanting she makes macaroni
I like she makes macaroni
I +++ she makes macaroni
(C)
Whenever I see, she +++ my ear
It’s so weird
That that’s +++ good on +++
I put on video game which is bad
Whenever I re+++
She is always looking at me (it’s) so weird

(A)は都合3回繰り返されます。ことば遊びなので意味的には荒唐無稽というかナンセンスです。深い意味はありません。

難発音

2021年05月13日 11時26分00秒 | 日々のこと
夕方何気にテレビをつけてみましたら、大相撲五月場所の中継をやっていました。

画面は若隆景のクローズアップ。福島県出身の力士で大関朝乃山と同い年の若手注目力士です。祖父は小結・若葉山(時津風部屋)、父は幕下・若信夫(立田川部屋)、兄は幕下・若隆元と十両・若元春という相撲一家に生まれたそうです。このしこ名は戦国武将・毛利元就の3人の息子のうちの三男、小早川隆景にちなんだそうで、彼の兄弟のしこ名も小早川隆景の兄である吉川元春と毛利家第13代当主毛利隆元に由来しているとのことです。出身の福島と安芸の国は接点がなさそうですから、歴史好きの方が命名したのかもしれません。

小早川隆景の隆景にファミリーのシンボルレター「若」を付けてしこ名にしたわけですが、「ワカタカカゲ」はちょっと発音がしにくいですね。「タカカゲ」だけなら何とかかまないで行けそうですが、それに「ワカ」が付くと「か行」が増えて言いにくいです。でも中継のアナウンサーはさすがプロです。一度もかむことはありませんでした。ただ解説の元力士の方は何度もかんでいました。(笑)

大昔の力士で北の洋(キタノナダ)という人がいましたが、このしこ名もいいにくいですね。大相撲ではないですが、少し前競馬でスモモモモモモモモという名の馬が昨年話題になりました。モが8つ、「李も桃も桃」ということですが、馬名はカタカナ9文字、ローマ字で18文字以内という規則があるそうです。禁止条項もありますが、モが8つでも一応意味のある語句なので認められたということでしょう。

スモモモモモモモモが出走する競馬中継を見ましたが、中継アナウンサーは見事一度もかむことはありませんでした。さすがですね。昔の大相撲中継アナもプロ意識に燃えて北の洋の取り組みを中継していたことだろうと思います。なお呼び出しや行司さんはゆっくりというので噛むことはなさそうです。呼び出しさんなんかはむしろ短いしこ名の方が節が乗らず大変なんじゃないかなと思います。



余ったガット弦の活用

2021年05月12日 13時49分06秒 | 音楽系
アキラのHLガット弦の細い弦は当ブログでお伝えしましたように、未だ実用的ではなかったのですが、弦は6~13コースのバス弦以外は複数セット購入しましたので、余ってしまいました。

そこで有効活用策として、モーリス・オッティジェー作のフレンチ・テオルボに2~5コース分を張ってみることにしました。張り方は、「ヴァイスの書簡」のところで紹介しましたドイツ・テオルボ式です。ドイツ・フレンチ・テオルボになってしまいますね。(笑)

この調弦法は1コースをd に、以下a, f, d, a, g 以下コントラGまで音階順です。バロックリュートの1コースなしで、2コース以下をずらして張る方法でした。以前から通奏低音は g チューニングのリウト・アティオルバートだけでなく、ニ短調調弦の楽器で行うときもありましたので、この「ドイツ・フレンチ・テオルボ」で秋のコンサートの通奏低音をやってみようと考えたのです。

ニ短調調弦の通奏低音をしているときに、しばしば1コースはあまり要らないと感じていましたし、あえて1コースを使わずに和音を押さえていたことがありましたので、「ドイツ・フレンチ・テオルボ」でも通奏低音は軽いものだと思っていました。が、しかし。実際にやってみると頭が混乱してきます。どうも私の頭の中では、弦とフレットの「絶対的位置」で楽器の調弦を理解していたようで、それをそっくりそのまま1コース分ずらすというのは似ているだけに混乱を招いたようです。

g チューニングとニ短調調弦の楽器も相互に楽器を替えると5コース6コースで違う音が出てしまうことがあるので、なるべく期間を置いて交替するようにしています。ドイツ・テオルボ式の調弦での通奏低音は相当習熟しないとリスキーなので、あっさり普通のニ短調調弦切り替えました。1コースはナイロン弦です。モーリスの楽器は弦長75cmなので少し張力が高めになりますが、まぁシングル弦だし大丈夫でしょう。