そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

竹の秋(竹秋)

2005年04月23日 | 3~5月の草木
このところ、まるでぼたん雪が降るときのように、あるいは花吹雪のように、風に乗って、黄色くなった竹の葉が舞い散っています。
ここに引っ越してくるまで、見たことのない風景でした。

街暮らしが長かった私は、竹の葉は年中青いものと思い込んでいました。

私の住む部屋の裏側は竹薮です。
冬に転居してきて春になり、竹の葉がだんだん黄色くなって散り始めたとき、このまま枯れてしまうのか心配したものでした。

その後、何気なく見ていた「歳時記」に、竹秋・竹落ち葉という季語を見つけました。竹の子が育つ時に養分を取られて、葉は黄色くなって枯れてしまうのだそうです。竹秋を「竹の秋」と読んでいる句もありました。

先日の散歩で、そんな一枚が午後の陽に映えているのが目にとまりました。
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7 コメント

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歳時記 (おうま)
2005-04-23 17:58:33
“竹の秋”音も無く舞う黄金いろの竹の葉は、「かぐや姫の世界」です。

歳時記は、言葉の宝庫ですね!



 一抜けし噂の的に竹落葉
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竹の秋! (となりの美恵ちゃん )
2005-04-24 08:50:55
いつも同じもの見ているのに!!!

目の付け所~繊細さに、脱帽。
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歳時記は (森のどんぐり屋)
2005-04-24 10:25:08
つい見過ごしてしまうような現象や事柄や行事などを教えてくれるので、季節感を感じて生活していたい私には、愛読書の一つです。



父が俳句を作っていたことと、先日書いた「春落ち葉」という言葉を教えてくれた人の影響で読みはじめました。

このブログのネタ探しにも威力を発揮してくれます!



おうまさんは、物知りでいらっしゃいますから、これからも色々教えてくださいね。



となりの美恵ちゃん、ここ、どこだか判ります?
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Unknown (mituo)
2005-04-24 10:47:34
季語「竹の秋」一つ賢くなりました。

ところで、おうまさんと森のどんぐり屋さんが時々俳句をご紹介されたり、ご披露されたりされます。其れが何時もテーマにふさわしくテーマを引き立てていて見る私たちを楽しくしてくれます。

俳句がもう少し多くても良いのではと思いますが・・。
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mituoさんへ (森のどんぐり屋)
2005-04-24 14:01:38
ありがとうございます。でも、俳句は好きな人にはいいですが、興味のない方にはつまらないと思いますし、おうまさんはお上手ですが、私は、下手のなんとやらなので・・・

今ぐらいがいいのではないでしょうか?

みなさま、いかがでしょうか?



ただ、季語は皆さんにもお伝えして、日々の生活の彩りにしていただけたらと思い、これからもご紹介したいです。



mituoさんも俳句をおつくりなのですから、ぜひお書きくださいね。
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俳句・・・・ (隣の美恵ちゃん)
2005-04-24 16:54:44
センスがない私は・・・・これから勉強します。

場所はわかりません??裏かななぁんて
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となりの美恵ちゃんへ (森のどんぐり屋)
2005-04-24 18:34:26
ピンポーン!
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