アキラのHLガット弦の細い弦は当ブログでお伝えしましたように、未だ実用的ではなかったのですが、弦は6~13コースのバス弦以外は複数セット購入しましたので、余ってしまいました。
そこで有効活用策として、モーリス・オッティジェー作のフレンチ・テオルボに2~5コース分を張ってみることにしました。張り方は、「ヴァイスの書簡」のところで紹介しましたドイツ・テオルボ式です。ドイツ・フレンチ・テオルボになってしまいますね。(笑)
この調弦法は1コースをd に、以下a, f, d, a, g 以下コントラGまで音階順です。バロックリュートの1コースなしで、2コース以下をずらして張る方法でした。以前から通奏低音は g チューニングのリウト・アティオルバートだけでなく、ニ短調調弦の楽器で行うときもありましたので、この「ドイツ・フレンチ・テオルボ」で秋のコンサートの通奏低音をやってみようと考えたのです。
ニ短調調弦の通奏低音をしているときに、しばしば1コースはあまり要らないと感じていましたし、あえて1コースを使わずに和音を押さえていたことがありましたので、「ドイツ・フレンチ・テオルボ」でも通奏低音は軽いものだと思っていました。が、しかし。実際にやってみると頭が混乱してきます。どうも私の頭の中では、弦とフレットの「絶対的位置」で楽器の調弦を理解していたようで、それをそっくりそのまま1コース分ずらすというのは似ているだけに混乱を招いたようです。
g チューニングとニ短調調弦の楽器も相互に楽器を替えると5コース6コースで違う音が出てしまうことがあるので、なるべく期間を置いて交替するようにしています。ドイツ・テオルボ式の調弦での通奏低音は相当習熟しないとリスキーなので、あっさり普通のニ短調調弦切り替えました。1コースはナイロン弦です。モーリスの楽器は弦長75cmなので少し張力が高めになりますが、まぁシングル弦だし大丈夫でしょう。
そこで有効活用策として、モーリス・オッティジェー作のフレンチ・テオルボに2~5コース分を張ってみることにしました。張り方は、「ヴァイスの書簡」のところで紹介しましたドイツ・テオルボ式です。ドイツ・フレンチ・テオルボになってしまいますね。(笑)
この調弦法は1コースをd に、以下a, f, d, a, g 以下コントラGまで音階順です。バロックリュートの1コースなしで、2コース以下をずらして張る方法でした。以前から通奏低音は g チューニングのリウト・アティオルバートだけでなく、ニ短調調弦の楽器で行うときもありましたので、この「ドイツ・フレンチ・テオルボ」で秋のコンサートの通奏低音をやってみようと考えたのです。
ニ短調調弦の通奏低音をしているときに、しばしば1コースはあまり要らないと感じていましたし、あえて1コースを使わずに和音を押さえていたことがありましたので、「ドイツ・フレンチ・テオルボ」でも通奏低音は軽いものだと思っていました。が、しかし。実際にやってみると頭が混乱してきます。どうも私の頭の中では、弦とフレットの「絶対的位置」で楽器の調弦を理解していたようで、それをそっくりそのまま1コース分ずらすというのは似ているだけに混乱を招いたようです。
g チューニングとニ短調調弦の楽器も相互に楽器を替えると5コース6コースで違う音が出てしまうことがあるので、なるべく期間を置いて交替するようにしています。ドイツ・テオルボ式の調弦での通奏低音は相当習熟しないとリスキーなので、あっさり普通のニ短調調弦切り替えました。1コースはナイロン弦です。モーリスの楽器は弦長75cmなので少し張力が高めになりますが、まぁシングル弦だし大丈夫でしょう。