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リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

予約はファックスで!

2021年05月24日 12時36分04秒 | 日々のこと
今村泰典講習会はちょっとした手違いで延期になってしまい、その気になっていた方にはご迷惑をお掛けして大変申し訳なく思います。また新たな日程を発表させていただきますのでよろしくお願いします。

今回は会場をいつもの拙宅「ヴェルサイユの間」から変更して、メディアライヴのホールに致しました。本家おフランスのヴェルサイユの間は広いですが、我が家のはちょっと手狭ですので・・・(笑)

会場の予約をしようとメディアライヴのHPにアクセスして、記載されている電話番号に電話をかけました。メディアライヴは図書館や各種ホールなどからなる複合施設ですので、ホール受付に電話をしたのです。

すると「おかけになった電話は現在使われておりません」・・・あれ?こんなことってあるんでしょうか。仕方がないのでメディアライブの総合受付に電話して、そこから内線でホール受付に繋いでもらいました。

内線に出たおじさんに希望日時を告げて申し込もうとしましたら、本当は受付はファックスのみだそうな。でもせっかく電話して頂いたので受け付けてあげましょうということになりました。申し込みに必要な事柄を伝えたあと、確認の書類をファックスで送るのでファックス番号を尋ねられました。ウチはたまたまレーザープリンタ複合機がありオマケにファックスが付いているのでいいのですが、今ではファックスを持っている人は少数です。なかった場合はどうするのでしょうか。郵送?それとも取りに来い?

それにしても今どき、ファックスで申し込み、ファックスで返信というシステムになっている事実に少し眩暈がしました。そのくせID番号というのがあって、まずそれに登録しないといけないそうです。いかにもデジタル化しているかのようなID登録ですが、実際の流れは、ID登録→ファックス申し込み→ファックスで確認、です。私はたまたまID登録をしていましたので、ワンステップ少なかったですが。

なおファックス受付のみなのでホール受付には電話がないのかも、なんて思ったりもしましたが、実際にはちゃんとありました。向こうからの確認ファックスに書かれていた番号(HPの番号とは異なります)に掛けると繋がりました。HPの電話番号が更新されてないだけでした。まぁこれはこれで困ったものですが。

現在では多分個人ベースでファックスをお持ちの方は少ないと思うのですが、まだファックスベースで仕事をしている事業所が多いということを反映しているのかも知れません。しかしシステム的には30年くらい前のもので、今だにこれが現役とは驚きました。これが地方都市の現状です。DXは道遠しです。