そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

滋賀県大津市&岐阜県本巣市のマンホールの蓋

2017年04月16日 | マンホールなどの蓋
またまた、おなじみの乙女椿さんが撮影されたものです。

まず、滋賀県大津市のもので、ちょっと珍しいデザインです。
大津絵の中から、鬼の寒念仏(右)と藤娘(左)が取り上げられ、真中には、大津市の木ヤマザクラ・市の花エイザンスミレ・市の鳥ユリカモメがあしらわれています。
下には琵琶湖と瀬田の唐橋が。

大津絵(おおつえ)とは、滋賀県大津市で江戸時代初期から名産としてきた民俗絵画で、東海道を旅する旅人たちの間の土産物・護符として知られていたとのことです。


もう一つは、岐阜県本巣町(旧・根尾村)のものです。

N E Oとローマ字で書かれているので、初めて見たときは??でした。
それで調べてみると、根尾村という地名がわかって納得しました
「薄墨桜」のあるところなので、デザインにもその桜が取り入れられています。

N E Oの文字の下にあるのは、この土地の名産で、菊の花に見える模様が入っているので、菊花石と呼ばれ、鑑賞用の石の中でも最高に美しいものとして全国でも有名だとか。

今は特別天然記念物に指定されているので、採取はできません。
出回っているのは、指定以前に手に入れられたものか、他の地区で採取されたものでしょうと、説明に書かれていました。

上部にデザインされているのは、当然ですが「薄墨桜」です。
前面にちりばめられている桜の花びらがきれいですね!

斜めから写されているので、よく見ていただけるようにと思い、真上からの写真を、日本マンホール蓋学会のHPよりお借りしてきました。

コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 草を探して歩いていると・・・ | トップ | カラスノエンドウの仲間たち »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど。 (小坊主)
2017-04-18 10:24:59
鬼の寒念仏というのが、寓意が効いていて、面白いですね。
鬼が法衣を着れば坊主、スーツを着れば政治家、かしらん?
返信する
小坊主さんへ (森のどんぐり屋より)
2017-04-18 17:00:49
そういえば、鬼がスーツを着ているようなヒトがいますねえ~
返信する
マンホールも大喜び (乙女椿)
2017-04-18 19:04:22
ありがとうございます\(^-^)/
ご丁寧に解説までしていただいて、マンホールも大喜びしているようです!
下水や汚水は、生活に密着しているのにイメージ的に避けてしまうところですよね。
そんな縁の下のちからで生活が成り立っているのを忘れてしまいがちな感謝のこころも芽生えてくるのですから、改めて、森のどんぐり屋さんにありがとうございますと申し上げます
返信する
乙女椿さんへ (森のどんぐり屋より)
2017-04-18 21:01:43
なんだかマンホールの蓋さんからお礼をいただいたような・・・
生活に欠くことの出来ない存在ですものね!大切にしなくては、と思います。
返信する
ブームでしょうか (乙女椿)
2017-04-24 11:49:45
こんにちは~森のどんぐり屋さん♪
週末は、京都府北部の私用の合間にマンホールを見つけました♪
同行した子どもたちのはなしでは、蓋女といって、マンホールの蓋を撮る女の人をテレビで紹介していたそうです。マンホールの蓋がちまたではブームになっているんだとしたら、嬉しいですね!
返信する
乙女椿さんへ (森のどんぐり屋より)
2017-04-24 14:50:28
日本全国の多くの都市で、マンホールカードというのを発行しているようですよ!
プレミアムがついたりもしてるみたいです。

何でも流行に乗りやすい我が民族ですから!!
返信する
新たな発見 (乙女椿)
2017-04-29 08:59:27
おはようございます~♪森のどんぐり屋さん(*^.^*)いつもありがとうございます!
岐阜県坂祝(さかほぎ)町のマンホールカバーに【農】という文字、初めて見つけました♪
返信する
乙女椿さんへ (森のどんぐり屋より)
2017-04-29 09:37:55
まあ! 面白いですね!!
楽しみ♪
返信する

コメントを投稿

マンホールなどの蓋」カテゴリの最新記事