そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

末盛千枝子さんの著書より

2022年04月30日 | 心に残っている言葉
『ことばのともしび』(新教出版社・2013)
年をとることのすばらしさの一つは、いろいろな経験が、特に苦しく悲しい経験が、結局は自分を育ててきたという実感を持てることではないかと思います。

著者は、配偶者との死別、幼い2人の子どもを抱えながらの絵本編集者としての生活、ご子息の難病と障害など、たくさんのご苦労を生き抜いてこられました。
その暮らしの中で感じた多くのことを通じて、今あるご自分をみつめて、書かれているご本です。

どの著書を拝見しても感じる温かさは、たくさんの苦しみや悲しみが育て上げたものであると、しみじみと感じます。

多くの有名人が「人生に無駄な経験は一つもない」とおっしゃっています。
年を取ると、本当にそうだと、自信をもって言えるようになりますね


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写真は、葉をすっかり落とした裸木の梢に輝く環天頂アークの姿です。
少し画面を暗く調整してありますが、大阪府枚方市に暮らしていたころのある夕方、見上げた空に見えていました。
思わずご近所の方々を呼び出して、みんなで見上げました。

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2 コメント

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Unknown (あおぞら)
2022-05-01 11:08:54
懐かしい環天頂アークですね、覚えがあります。
最近はなかなか環水平アークも見られません。
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森のどんぐり屋より (あおぞらさんへ)
2022-05-01 15:51:48
まあ、覚えていてくださったのですね!
ありがとうございますm(_ _)m

私も最近は見ていません。広い空が見渡せないところに住んでいるせいもあるかと思いますが、寂しいです。
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